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いとらこなぞーるないようえき

イトラコナゾール内用液

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

抗菌製剤と結核の薬/抗菌製剤

解説タイトル

深在性真菌治療薬

一般名 解説

イトラコナゾール
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

液剤 / 1% 1mL 49.80円

製薬会社 解説

ヴィアトリスHC=ヴィアトリス

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

抗真菌化学療法薬

規制 解説

使用量と回数 解説

処方医の指示通りに服用。

識別コード 解説

その他 解説

保険収載年:1993/8

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

[フルシトシンの適応症]真菌血症,真菌性髄膜炎,真菌性呼吸器感染症,黒色真菌症,尿路真菌症,消化管真菌症
[フルコナゾールの適応症]カンジダ属・クリプトコッカス属による感染症(真菌血症,呼吸器真菌症,消化管真菌症,尿路真菌症,真菌髄膜炎),造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防/[カプセル剤のみ]カンジダ属に起因する腟炎および外陰腟炎
[イトラコナゾール錠剤・カプセル剤の適応症](1)内臓真菌症(真菌血症,呼吸器真菌症,消化器真菌症,尿路真菌症,真菌髄膜炎)/(2)深在性皮膚真菌症(スポロトリコーシス,クロモミコーシス)/(3)表在性皮膚真菌症:(a)白癬(体部白癬,股部白癬,手白癬,足白癬,頭部白癬,ケルスス禿瘡(とくそう),白癬性毛瘡),(b)カンジダ症(口腔カンジダ症,皮膚カンジダ症,爪カンジダ症,カンジダ性爪囲爪炎,カンジダ性毛瘡(もうそう),慢性皮膚粘膜カンジダ症),(c)癜風(でんぷう),(d)マラセチア毛包炎/(4)爪白癬
[イトラコナゾール内用液の適応症](1)真菌血症,呼吸器真菌症,消化器真菌症,尿路真菌症,真菌髄膜炎,口腔咽頭カンジダ症,食道カンジダ症,ブラストミセス症,ヒストプラスマ症/(2)真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症/(3)好中球減少が予測される血液悪性腫瘍または造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
[ボリコナゾールの適応症](A)以下の重症または難治性の真菌感染症:(1)侵襲性アスペルギルス症,肺アスペルギローマ,慢性壊死性肺アスペルギルス症/(2)カンジダ血症,食道カンジダ症,カンジダ腹膜炎,気管支・肺カンジダ症/(3)クリプトコッカス髄膜炎,肺クリプトコッカス症/(4)フサリウム症/(5)スケドスポリウム症/(B)造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
[ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物の適応症]爪白癬
[ポサコナゾールの適応症]造血幹細胞移植患者または好中球減少が予測される血液悪性腫瘍患者における深在性真菌症の予防/以下の真菌症の治療→侵襲性アスペルギルス症,フサリウム症,ムーコル症,コクシジオイデス症,クロモブラストミコーシス,菌腫
[イサブコナゾニウム硫酸塩の適応症]以下の真菌症の治療→アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症,慢性進行性肺アスペルギルス症,単純性肺アスペルギローマ)/ムーコル症/クリプトコッカス症(肺クリプトコッカス症,播種性クリプトコッカス症(クリプトコッカス脳髄膜炎を含む))
[有効菌種]:[フルシトシン]クリプトコックス属,カンジダ属,アスペルギルス属,ヒアロホーラ属,ホンセカエア属/[フルコナゾール]カンジダ属,クリプトコッカス属/[イトラコナゾール]皮膚糸状菌(トリコフィトン属,ミクロスポルム属,エピデルモフィトン属),カンジダ属,マラセチア属,アスペルギルス属,クリプトコックス属,スポロトリックス属,ホンセカエア属/[ボリコナゾール]アスペルギルス属,カンジダ属,クリプトコックス属,フサリウム属,スケドスポリウム属/[ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物]皮膚糸状菌(トリコフィトン属)/[イサブコナゾニウム硫酸塩]アスペルギルス属,クリプトコッカス属

