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内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
がんに使われる内服薬/その他の抗がん薬
解説タイトル
パノビノスタット
一般名 解説
パノビノスタット乳酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
カプセル剤 / 10mg 1カプセル 37,261.40円
カプセル剤 / 15mg 1カプセル 55,892.00円
製薬会社 解説
ノバルティス
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
識別コード 解説
10mg 包装コード:LBH 10mg 本体コード:LBH 10mg
15mg 包装コード:LBH 15mg 本体コード:LBH 15mg
その他 解説
保険収載年:2015/8
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
本剤は既存薬剤とは異なる作用機序をもつ新規薬剤で,単独で使用した場合の有効性・安全性は確立していませんが,ボルテゾミブとデキサメタゾン(デキサメタゾン)との3剤を併用することで効果を発揮します。
使用上の注意
警告 解説
(2)本剤の使用にあたっては,治療初期は入院またはそれに準ずる管理のもとで適切な処置を行わなければなりません。また,本剤の添付文書などを熟読してください。
基本的注意 解説
(2)感染症に注意……本剤の服用により,細菌・真菌・ウイルス・原虫による感染症や日和見感染が発現または悪化することがあります。また,B型肝炎ウイルスキャリアの人または既往感染者(HBs抗原陰性,かつHBc抗体またはHBs抗体陽性)においてB型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎が現れることがあります。本剤の服用に先立って肝炎ウイルス,結核などの感染の有無を確認し,服用前に適切な処置を行います。服用中に異常が認められた場合には,直ちに処方医に連絡してください。
(3)避妊……本剤は胎児へ悪影響を及ぼす可能性があるので,本人とそのパートナーは,服用中および服用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の血中濃度が低下し,作用が弱まる可能性があるので,本剤の服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(5)危険作業は中止……本剤を服用すると低血圧,起立性低血圧,失神,意識消失が現れることがあります。自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないてください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)検査などでわかる副作用……白血球減少症,リンパ球減少症/低カリウム血症,低リン酸血症,低ナトリウム血症,低アルブミン血症,低カルシウム血症,高血糖,低マグネシウム血症,高尿酸血症,体液貯留/高血圧/糸球体濾過率減少,血中クレアチニン増加,血中尿素増加,AL-P増加
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……強いCYP3A誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン),リファブチン(リファブチン)など)
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……CYP2D6の基質となる薬剤(デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物(非麻薬系中枢性鎮咳薬),タモキシフェンクエン酸塩(タモキシフェンクエン酸塩ほか),プロパフェノン塩酸塩(プロパフェノン塩酸塩),リスペリドン(非定型抗精神病薬)など)
(4)併用するとQT間隔延長をおこすことがある薬剤……抗不整脈薬(アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),ジソピラミド(ピリジンメタノール系抗不整脈薬),プロカインアミド塩酸塩(プロカインアミド塩酸塩),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),ソタロール塩酸塩(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))など),クラリスロマイシン(マクロライド),メサドン塩酸塩(がん疼痛治療薬(5)),モキシフロキサシン塩酸塩(ニューキノロン剤),ベプリジル塩酸塩水和物(カルシウム拮抗薬),オンダンセトロン塩酸塩水和物(セロトニン拮抗型制吐薬)
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- D
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27