症状チェック

こうとうがん

喉頭がん

喉頭がんとは

喉頭がんの多くが声帯に発生します。そのため、最初は声がしわがれるという自覚症状が出てきます。その他、できる場所によっては、のどに違和感を感じたりします。痛みが出たり、呼吸困難、ものが飲み込みにくいといった症状が出たときには、がんはかなり進行しています。

解説の続きを読む

チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 かぜや声の使いすぎがないのに、声がしわがれてきましたか

項目を選択してください。

2 のどに違和感がありますか

項目を選択してください。

3 かぜでもないのに、せきやたんが出ますか

項目を選択してください。

4 たんに血が混じっていますか

項目を選択してください。

5 息が臭いですか

項目を選択してください。

6 呼吸が苦しいですか

項目を選択してください。

7 くびのつけ根のリンパ節がはれていますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

喉頭がん解説の続き

さらに進行すると、血液が混じったたんが出たり、せきやたんがふえたりします。息も臭くなり、頸(けい)部のリンパ節が大きくはれます。

喉頭がんの原因

声の使いすぎやたばこ、大気汚染、慢性の炎症といったのどへの刺激が原因といわれています。50~60歳代の男性に多いがんです。声帯の一部が白くかたくなる喉頭角化症や喉頭乳頭症ががん化することもあります。

喉頭がんの治療

放射線治療、手術、抗がん薬の治療法があります。病状にあわせて、もっとも適切な治療法を選びます。

検査

間接喉頭鏡や内視鏡による検査をおこないます。確定診断には組織をとる生検をおこないます。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

もっと読む

症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

のどに起こる異常と付随する症状 疑われる病気名
声がれ 咳、のどの異物感 急性喉頭炎 慢性喉頭炎
嚥下困難、血痰 喉頭がん
喘鳴 声が出なくなる、呼吸困難 喉頭乳頭腫
発熱、犬の吠え声のような咳 急性声門下喉頭炎
のどの違和感、発声時の違和感 声帯ポリープ 声帯結節
声が鼻にもれる、肩が痛い、嚥下困難 反回神経麻痺

「のどがおかしい」をもっと見る

編集制作 : (C)株式会社 時事通信出版局

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。