解説 解説

皮膚深部や内臓諸器官へ寄生した真菌による病変を治療する薬です。フルオロピリミジン系のフルシトシンとトリアゾール系のフルコナゾール,イトラコナゾール,ボリコナゾール,ポサコナゾール,イサブコナゾニウム硫酸塩などが用いられます。イトラコナゾールでは,薬物相互作用に特に注意が必要です。
2018年5月に発売されたネイリンもトリアゾール系の抗真菌薬ですが,適応症は爪白癬(爪の水虫)のみで,「使用上の注意」もこの項の他の薬剤に比べてごくわずかです(併用してはいけない薬がない,など)。

使用上の注意

警告 解説

[フルシトシン]テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(テガフール配合剤)と併用すると,重い血液障害などの副作用がおこるおそれがあるので,併用してはいけません。
[ボリコナゾール](1)感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師の指導のもと,重症または難治性の真菌感染症患者に使用します。
(2)重い肝障害が現れることがあるので,肝機能検査を定期的に受け,異常の際には服用を中止し適切な処置を受けます。
(3)羞明(しゅうめい),霧視,視覚障害などの症状が現れ,服用中止後も症状が持続することがあります。服用中および服用中止後も,これらの症状が回復するまでは自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事してはいけません。

基本的注意 解説

*イトラコナゾール(イトリゾールカプセル)などの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),ベプリジル塩酸塩水和物(カルシウム拮抗薬),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬),アゼルニジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)),レザルタス配合錠(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)),クリアミン配合錠(ピリン系薬剤)(エルゴタミン酒石酸塩),エルゴメトリンマレイン酸塩(注射薬),メチルエルゴメトリン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩),バルデナフィル塩酸塩水和物(シルデナフィルクエン酸塩ほか),エプレレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬),ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),タダラフィル(アドシルカ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),スボレキサント(オレキシン受容体拮抗薬),イブルチニブ(ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ロミタピドメシル酸塩(ロミタピド),イバブラジン塩酸塩(イバブラジン),ベネトクラクス(ベネトクラクス)(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期),ルラシドン塩酸塩(非定型抗精神病薬),アナモレリン塩酸塩(アナモレリン),フィネレノン(フィネレノン),アリスキレンフマル酸塩(直接的レニン阻害薬),ダビガトラン(ダビガトラン),リバーロキサバン(凝固第X因子阻害薬),リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬)の服用中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/肝臓または腎臓に障害がありコルヒチン(コルヒチン)を服用中の人/重い肝疾患またはその前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……薬物過敏症・アレルギーの前歴(ただし,本剤に対するアレルギーの前歴のある人は服用しないこと)/肝機能障害(コルヒチンを服用中の人または重い肝疾患のある人を除く)/腎機能障害(コルヒチンを服用中の人を除く)/うっ血性心不全またはその前歴/高齢者
(3)定期検査……服用によって,肝機能障害,胆汁うっ滞,黄疸が現れることがあるので,定期的に肝機能検査を行うことが望まれます。また,低カリウム血症が現れることがあるので,定期的に血中電解質検査を行います。
(4)うっ血性心不全……本剤の服用によって,うっ血性心不全がおこることがあります。基礎心疾患(弁膜症など),慢性閉塞性肺疾患(COPD),腎不全など,うっ血性心不全をおこすおそれのある人は十分に注意し,下肢のむくみ,呼吸困難などがみられたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(5)相互作用……本剤は,代謝酵素(CYP3A4)と親和性を持つため,CYP3A4で代謝される薬物の代謝を阻害し,血中濃度を高める可能性があります。また,他の薬剤との相互作用は,すべての薬剤との組み合わせについて検討されてはいないので,併用には十分気をつけてください。
(6)避妊……妊娠する可能性のある女性は,本剤の服用中・服用終了後一定期間は適切な避妊をしてください。動物実験で催奇形性が報告されています。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:有益と判断されたときのみ服用。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

