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ひすろんえいち
ヒスロンH
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
乳がん,子宮体がん(内膜がん)
使用上の注意
警告 解説
本剤の服用中に重い動脈・静脈血栓症がおこり,死亡に至ったとの報告があります。
基本的注意 解説
*メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(ヒスロンH)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……血栓症をおこすおそれの高い次の場合→脳梗塞・心筋梗塞・血栓静脈炎などの血栓性疾患またはその前歴,動脈硬化症,心臓弁膜症・心房細動・心内膜炎・重い心不全などの心疾患,ホルモン剤(黄体ホルモン・卵胞ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)の服用中,手術後1週間以内/妊婦または妊娠している可能性のある人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/診断未確定の性器出血・尿路出血・乳房病変/重い肝機能障害/高カルシウム血症
(2)慎重に服用すべき場合……血栓症をおこすおそれのある次のような場合→高血圧症,糖尿病,高脂血症(脂質異常症),肥満症,手術後1カ月以内(手術後1週間以内の患者を除く)/腎機能障害/心疾患/うつ病またはその前歴/てんかんまたはその前歴/片頭痛,ぜんそく,慢性の肺機能障害またはその前歴/ポルファリン症
(3)定期検査……服用によって,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓などの重い血栓症がおこることがあります。服用前,および服用中は定期的にFDP,α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体などの検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)服用してはいけない場合……血栓症をおこすおそれの高い次の場合→脳梗塞・心筋梗塞・血栓静脈炎などの血栓性疾患またはその前歴,動脈硬化症,心臓弁膜症・心房細動・心内膜炎・重い心不全などの心疾患,ホルモン剤(黄体ホルモン・卵胞ホルモン・副腎皮質ホルモンなど)の服用中,手術後1週間以内/妊婦または妊娠している可能性のある人/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/診断未確定の性器出血・尿路出血・乳房病変/重い肝機能障害/高カルシウム血症
(2)慎重に服用すべき場合……血栓症をおこすおそれのある次のような場合→高血圧症,糖尿病,高脂血症(脂質異常症),肥満症,手術後1カ月以内(手術後1週間以内の患者を除く)/腎機能障害/心疾患/うつ病またはその前歴/てんかんまたはその前歴/片頭痛,ぜんそく,慢性の肺機能障害またはその前歴/ポルファリン症
(3)定期検査……服用によって,脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓などの重い血栓症がおこることがあります。服用前,および服用中は定期的にFDP,α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体などの検査を受ける必要があります。
(4)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
(1)脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓症,腸間膜血栓症,網膜血栓症,血栓性静脈炎などの重い血栓症。(2)うっ血性心不全。(3)アナフィラキシー。(4)乳頭水腫(視力消失,眼球突出,複視,片頭痛)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)おこることがある副作用……満月様顔貌(がんぼう),子宮出血,乳房痛,クッシング様症状,月経異常,帯下(たいげ)(おりもの)の変化,脱毛,多毛,乳汁漏出,無月経/糖尿病の悪化,糖尿病性白内障の悪化/筋けいれん,意識低下,興奮,錯乱様,しびれ,集中困難,神経過敏,ふるえ,頭痛,多幸症,眠け,不眠,無関心,めまい,抑うつ/体重増加,倦怠感,食欲亢進,発熱,疲労感/むくみ/視覚障害/胆汁うっ滞性黄疸/動悸,頻脈/口渇,悪心・嘔吐,便秘,下痢,食欲不振,腹痛/ざ瘡(にきび),かゆみ,発疹,発汗,じん麻疹/嗄声(させい)(しわがれ声),潮紅,息切れ,熱感
(2)検査などでわかる副作用……糖尿,耐糖能異常/白血球増加,血小板増加/高カルシウム血症/LDH・AST・ALT上昇/血圧上昇
(2)検査などでわかる副作用……糖尿,耐糖能異常/白血球増加,血小板増加/高カルシウム血症/LDH・AST・ALT上昇/血圧上昇
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
- 5点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- X
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27