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ぷらざきさ
プラザキサ
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
その他の循環器系の薬/血液凝固を防ぐ薬
解説タイトル
ダビガトラン
一般名 解説
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
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剤形/保険薬価 解説
カプセル剤 / 75mg 1カプセル 127.00円
カプセル剤 / 110mg 1カプセル 224.60円
製薬会社 解説
ベーリンガー
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
直接トロンビン阻害薬
規制 解説
使用量と回数 解説
1回150mgを1日2回。1回量を110mgに減量することもある。
識別コード 解説
75mg 包装コード:R 75 本体コード:R 75
110mg 包装コード:R 110 本体コード:R 110
その他 解説
保険収載年:2011/3
プラザキサカプセル110mg
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
従来からの標準治療薬であるワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)は,定期的な血液検査(その結果のプロトロンビン時間の数値による用量調節)の必要があること,またビタミンKを含む食物(納豆など)との相互作用(作用が弱まる)があるなど,使い方の難しい薬剤ですが,本剤にはこういったことはなく,使いやすくなっています。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(2)慎重に服用すべき場合……消化管出血および上部消化管の潰瘍の前歴/出血の危険性が高い人
(3)服用法……本剤を速やかに胃に到達させるため,十分量(コップ1杯程度)の水とともに服用してください。
(4)出血の危険性……本剤を服用すると,全身のさまざまな部位に出血することがあります。出血や貧血,血便などがみられたら,すぐに処方医に連絡してください。
(5)飲み忘れ……自己判断で本剤の服用を中止しないでください。飲み忘れた場合は,同日中にできるだけ早く1回量を服用するとともに,次の服用まで6時間以上空けます。出血の危険性が増すので,決して一度に2回量を服用しないでください。
(6)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので,本剤の服用中は摂取しないでください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……消化不良,胃食道炎,吐きけ,腹部不快感,上腹部痛,心窩部(しんかぶ)不快感,嘔吐,消化管潰瘍,便秘,歯肉出血,腹部膨満,歯肉炎,痔出血,口腔内出血,嚥下(えんげ)障害,下痢,胃腸障害,胃食道逆流性疾患,吐血,血便排泄,痔核,胃酸過多,口の錯感覚,腹痛/胆のうポリープ,肝機能障害/薬物過敏症,気管支けいれん,血管浮腫/めまい,傾眠/結膜出血,結膜ポリープ/動悸,うっ血性心不全/創傷出血,血腫,出血/鼻出血,口腔咽頭不快感,口腔咽頭痛,しゃっくり,胸水,咽喉絞扼(こうやく)感,喀血/背部痛,関節腫脹,筋痙縮(けいしゅく),出血性関節症/血尿,排尿困難,腎機能障害,腎不全,尿生殖器出血/良性前立腺肥大症,女性化乳房/胸痛,浮腫,異常感,熱感,胸部不快感,疲労,歩行障害,注射部位出血,カテーテル留置部位出血,外傷性出血,切開部位出血,硬膜下血腫,創傷
(3)検査などでわかる副作用……ビリルビン増加,便潜血陽性,γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加,ヘモグロビン減少,肝酵素上昇,血小板減少,白血球減少,クレアチンホスホキナーゼ増加/高血圧/貧血,凝血異常,好酸球増加症,好中球減少症
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の血中濃度が上昇することがある薬剤……ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬),アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか),シクロスポリン(シクロスポリン),リトナビル(エイズ治療薬(2)),ネルフィナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル配合剤(C型肝炎治療薬(抗ウイルス薬2)),クラリスロマイシン(マクロライド)など
(3)併用すると本剤の血中濃度が低下することがある薬剤……リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン)など
海外評価 解説
- 6点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/10/15