[フルシトシン](1)汎血球減少,無顆粒球症。(2)腎不全。
[フルコナゾール](1)ショック,アナフィラキシー(血管浮腫,顔面浮腫,かゆみなど)。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。(3)薬剤性過敏症症候群(発疹,発熱,さらに肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多など)。(4)血液障害(無顆粒球症,汎血球減少症,血小板減少,白血球減少,貧血など)。(5)急性腎障害などの重い腎障害。(6)肝障害(黄疸,肝炎,胆汁うっ滞性肝炎,肝壊死,肝不全など)。(7)意識障害(錯乱,見当識障害など)。(8)神経障害(けいれんなど)。(9)高カリウム血症。(10)心室頻拍,QT延長,心室細動,房室ブロック,徐脈など。(11)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難,肺音の異常など)。(12)偽膜性大腸炎などの重い大腸炎(発熱,腹痛,頻回の下痢など)。
[イトラコナゾール](1)うっ血性心不全・肺水腫(下肢浮腫,呼吸困難など)。(2)肝機能障害・胆汁うっ滞・黄疸(食欲不振,吐きけ,嘔吐,倦怠感,腹痛,褐色尿など)。(3)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),急性汎発性発疹性膿疱症,剥脱(はくだつ)性皮膚炎,多形紅斑。(4)ショック,アナフィラキシー(チアノーゼ,冷汗,血圧低下,呼吸困難,胸内苦悶など)。(5)間質性肺炎(せき,呼吸困難,発熱,肺音の異常など)。(6)低カリウム血症。
[ボリコナゾール](1)ショック,アナフィラキシー。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),多形紅斑。(3)重い肝障害(肝炎,黄疸,肝不全,肝性昏睡など)。(4)心電図QT延長,心室頻拍,心室細動,不整脈,完全房室ブロック,心室性二段脈,心室性期外収縮,頻脈など。(5)心不全。(6)重い腎障害(急性腎障害,腎炎,腎尿細管壊死など)。(7)呼吸窮迫症候群。(8)ギラン・バレー症候群。(9)血液障害(骨髄抑制,汎血球減少,再生不良性貧血,無顆粒球症,播種性血管内凝固など)。(10)偽膜性大腸炎などの重い大腸炎(腹痛,下痢など)。(11)神経障害(けいれんなど)。(12)横紋筋(おうもんきん)融解症。(13)間質性肺炎(せき,呼吸困難,発熱,肺音の異常など)。(14)重い低血糖。(15)意識障害(意識消失,意識レベルの低下など)。
[ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物](1)肝機能障害。(2)多形紅斑。
[ポサコナゾール](1)肝機能障害(重度の肝機能異常,肝毒性,胆汁うっ滞,胆汁うっ滞性肝炎,肝不全,肝炎,黄疸)。(2)溶血性尿毒症症候群,血栓性血小板減少性紫斑病。(3)QT延長,心室頻拍。(4)副腎機能不全。(5)低カリウム血症。(6)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。(7)脳血管発作。(8)急性腎障害,腎不全。(9)白血球減少症,汎血球減少症。
[イサブコナゾニウム硫酸塩](1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群)。(2)肝機能障害(肝機能検査異常,肝機能異常,肝損傷,肝炎)。(3)急性腎障害,腎不全。(4)ショック,アナフィラキシー。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(血管浮腫)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……鼻炎/不整脈,心室性期外収縮,房室ブロック,動悸,狭心症発作,徐脈,血管障害,頻脈/腹痛,吐きけ,便秘,下痢,嘔吐,消化不良,食欲不振,鼓腸放屁,おくび,舌炎,口内炎,腹部腰背部痛,軟便,腹部不快感,口腔内痛,歯周炎,胃炎,胃十二指腸潰瘍/咽喉頭疼痛,呼吸困難,せき/発疹,かゆみ,紅斑性発疹,脱毛,じん麻疹,光線過敏性反応,白血球破砕性血管炎,湿疹,皮膚乾燥,皮膚腫脹/倦怠感,肩こり,不眠,めまい,頭痛,末梢神経障害,眠け,錯感覚,感覚鈍麻,不安,傾眠,発声障害,錯乱状態,ふるえ/腎障害,頻尿,尿失禁,血尿,尿量減少,腎尿細管障害/月経異常,勃起不全/むくみ,発熱,ほてり,味覚異常,耳鳴り,難聴,胸痛,血清病,視覚障害(霧視,複視を含む),筋痛,関節痛,悪寒,異常感,無力症,腫脹,自傷,体重増加,多汗症,顔面浮腫
(3)検査などでわかる副作用……心電図異常,血圧上昇,高血圧,低血圧/肝機能異常,AST・ALT・LDH・γ-GTP・AL-P・血中ビリルビン・LAP増加/BUN上昇,尿タンパク・尿糖陽性,貧血,尿検査異常,尿円柱,腎機能検査値異常/好酸球増多,白血球減少,血小板減少,白血球増多,顆粒球減少,好中球減少/高血糖/トリグリセリドの上昇,血清尿酸上昇,血清カリウムの上昇,血中アミラーゼ増加,総タンパク増加,総コレステロール増加,血中リン増加,血中コレステロール減少,血中ナトリウム減少,CRP増加,CK増加

