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にとろーるすぷれー
ニトロールスプレー
外用薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[硝酸イソソルビド貼付剤の適応症]狭心症,心筋梗塞(急性期を除く),その他の虚血性心疾患
[ニトログリセリン貼付剤の適応症]狭心症
[ミリステープの適応症]狭心症,急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)
[ニトロールスプレー,ミオコールスプレーの適応症]狭心症発作の寛解
[ニトログリセリン貼付剤の適応症]狭心症
[ミリステープの適応症]狭心症,急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)
[ニトロールスプレー,ミオコールスプレーの適応症]狭心症発作の寛解
解説 解説
狭心症に用いるイソソルビドやニトログリセリンを,貼り薬・スプレーの剤形にしたものです。貼り薬は長期的なコントロールに,スプレーは発作時の舌下錠の代替として開発されました。参考:内服の亜硝酸誘導体(亜硝酸誘導体)を参考にしてください。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*硝酸イソソルビド(フランドルテープ),ニトログリセリン(ニトロダームTTS,ミリステープ,ミオコールスプレー)の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……重い低血圧/心原性ショック/閉塞隅角緑内障/頭部外傷/脳出血/重い貧血/硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対するアレルギーの前歴/ホスホジエステラーゼ5阻害作用のある勃起不全治療薬(シルデナフィルクエン酸塩ほか)(シルデナフィルクエン酸塩,バルデナフィル塩酸塩水和物,タダラフィル),グアニル酸シクラーゼ刺激作用のある薬剤(リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬))の使用中
(2)慎重に使用すべき場合……低血圧(重い低血圧を除く)/原発性肺高血圧症/肥大型閉塞性心筋症/[フランドルテープ,ミリステープ,ミオコールスプレー]高齢者/[フランドルテープのみ]肝機能障害/[ミオコールスプレーのみ]心筋梗塞の急性期
(3)血圧低下……本剤の使用により,過度の血圧低下,意識喪失がおこったときは,テープ剤ならテープをはがし,下肢を挙上したり,昇圧薬を使用するなどして,落ち着いたら処方医へ連絡してください。
(4)危険作業は中止……本剤を使用すると,注意力・集中力・反射運動能力の低下などがおこるおそれがあります。本剤の使用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)使用してはいけない場合……重い低血圧/心原性ショック/閉塞隅角緑内障/頭部外傷/脳出血/重い貧血/硝酸・亜硝酸エステル系薬剤に対するアレルギーの前歴/ホスホジエステラーゼ5阻害作用のある勃起不全治療薬(シルデナフィルクエン酸塩ほか)(シルデナフィルクエン酸塩,バルデナフィル塩酸塩水和物,タダラフィル),グアニル酸シクラーゼ刺激作用のある薬剤(リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬))の使用中
(2)慎重に使用すべき場合……低血圧(重い低血圧を除く)/原発性肺高血圧症/肥大型閉塞性心筋症/[フランドルテープ,ミリステープ,ミオコールスプレー]高齢者/[フランドルテープのみ]肝機能障害/[ミオコールスプレーのみ]心筋梗塞の急性期
(3)血圧低下……本剤の使用により,過度の血圧低下,意識喪失がおこったときは,テープ剤ならテープをはがし,下肢を挙上したり,昇圧薬を使用するなどして,落ち着いたら処方医へ連絡してください。
(4)危険作業は中止……本剤を使用すると,注意力・集中力・反射運動能力の低下などがおこるおそれがあります。本剤の使用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
併用してはいけない薬 解説
ホスホジエステラーゼ5阻害作用のある薬剤(シルデナフィルクエン酸塩ほか)(シルデナフィルクエン酸塩,バルデナフィル塩酸塩水和物,タダラフィル),グアニル酸シクラーゼ刺激作用のある薬剤(リオシグアト(慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬))→本剤との併用で降圧作用が増強することがあります。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15