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じあぞきしど
ジアゾキシド
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
内分泌疾患の薬/糖尿病の内服薬
解説タイトル
低血糖治療薬
剤形/保険薬価 解説
カプセル剤 / 25mg 1カプセル 189.30円
製薬会社 解説
オーファン
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
高インスリン血性低血糖症治療薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1歳以上の幼小児および成人:1日3~8mg/kg(体重)を2~3回に分けて服用。1日最大20mg/kg。1歳未満の乳児:1日8~15mg/kgを2~3回に分けて服用。1日最大20mg/kg。
識別コード 解説
25mg 包装コード:951
その他 解説
保険収載年:2008/6
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
〈注1〉高インスリン血性低血糖症と確定診断を受けた人のみ服用します。
〈注2〉重症低血糖症による中枢神経症状(酩酊(めいてい)していると間違えられるような不適当な行動,視覚障害,昏迷・昏睡,けいれん発作)に対しては有効性が認められていません。
解説 解説
ジアゾキシドは,膵島β細胞からのインスリン分泌を抑制することにより血糖を正常範囲に維持します。本剤はチアジド系薬剤に分類されますが,チアジド系利尿降圧薬(チアジド系薬剤)と異なり,抗利尿・降圧作用があります。そのため,副作用としてナトリウムおよび体液の貯留が現れることがあり,特に腎機能障害のある人は,服用中は血清電解質を検査する必要があります。また,降圧薬との併用は,降圧作用が増強することがあるので注意が必要です。過剰服用では高血糖が現れることがあります。
本剤を2~3週間服用しても効果が認められない場合には,服用を中止します。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(2)慎重に服用すべき場合……心予備能(安静時には利用されていない,組織へ酸素を供給する心筋の能力)の低下/高尿酸血症・痛風またはその前歴/腎機能障害/高齢者
(3)過剰服用……本剤を過剰に服用すると,ケトアシドーシスを伴う顕著な高血糖が現れることがあります。
(4)定期検査……本剤の服用を開始した後,状態が安定するまで(通常数日間)臨床症状および血糖値を検査する必要があります。また,長期に服用する場合には血糖,尿糖および尿ケトン値を定期的に検査する必要があります。
(5)一過性高インスリン血性低血糖症……本剤の服用により低血糖が改善し,その後再燃しない場合には,一過性の高インスリン血性低血糖症の可能性があるので,服用の中止を検討します。
(6)新生児~小児……小児が本剤を服用すると,心のう液貯留および肺高血圧症(呼吸困難,チアノーゼ,易疲労感,失神,末梢性浮腫,胸痛など)が現れることがあります。また,新生児で壊死性腸炎(嘔吐,腹部膨満,下痢,血便など)が現れることがあります。十分に観察を行い,異常が認められた場合には服用を中止し,すぐに処方医に連絡してください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)検査などでわかる副作用……白血球減少,好中球・ヘモグロビン・ヘマトクリット減少,好酸球増多/AST・AL-P上昇/BUN上昇,クレアチニンクリアランス低下,アルブミン尿/尿酸増加,IgG減少/低血圧,高血圧
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の血糖上昇作用・血中尿酸上昇作用が強まるおそれがある薬剤……チアジド系利尿薬(チアジド系薬剤),ループ利尿薬(ループ利尿薬)など
(3)併用すると本剤の血糖上昇作用が弱まることがある薬剤……インスリン(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)),アルファ遮断薬(交感神経アルファ遮断薬),ノルアドレナリン
(4)本剤との併用で降圧作用が強まることがある薬剤……降圧薬
海外評価 解説
- 6点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15