併用してはいけない薬 解説

[フルシトシン]ティーエスワン(テガフール配合剤)→早期に重い血液障害や下痢,口内炎などの消化管障害などが現れるおそれがあります。
[フルコナゾール]トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),クリアミン配合錠(ピリン系薬剤)(エルゴタミン酒石酸塩),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),アゼルニジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)),レザルタス配合錠(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)),ロミタピドメシル酸塩(ロミタピド),ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),ルラシドン塩酸塩(非定型抗精神病薬)→これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。
[イトラコナゾール]キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),ベプリジル塩酸塩水和物(カルシウム拮抗薬),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬),アゼルニジピン(ミドドリン塩酸塩),レザルタス配合錠(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)),クリアミン配合錠(ピリン系薬剤)(エルゴタミン酒石酸塩),エルゴメトリンマレイン酸塩(注射薬),メチルエルゴメトリン(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩),バルデナフィル塩酸塩水和物(シルデナフィルクエン酸塩ほか),エプレレノン(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬),ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),タダラフィル(アドシルカ(肺動脈性肺高血圧症治療薬(3))),スボレキサント(オレキシン受容体拮抗薬),イブルチニブ(ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ロミタピドメシル酸塩(ロミタピド),イバブラジン塩酸塩(イバブラジン),ベネトクラクス(ベネトクラクス)(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期),ルラシドン塩酸塩(非定型抗精神病薬),アナモレリン塩酸塩(アナモレリン),フィネレノン(フィネレノン),アリスキレンフマル酸塩(直接的レニン阻害薬),ダビガトラン(ダビガトラン),リバーロキサバン(凝固第X因子阻害薬),リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬)→これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。
[ボリコナゾール]リファンピシン(リファンピシン),リファブチン(リファブチン),エファビレンツ(エイズ治療薬(1)),リトナビル(エイズ治療薬(2)),カレトラ配合錠(エイズ治療薬(2)),ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッドパック),カルバマゼピン(カルバマゼピン),長時間作用型バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),イバブラジン塩酸塩(イバブラジン),バッカクアルカロイド(クリアミン配合錠(ピリン系薬剤)(エルゴタミン酒石酸塩),エルゴメトリンマレイン酸塩(注射薬),メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩)),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),チカグレロル(ADP受容体阻害薬),ロミタピドメシル酸塩(ロミタピド),ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),スボレキサント(オレキシン受容体拮抗薬),リバーロキサバン(凝固第X因子阻害薬),リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬),アゼルニジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)),レザルタス配合錠(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)),ベネトクラクス(ベネトクラクス)(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期),アナモレリン塩酸塩(アナモレリン),ルラシドン塩酸塩(非定型抗精神病薬),イサブコナゾニウム硫酸塩(深在性真菌治療薬)→これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。
[ポサコナゾール]クリアミン配合錠(ピリン系薬剤)(エルゴタミン酒石酸塩),メチルエルゴメトリンマレイン酸塩(メチルエルゴメトリンマレイン酸塩),エルゴメトリンマレイン酸塩(注射薬),シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬),アトルバスタチンカルシウム水和物(HMG-CoA還元酵素阻害薬),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),ベネトクラクス(ベネトクラクス)(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期),スボレキサント(オレキシン受容体拮抗薬),ルラシドン塩酸塩(非定型抗精神病薬),ブロナンセリン(非定型抗精神病薬),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬)→これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。
[イサブコナゾニウム硫酸塩](1)リトナビル(エイズ治療薬(2)),コビシスタット含有製剤(スタリビルド配合錠(エイズ治療薬(3)),ゲンボイヤ配合錠(エイズ治療薬(3)),シムツーザ配合錠(エイズ治療薬(2)),プレジコビックス配合錠(エイズ治療薬(2))),イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド)→本剤の血中濃度が上昇し,作用が強まるおそれがあります。(2)リファンピシン(リファンピシン),リファブチン(リファブチン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン),ホスフェニトインナトリウム水和物(注射薬),セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品→本剤の血中濃度が低下し,作用が弱まるおそれがあります。(3)ロミタピドメシル酸塩(ロミタピド)→ロミタピドメシル酸塩の血中濃度が上昇する可能性があります。

