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にどらんちゅうしゃよう
ニドラン注射用
注射薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
次の疾患の自覚的・他覚的症状の緩解→脳腫瘍,消化器がん(胃がん,肝臓がん,結腸・直腸がん),肺がん,悪性リンパ腫,慢性白血病
解説 解説
アルキル化剤のニトロソ尿素系の薬で,主に脳腫瘍の治療に使われます。脳腫瘍は一般的に抗がん薬が効きにくいといわれますが,この薬は選択肢の少ない脳腫瘍の治療において,第一選択として長年使われています。
使用上の注意
警告 解説
本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識と経験を持つ医師のもと,本剤の有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。
基本的注意 解説
(1)使用してはいけない場合……骨髄機能抑制/本剤の成分に対する重いアレルギーの前歴
(2)慎重に使用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/感染症の合併/水痘/低出生体重児,新生児,乳児,幼児,小児
(3)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が使用すると,致命的な全身障害が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(4)感染症,出血傾向……使用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が使用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(6)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)二次発がん……本剤の長期使用で,急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(8)避妊……妊娠する可能性のある女性は,本剤投与中および最終投与後6カ月間は適切な避妊法を用いてください。男性の場合は,本剤投与中および最終投与後3カ月間はバリア法(コンドーム)を用いて避妊してください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:使用しないことが望ましい。
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳しないことが望ましい。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(2)慎重に使用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/感染症の合併/水痘/低出生体重児,新生児,乳児,幼児,小児
(3)水痘……水痘(水ぼうそう)の人が使用すると,致命的な全身障害が現れることがあるので,状態に十分注意してください。
(4)感染症,出血傾向……使用によって,感染症,出血傾向の発現または悪化がおこりやすくなるので,状態に十分注意してください。
(5)性腺への影響……小児および生殖可能な年齢の人が使用すると,性腺に影響がでることがあります。処方医とよく相談してください。
(6)頻回に検査……骨髄機能抑制などの重い副作用がおこることがあるので,頻回に血液,肝機能,腎機能などの検査を受ける必要があります。
(7)二次発がん……本剤の長期使用で,急性白血病,骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告があります。
(8)避妊……妊娠する可能性のある女性は,本剤投与中および最終投与後6カ月間は適切な避妊法を用いてください。男性の場合は,本剤投与中および最終投与後3カ月間はバリア法(コンドーム)を用いて避妊してください。
(9)その他……
・妊婦での安全性:使用しないことが望ましい。
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳しないことが望ましい。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
(1)白血球減少,血小板減少,貧血,出血傾向,骨髄機能抑制,汎血球減少。(2)間質性肺炎,肺線維症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)処方医に連絡すべき副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)おこることがある副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,口内炎,下痢/脱毛/全身倦怠感,発熱,頭痛,めまい,けいれん
(3)検査などでわかる副作用……タンパク尿,BUN上昇,低タンパク血症/AST・ALT・γ-GTP上昇
(2)おこることがある副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,口内炎,下痢/脱毛/全身倦怠感,発熱,頭痛,めまい,けいれん
(3)検査などでわかる副作用……タンパク尿,BUN上昇,低タンパク血症/AST・ALT・γ-GTP上昇
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
(1)併用すると相互に骨髄機能抑制などの副作用が強まることがある薬剤・療法……他の抗がん薬/放射線照射
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15