お薬検索

れくたぶるちゅうちょうふぉーむ

レクタブル注腸フォーム

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

その他の外用薬/潰瘍性大腸炎の薬

解説タイトル

副腎皮質ステロイド坐剤・注腸剤

一般名 解説

ブデソニド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

注腸用剤 / 48mg30.8g 1瓶 4,860.80円

製薬会社 解説

EAファーマ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

副腎皮質ステロイド薬

規制 解説

使用量と回数 解説

識別コード 解説

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

[ステロネマ注腸,プレドネマ注腸の適応症]限局性腸炎,潰瘍性大腸炎
[リンデロン坐剤の適応症]潰瘍性大腸炎(直腸炎型)
[レクタブル注腸の適応症]潰瘍性大腸炎(重症を除く)

解説 解説

ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムは,外用の点眼液(眼科用ステロイド薬),点耳・点鼻液(副腎皮質ステロイド点耳・点鼻薬),ベタメタゾンは内服の抗炎症薬(副腎皮質ステロイド薬),ブデソニドは内服のクローン病治療薬(潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(2)),外用の気管支ぜんそく治療薬(副腎皮質ステロイド吸入薬)としても使われています。それぞれの項の解説も参考にしてください。
レクタブルは日本初の泡状の注腸製剤です。病変部に到達した薬剤が局所に留まり,投与後に薬剤が漏れにくく,立ったままでの投与が可能です。本剤が腸内で到達する範囲は概ねS状結腸部までであり,直腸部とS状結腸部の病変に対して使用します。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*すべての製剤の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト(夜尿症・夜間頻尿治療薬):男性における夜間多尿による夜間頻尿)の服用中
(2)特に慎重に使用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き使用は避けること)……[ステロネマ注腸,プレドネマ注腸,リンデロン坐剤]有効な抗菌薬のない感染症・全身の真菌症/消化性潰瘍/精神病/結核性疾患/単純疱疹性角膜炎/後のう白内障/緑内障/高血圧症/電解質異常/血栓症/急性心筋梗塞の前歴/最近行った内臓の手術創のある人
(3)接触性皮膚炎……[レクタブル注腸]本剤には,接触性皮膚炎を誘発する可能性のあるセタノールやプロピレングリコールが含まれています。接触性皮膚炎の誘発を防ぐため,使用時に薬剤が肛門の外へ漏れた場合や手や目などに付着した場合は速やかにふき取ってください。異常が認められた場合にはすぐに処方医に連絡してください。
(4)グレープフルーツジュース……[レクタブル注腸]グレープフルーツジュースは,本剤の血中濃度を上昇させるおそれがあり,副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状が現れる可能性があるので,本剤の使用中は飲まないでください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:[レクタブル注腸]未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

[ステロネマ注腸,プレドネマ注腸,リンデロン坐剤のみ](1)感染症の誘発・悪化。(2)続発性副腎皮質機能不全,糖尿病。(3)消化管潰瘍,消化管穿孔(せんこう)。(4)膵炎。(5)精神変調,うつ状態,けいれん。(6)骨粗鬆症(こつそしょうしょう),大腿骨・上腕骨などの骨頭無菌性壊死,ミオパチー。(7)(連用により)眼内圧亢進,緑内障,後のう白内障。(8)血栓症。
[ステロネマ注腸,プレドネマ注腸のみ](9)アナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(10)(気管支ぜんそくの人で)ぜんそく発作の悪化。
[プレドネマ注腸のみ](11)中心性漿液性網脈絡膜症,多発性後極部網膜色素上皮症。(12)心筋梗塞,脳梗塞,動脈瘤。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト(夜尿症・夜間頻尿治療薬):男性における夜間多尿による夜間頻尿)→低ナトリウム血症が現れるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/10/15