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れきっぷしーあーる
レキップCR
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
その他の循環器系の薬/パーキンソン症候群の薬
解説タイトル
ドパミン受容体作動薬
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 2mg 1錠 114.80円
錠剤 / 8mg 1錠 381.20円
製薬会社 解説
グラクソ
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
ドパミン受容体作動薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1回0.25mgを1日3回から始め,1週ごとに1日0.75mgずつ増量。標準維持量は1日3~9mg,1日最大15mg。CR(徐放剤)は,1日1回2mgから始め,2週目に1日1回4mgとし,以後必要に応じて増量。1日最大16mg。
識別コード 解説
2mg 包装コード:GS 3 V 2 本体コード:GS:3 V 2
8mg 包装コード:GS 5 CC 本体コード:GS:5 CC
その他 解説
保険収載年:2006/12
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[プラミペキソール塩酸塩水和物のみ(徐放剤を除く)]中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)
解説 解説
この症候群は,適切な運動や,症状から注意をそらす工夫などで,かなり対応が可能です。薬物治療はその後の選択肢です。副作用の頻度もかなり高いので,主治医とよく相談のうえ服薬を開始してください。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
[徐放剤(ミラペックスLA,プラミペキソール塩酸塩LA錠MI)のみ]透析患者を含む高度な腎機能障害(クレアチニンクリアランス30mL/分未満)
(2)慎重に服用すべき場合……幻覚・妄想などの精神症状またはその前歴/重い心疾患またはその前歴/低血圧症/高齢者/[プラミペキソール塩酸塩水和物のみ]腎機能障害(クレアチニンクリアランス50mL/分未満)/[ロピニロール塩酸塩のみ]重い腎機能障害(クレアチニンクリアランス30mL/分未満)/肝機能障害
(3)服用法……(1)[プラミペキソール塩酸塩水和物]本剤は光に対して不安定なため,服用直前にPTPシートから取り出して服用してください。(2)[ロピニロール塩酸塩]本剤は一般に,空腹時に服用すると吐きけ,嘔吐などの消化器症状が多く現れる可能性があるため,できるだけ食後に服用してください。
(4)服用初期……[プラミペキソール塩酸塩水和物]特に服用初期には,めまい,立ちくらみ,ふらつきなどの起立性低血圧に基づく症状がおこりやすくなります。異常を感じたら,すぐに処方医へ連絡してください。
(5)減量・中止……パーキンソン病の治療で本剤の減量または中止が必要な場合は,少しずつ減らしていくことが必要です。本剤の急激な減量・中止により,悪性症候群を誘発することがあります。また,ドパミン受容体作動薬の急激な減量・中止により,薬剤離脱症候群(無感情,不安,うつ,疲労感,発汗,疼痛などの症状を特徴とする)が現れることがあります。
(6)危険作業は中止……「警告」にもある突発的睡眠をおこした症例の中には,傾眠や過度の眠けのような前兆を認めなかった例,あるいは服用開始後1年以上経過した後に初めて発現した例も報告されているので,自動車の運転,機械の操作,高所作業など危険を伴う作業には従事しないでください。
(7)悪性症候群……本剤の服用によって悪性症候群がおこることがあります。無動緘黙(かんもく)〈緘黙=無言症〉,強度の筋強剛,嚥下(えんげ)困難,頻脈,血圧の変動,発汗,高熱,意識障害,不随意運動の症状などが現れたら,服用を中止して体を冷やす,水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
[プラミペキソール塩酸塩水和物のみ](4)抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(けいれん,意識障害など)。(5)横紋筋(おうもんきん)融解症(筋肉痛,脱力感など)。(6)肝機能障害。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹,網状皮斑)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……多汗/背部痛,腰痛/傾眠,めまい,ジスキネジア,頭痛,ジストニア,知覚減退,パーキンソニズムの増悪,緊張亢進,舌麻痺,運動過多,ミオクローヌス,声が出にくい,異常感覚,失神/口内乾燥,起立性低血圧,唾液増加/苦味,目のちらつき,複視,まぶしい,霧視,視力低下/食欲不振,不眠,不安,悪夢,神経過敏,気分高揚感,早朝覚醒,ねぼけ様症状,異夢,徘徊(はいかい),過食(体重増加),健忘,強迫性購買,薬剤離脱症候群(無感情,不安,うつ,疲労感,発汗,疼痛など),病的性欲亢進,性欲減退,暴食,病的賭博,不穏/悪心,消化不良,便秘,胃不快感,嘔吐,腹痛,胃潰瘍,胃炎,上腹部痛,口内炎,鼓腸放屁,イレウス(腸閉塞),体重減少/動悸/排尿頻回,尿閉/末梢性浮腫,胸痛,倦怠感,脱力感,転倒,口渇,疲労感,手がピリピリする/呼吸困難,肺炎,しゃっくり
(3)検査などでわかる副作用……CK上昇/高血圧/AST・ALT・LDH・γ-GTP上昇/プロラクチン低下,成長ホルモン上昇/血糖値上昇,低血圧/尿タンパク陽性
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
[プラミペキソール塩酸塩水和物]
(2)併用するとジスキネジア,幻覚,錯乱などの副作用が強まることがある薬剤……他の抗パーキンソン病薬(レボドパ(ドパミン前駆物質(レボドパ)),ドロキシドパ(ドロキシドパ),抗コリン性パーキンソン症候群治療薬(抗コリン性パーキンソン症候群治療薬),アマンタジン塩酸塩(アマンタジン塩酸塩)),シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤など……鎮静薬/アルコール
[ロピニロール塩酸塩]
(4)併用すると本剤の血中濃度が上昇する可能性がある薬剤……CYP1A2阻害作用を有する薬剤(シプロフロキサシン(ニューキノロン剤),フルボキサミンマレイン酸塩(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など),エストロゲン含有製剤(卵胞ホルモン)
(5)併用するとジスキネジア,幻覚,錯乱などの副作用が現れやすくなる可能性がある薬剤……他の抗パーキンソン病薬
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/10/15