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内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
がんに使われる内服薬/分子標的治療薬
解説タイトル
イマチニブ抵抗性がん治療薬
一般名 解説
スニチニブリンゴ酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
カプセル剤 / 12.5mg 1カプセル 4,259.20円
製薬会社 解説
ファイザー
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
キナーゼ阻害薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
識別コード 解説
12.5mg 包装コード:STN 12.5:12.5mg 本体コード:pfizer/STN 12.5mg
その他 解説
保険収載年:2008/6
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[ダサニチブ水和物の適応症]慢性骨髄性白血病/再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病
[ニロチニブ塩酸塩水和物の適応症]慢性期または移行期の慢性骨髄性白血病
[ボスチニブ水和物の適応症]慢性骨髄性白血病
[ポナチニブ塩酸塩の適応症]前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病/再発または難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病
[アシミニブ塩酸塩の適応症]前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病
解説 解説
この項の薬剤は,イマチニブでは効果が不十分,あるいはイマチニブが使えない場合の薬品として承認されていますが,ボスチニブ水和物のみは2020年6月に「初発の慢性骨髄性白血病」にも拡大適応となりました。
使用上の注意
警告 解説
(1)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な経験をもつ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師からその有効性・危険性の十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
[スニチニブリンゴ酸塩のみ]
(2)心不全などの重い心障害が現れ,死亡に至った例も報告されているので,本剤投与開始前には必ず心機能を確認します。また,本剤投与中は適宜心機能検査(心エコーなど)を行い状態を十分に観察しなければなりません。
(3)可逆性後白質脳症症候群(RPLS)が現れることがあります。RPLSが疑われた場合は,本剤の投与を中止して適切な処置を行う必要があります。
[ニロチニブ塩酸塩水和物のみ]
(4)本剤投与後にQT間隔延長が認められており,心タンポナーデによる死亡も報告されているので,状態を十分に観察することが必要です。
[ポナチニブ塩酸塩のみ]
(5)心筋梗塞,脳梗塞,網膜動脈閉塞症,末梢動脈閉塞性疾患,静脈血栓塞栓症などの重篤な血管閉塞性事象が現れることがあり,死亡に至った例も報告されています。本剤の服用開始前に,虚血性疾患(心筋梗塞,末梢動脈閉塞性疾患など),静脈血栓塞栓症などの前歴の有無,心血管系疾患の危険因子(高血圧,糖尿病,脂質異常症など)の有無などを確認したうえで,服用の可否を慎重に判断します。服用中は胸痛,腹痛,四肢痛,片麻痺,視力低下,息切れ,しびれなどの発現に注意してください。
(6)重篤な肝機能障害が現れることがあり,肝不全により死亡に至った例も報告されているので,服用開始前および服用中は定期的に肝機能検査を行います。
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)特に慎重に服用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き服用は避けること)……QT間隔延長またはその前歴
(3)慎重に服用すべき場合……イマチニブメシル酸塩(イマチニブメシル酸塩)に忍容性のない消化管間質腫瘍/骨髄抑制/高血圧/心疾患・脳血管障害・肺塞栓症またはその前歴/不整脈につながる心疾患,徐脈もしくは電解質異常の前歴/肺の腫瘍/脳転移/甲状腺機能障害
(4)飲食物……セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は本剤の血中濃度を低下させ,グレープフルーツジュースは血中濃度を上昇させることがあるので,服用中は避けてください。
(5)定期検査……骨髄抑制,高血圧,腫瘍変性・縮小に伴う出血,肝機能異常などがおこることがあるので,定期的な血圧測定,血液や肝機能などの検査が必要です。
(6)顎骨壊死……本剤の服用後に顎骨壊死が発現したとの報告があり,その多くはビスホスフォネート系製剤(ビスホスフォネート製剤)を使用中あるいは使用経験がある人でした。また,本剤を含む血管新生阻害薬とビスホスフォネート系製剤を併用すると,顎骨壊死の発現が増加する可能性があると報告されています。
(7)避妊……妊娠可能な女性は,服用期間中および服用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胚・胎児死亡,奇形の発生が報告されています。
(8)危険作業に注意……本剤を服用すると,めまい,傾眠,意識消失などをおこすことがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は十分に注意してください。
(9)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)検査などでわかる副作用……リンパ球減少,好酸球増加,血中エリスロポエチン増加,単球減少/TSH増加・減少,遊離T3減少,エストラジオール増加/リパーゼ増加,低アルブミン血症,高アミラーゼ血症,低リン酸血症,低蛋白血症,低カルシウム血症,高尿酸血症,高血糖,高カリウム血症,低カリウム血症,低ナトリウム血症,低血糖症,高カルシウム血症,低クロール血症,高ナトリウム血症,アルカローシス,テタニー,血中トリグリセリド増加,高リン酸塩血症,低マグネシウム血症,糖尿病悪化,血中アミラーゼ減少,高コレステロール血症,高脂血症,グリコヘモグロビン増加/一酸化炭素拡散能減少,低酸素症,努力呼気量減少/脂肪肝/血中クレアチニン増加,タンパク尿,BUN増加,腎機能障害,血中クレアチニン減少,血中クレアチン増加/LDH増加,AL-P増加,CRP増加,CK増加,PO2低下,血中二酸化炭素増加
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の血中濃度が低下する可能性がある薬剤……CYP3A4誘導薬(デキサメタゾン(副腎皮質ステロイド薬),フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),リファンピシン(リファンピシン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体))
(3)併用するとQT間隔延長,心室性不整脈(トルサード・ドゥ・ポアントを含む)などの重い副作用をおこすおそれがある薬剤……イミプラミン(三環系抗うつ薬),抗不整脈薬(キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),プロカインアミド塩酸塩(プロカインアミド塩酸塩),ジソピラミドリン酸塩(ピリジンメタノール系抗不整脈薬),ソタロール塩酸塩(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)))
海外評価 解説
- 6点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- D
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/10/15









