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でしこびはいごうじょうえいちてぃー

デシコビ配合錠HT

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の薬/抗ウイルス薬

解説タイトル

エイズ治療薬(1)

剤形/保険薬価 解説

錠剤 /  1錠 3,991.50円

製薬会社 解説

ギリアド

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

エイズ治療薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

(他のエイズ治療薬と併用しながら)リトナビルまたはコビシスタットと併用する場合:デシコビ配合錠LTを1日1回1錠。リトナビルまたはコビシスタットと併用しない場合:デシコビ配合錠HTを1日1回1錠。

識別コード 解説

本体コード:GSI:225

その他 解説

保険収載年:2016/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

HIV感染症(HIV-1感染症)

解説 解説

エイズ(後天性免疫不全症候群)を引きおこすHIVウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)には,HIV-1ウイルスとHIV-2ウイルスがあります。世界的に広まっているのはHIV-1で,日本でもほとんどがこのウイルスによるものです。
エイズ治療薬にはいくつかのタイプがありますが,この項では逆転写酵素阻害薬(ヌクレオシド系,非ヌクレオシド系)と呼ばれるタイプをまとめています。HIVウイルスの遺伝子RNAをDNAに逆転写する酵素の働きを阻害してウイルスの増殖を抑えます。
これらの薬剤は,「必ず他の抗HIV薬と併用」して使用します。ただし,ジドブジン・ラミブジン配合剤などの配合剤の場合は,配合されている薬剤をさらに加えて併用することはできません。

使用上の注意

警告 解説

 本剤は,以下に示すさまざまな重い症状をおこしやすいので,医師の説明を十分に聞き,納得したのち服用しなければなりません。服用中に異常がみられたら,直ちに医師に連絡してください。なお,配合錠については,それぞれに配合されている薬剤でチェックしてください。
[ジドブジン]骨髄機能抑制がおこることがあります。
[ラミブジン](1)膵炎の前歴のある小児,膵炎を発症させることが知られている薬剤との併用療法を受けている小児は,膵炎を発症する可能性が高くなります。(2)B型慢性肝炎を合併している人は,本剤の服用中止により肝炎が再燃するおそれがあります。
[アバカビル硫酸塩]皮疹,発熱,胃腸症状(吐きけ,嘔吐,下痢など),疲労感,倦怠感,呼吸器症状(呼吸困難,咽頭痛,せきなど)を伴う過敏症が現れることがあります。
[テノホビルジソプロキシルフマル酸塩]B型慢性肝炎を合併している人は,本剤の服用中止により肝炎が再燃するおそれがあります。
[エムトリシタビン]B型慢性肝炎を合併している人は,本剤の服用中止により肝炎が再燃するおそれがあります。
[ネビラピン](1)中毒性表皮壊死融解症(TEN),皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),過敏症症候群を含めた重い皮膚障害が現れることがあります。(2)肝不全などの重い肝機能障害が現れることがあります。

基本的注意 解説

(1)処方医の指示を厳守……使い方が特別なので,処方医の指示どおりに服用し,服用中は血液検査を定期的に受けてください。また,服用している薬はすべて記録しておいて,それにもとづいて処方医とのコミュニケーションをとってください。

重大な副作用 解説

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27