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ぷろとぴっくなんこうしょうによう
プロトピック軟膏小児用
外用薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
アトピー性皮膚炎
解説 解説
タクロリムス水和物は免疫抑制薬として内服薬(タクロリムス水和物ほか)・注射薬がすでに発売されていました。軟膏剤は,アトピー性皮膚炎の新しい治療薬として開発されたものです。
使用上の注意
警告 解説
(1)本剤はアトピー性皮膚炎の治療法に精通している医師のもとで使用してください。
(2)潰瘍,明らかに局面を形成しているびらんに使用する場合には,血中濃度が高くなり腎障害などの副作用が現れる可能性があるので,あらかじめ処置を行い,潰瘍,明らかに局面を形成しているびらんの改善を確認した後,本剤の使用を開始することが必要です。
(2)潰瘍,明らかに局面を形成しているびらんに使用する場合には,血中濃度が高くなり腎障害などの副作用が現れる可能性があるので,あらかじめ処置を行い,潰瘍,明らかに局面を形成しているびらんの改善を確認した後,本剤の使用を開始することが必要です。
基本的注意 解説
*タクロリムス水和物(プロトピック軟膏)の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……潰瘍,明らかな局面を形成しているびらん/高度の腎機能障害/高度の高カリウム血症/魚鱗癬(ぎょりんせん)様紅皮症(ネサートン症候群など)/PUVA療法などの紫外線療法中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/小児(小児用は2歳未満は禁忌)
(2)皮膚感染症……皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎に対しては使用しないことが原則です。やむを得ず使用する場合には,感染部位を避けて使用するか,またはあらかじめ適切な抗菌薬,抗ウイルス薬,抗真菌薬による治療を行う,もしくはこれらとの併用を考慮します。
(3)発がんリスク……本剤には,本剤の免疫抑制作用により潜在的な発がんリスクがあります。本剤の使用例において関連性は明らかではないが,悪性リンパ腫,皮膚がんの発現が報告されています。使用にあたっては医師にこれらの情報の説明を受け,理解し同意したのち使用してください。
(4)皮膚刺激感……本剤を塗った直後からしばらくの間,かゆみやほてり感,ヒリヒリ感などの皮膚刺激感が出ることがありますが,通常は皮疹の改善とともに消えていきます。治療の中断は処方医や薬剤師とよく相談してください。
(5)日光への曝露……本剤の使用時は日光への曝露を最小限にとどめ,また,日焼けランプや紫外線ランプの使用を避けてください。皮膚腫瘍が発生するおそれがあります。日常生活での外出は問題ありませんが,山や海などに行く前の使用は避け,帰ってから使用してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性(2歳未満):未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)使用してはいけない場合……潰瘍,明らかな局面を形成しているびらん/高度の腎機能障害/高度の高カリウム血症/魚鱗癬(ぎょりんせん)様紅皮症(ネサートン症候群など)/PUVA療法などの紫外線療法中/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/小児(小児用は2歳未満は禁忌)
(2)皮膚感染症……皮膚感染症を伴うアトピー性皮膚炎に対しては使用しないことが原則です。やむを得ず使用する場合には,感染部位を避けて使用するか,またはあらかじめ適切な抗菌薬,抗ウイルス薬,抗真菌薬による治療を行う,もしくはこれらとの併用を考慮します。
(3)発がんリスク……本剤には,本剤の免疫抑制作用により潜在的な発がんリスクがあります。本剤の使用例において関連性は明らかではないが,悪性リンパ腫,皮膚がんの発現が報告されています。使用にあたっては医師にこれらの情報の説明を受け,理解し同意したのち使用してください。
(4)皮膚刺激感……本剤を塗った直後からしばらくの間,かゆみやほてり感,ヒリヒリ感などの皮膚刺激感が出ることがありますが,通常は皮疹の改善とともに消えていきます。治療の中断は処方医や薬剤師とよく相談してください。
(5)日光への曝露……本剤の使用時は日光への曝露を最小限にとどめ,また,日焼けランプや紫外線ランプの使用を避けてください。皮膚腫瘍が発生するおそれがあります。日常生活での外出は問題ありませんが,山や海などに行く前の使用は避け,帰ってから使用してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性(2歳未満):未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
併用してはいけない薬 解説
PUVA療法などの紫外線療法→マウスに紫外線照射を行うと,すべてのマウスに皮膚の腫瘍が発生し,紫外線照射と並行して本剤を塗布すると皮膚腫瘍の発生時期が早まることが示されています。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27