注意して併用すべき薬

[イトラコナゾール]
(1)本剤との併用で血中濃度が上昇することがある薬剤……アトルバスタチンカルシウム水和物(HMG-CoA還元酵素阻害薬),ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬(抗悪性腫瘍ビンカアルカロイド)(ビンクリスチン硫酸塩,ビンブラスチン硫酸塩など),メチルプレドニゾロン(副腎皮質ステロイド薬),デキサメタゾン(副腎皮質ステロイド薬),ブデソニド(潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(2))(副腎皮質ステロイド吸入薬),コルヒチン(コルヒチン),ジソピラミド(ピリジンメタノール系抗不整脈薬),ベンゾジアゼピン系薬剤(ミダゾラム(ミダゾラム),ブロチゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),アルプラゾラム(ベンゾジアゼピン系安定薬)),抗精神病薬(ハロペリドール(ブチロフェノン系薬剤),アリピプラゾール(非定型抗精神病薬),ペロスピロン塩酸塩水和物(非定型抗精神病薬),クエチアピンフマル酸塩(非定型抗精神病薬)),免疫抑制薬(シクロスポリン(シクロスポリン),タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか),抗悪性腫瘍薬(ドセタキセル水和物(イチイ由来抗腫瘍薬),エベロリムス(エベロリムス),テムシロリムス(テムシロリムス),ゲフィチニブ(EGFR遺伝子変異陽性がん治療薬),ダサチニブ水和物(イマチニブ抵抗性がん治療薬),エルロチニブ塩酸塩(EGFR遺伝子変異陽性がん治療薬),ラパチニブトシル酸塩水和物(ラパチニブトシル酸塩水和物),ボルテゾミブ(プロテアソーム阻害薬),イマチニブメシル酸塩(イマチニブメシル酸塩),スニチニブリンゴ酸塩(イマチニブ抵抗性がん治療薬),ボスチニブ水和物(イマチニブ抵抗性がん治療薬),カバジタキセルアセトン付加物(イチイ由来抗腫瘍薬),セリチニブ(ALK融合遺伝子陽性がん治療薬),クリゾチニブ(ALK融合遺伝子陽性がん治療薬),シロリムス(リンパ脈管筋腫症治療薬)(錠剤),パノビノスタット乳酸塩,ポナチニブ塩酸塩(イマチニブ抵抗性がん治療薬),ルキソリチニブリン酸塩(ルキソリチニブ),アパルタミド(抗アンドロゲン薬),トレチノイン(レチノイド類似物質)(カプセル剤),ペミガチニブ(FGFR融合遺伝子陽性がん治療薬),エヌトレクチニブ(NTRK融合遺伝子陽性がん治療薬)),オピオイド系鎮痛薬(フェンタニルクエン酸塩(がん疼痛治療薬(4)),オキシコドン塩酸塩水和物(がん疼痛治療薬(2)),メサドン塩酸塩(がん疼痛治療薬(5)),ブプレノルフィン塩酸塩(ブプレノルフィン塩酸塩)),セレギリン塩酸塩(選択的MAO-B阻害薬),ガランタミン(認知症治療薬(1)(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬)),トルバプタン(トルバプタン),エレトリプタン臭化水素酸塩(セロトニン1B/1D受容体作動型片頭痛治療薬),サルメテロールキシナホ酸塩(β2-アドレナリン受容体刺激薬),シクレソニド(副腎皮質ステロイド吸入薬),フルチカゾンプロピオン酸エステル(副腎皮質ステロイド吸入薬),アプレピタント(アプレピタント),イミダフェナシン(過活動膀胱治療薬(1)),コハク酸ソリフェナシン(過活動膀胱治療薬(1)),酒石酸トルテロジン(過活動膀胱治療薬(1)),シロスタゾール(シロスタゾール),シナカルセト塩酸塩(カルシウム受容体作動薬),エバスチン(フェキソフェナジン塩酸塩ほか),ダルナビルエタノール付加物(エイズ治療薬(2)),マラビロク(エイズ治療薬(3)),オキシブチニン塩酸塩(オキシブチニン塩酸塩),ドンペリドン(ドンペリドン),シロドシン(排尿障害改善α1受容体遮断薬),キニーネ,ゾピクロン(非ベンゾジアゼピン系催眠薬),グアンファシン塩酸塩(AD/HD治療薬(3)),ジエノゲスト(ジエノゲスト),シルデナフィルクエン酸塩(バイアグラ(シルデナフィルクエン酸塩ほか)),タダラフィル(シアリス(シルデナフィルクエン酸塩ほか),ザルティア(ホスホジエステラーゼ5阻害薬)),ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム),アキシチニブ(アキシチニブ),フェソテロジン(過活動膀胱治療薬(1)),ボセンタン水和物(肺動脈性肺高血圧症治療薬(1)),リアメット配合錠(抗マラリア薬(4)),デソゲストレル・エチニルエストラジオール配合剤(低用量ピル),ベネトクラクス(ベネトクラクス)(再発または難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期,急性骨髄性白血病),ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬(ニフェジピン(カルシウム拮抗薬),ニルバジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの)),フェロジピン(カルシウム拮抗薬(適応症が高血圧症のみのもの))など),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬),イリノテカン塩酸塩(イリノテカン塩酸塩),バルベナジントシル酸塩(遅発性ジスキネジア治療薬),ニロチニブ塩酸塩水和物(イマチニブ抵抗性がん治療薬),アピキサバン(凝固第X因子阻害薬),エドキサバン(凝固第X因子阻害薬),ジゴキシン(ジギタリス製剤),ブスルファン(ブスルファン),ロペラミド塩酸塩(ロペラミド
(2)併用すると本剤の血中濃度が上昇することがある薬剤……クラリスロマイシン(マクロライド),リトナビル(エイズ治療薬(2)),エリスロマイシン(マクロライド),ホスアンプレナビルカルシウム水和物・リトナビル(エイズ治療薬(2)),シプロフロキサシン塩酸塩(ニューキノロン剤
(3)併用すると本剤の血中濃度が低下することがある薬剤……リファンピシン(リファンピシン),フェニトイン(フェニトイン),イソニアジド(イソニアジド),H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬),プロトンポンプ阻害薬(プロトンポンプ阻害薬),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),エファビレンツ(エイズ治療薬(1)),ネビラピン(エイズ治療薬(1)),制酸剤(制酸剤)(乾燥水酸化アルミニウムゲルなど)
(4)併用すると相互の血中濃度に影響を及ぼすことがある薬剤……ダルナビルエタノール付加物・リトナビル(エイズ治療薬(2)),ゲンボイヤ配合錠(エイズ治療薬(3)),スタリビルド配合錠(エイズ治療薬(3)),プレジコビックス配合錠(エイズ治療薬(2)),シムツーザ配合錠(エイズ治療薬(2)),カルバマゼピン(カルバマゼピン),エトラビリン(エイズ治療薬(1)),リファブチン(リファブチン
(5)本剤との併用で血中濃度が低下することがある薬剤……メロキシカム(COXⅡ阻害薬

海外評価 解説

  • 5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/10/15