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でえびご

デエビゴ

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

精神神経科の薬/催眠薬(睡眠導入薬)

解説タイトル

オレキシン受容体拮抗薬

一般名 解説

レンボレキサント
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 2.5mg 1錠 52.10円
錠剤 / 5mg 1錠 82.70円
錠剤 / 10mg 1錠 123.60円

製薬会社 解説

エーザイ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

オレキシン受容体拮抗薬(不眠症治療薬)

規制 解説

使用量と回数 解説

1日1回5~10mgを就寝直前に服用。

識別コード 解説

2.5mg 本体コード:LEM:2.5
5mg 本体コード:LEM:5
10mg 本体コード:LEM:10

その他 解説

保険収載年:2020/4

デエビゴ錠5mg

デエビゴ錠10mg

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

不眠症

解説 解説

オレキシンは覚醒・睡眠を調整する重要な神経伝達物質です。従来の睡眠薬はGABAA受容体あるいはメラトニン受容体に作用するのに対し,スボレキサントおよびレンボレキサントは覚醒を促進するオレキシンの受容体への結合を阻害して過剰な覚醒状態を抑制することで睡眠を誘導する,オレキシン受容体拮抗薬です。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*両剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/[スボレキサント]イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ポサコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド),ボノサップパック(プロトンポンプ阻害薬),ラベキュアパック(プロトンポンプ阻害薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),パキロビッドパック(パキロビッドパック)),エンシトレルビル フマル酸(エンシトレルビル)の服用中/[レンボレキサント]重度の肝機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……ナルコレプシーまたはカタプレキシー/脳の器質的障害/[スボレキサント]重度の肝機能障害/重度の呼吸機能障害/[レンボレキサント]中等度および重度の呼吸機能障害(閉塞性睡眠時無呼吸および慢性閉塞性肺疾患を除く)/中等度および重度の閉塞性睡眠時無呼吸および慢性閉塞性肺疾患(長期服用の場合)/重度の腎機能障害/軽度および中等度の肝機能障害/高齢者
(3)服用方法……(1)本剤は就寝の直前に服用します。服用して就寝した後,睡眠途中に一時的に起床して仕事などをする可能性があるときには服用しないでください。(2)本剤は,食事と同時または食直後に服用しないでください。空腹時の服用に比べて本剤の血中濃度が低下することがあります。
(4)禁酒……本剤の服用中にアルコールを飲むと作用が強まり,精神運動機能が低下する可能性があります。服用中は禁酒してください。
(5)危険作業は中止……本剤の影響が服用の翌朝以後に及び,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあるので,服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

[スボレキサント]
(1)すぐに処方医に連絡する副作用……動悸/悪心,嘔吐/疲労/傾眠,頭痛,浮動性めまい,睡眠時麻痺/悪夢,異常な夢,入眠時幻覚,睡眠時随伴症,夢遊症,傾眠時幻覚,不安,激越/かゆみ

併用してはいけない薬 解説

[スボレキサント]イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ポサコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド),ボノサップパック(プロトンポンプ阻害薬),ラベキュアパック(プロトンポンプ阻害薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),パキロビッドパック(パキロビッドパック)),エンシトレルビル フマル酸(エンシトレルビル)→本剤の作用を著しく強めるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

[スボレキサント]
(1)併用すると相互に作用が強まるおそれがある薬剤……中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体(フェノチアジン系薬剤),バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)など)
(2)併用すると傾眠,疲労などの本剤の副作用が強まるおそれがある薬剤……CYP3Aを阻害する薬剤(ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬),フルコナゾール(深在性真菌治療薬)など)→併用する際には本剤を1日1回10mgに減量することを考慮します。
(3)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……CYP3Aを強く誘導する薬剤(リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェニトイン(フェニトイン)など)
(4)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……ジゴキシン(ジギタリス製剤

海外評価 解説

  • 2点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/10/15