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くりあなーる

クリアナール

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

呼吸器の薬/痰の切れをよくする薬

解説タイトル

システイン誘導体

一般名 解説

フドステイン
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 200mg 1錠 10.10円

製薬会社 解説

田辺三菱

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

去痰薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1回400mg(液剤は5mL)を1日3回。

識別コード 解説

200mg 包装コード:021 本体コード:021

その他 解説

保険収載年:2001/12

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

以下の疾患におけるたんの除去→感冒,急性・慢性気管支炎,気管支拡張症,上気道炎(咽頭炎,喉頭炎),気管支ぜんそく,びまん性汎細気管支炎,肺結核,肺がん,けい肺,じん肺症,肺気腫,非定型抗酸菌症など/慢性副鼻腔炎の排膿
*製剤により多少異なります。
[L-カルボシステイン:シロップ・DS・ドライシロップ(小児)のみ]滲出性中耳炎の排液

解説 解説

気道の粘液の分泌をさかんにさせると同時に,たんや膿(うみ)の成分であるムコ多糖類を細断することにより,たんの切れをよくするといわれています。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*L-エチルシステイン塩酸塩(チスタニン),L-カルボシステイン(ムコダイン,DS),フドステイン(クリアナール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……[L-カルボシステイン]本剤に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害,心機能障害
(3)服用法……[L-エチルシステイン塩酸塩]本剤は腸で溶けて吸収されるように工夫されている(腸溶剤)ので,噛まずに服用してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:[L-エチルシステイン塩酸塩,フドステイン]有益と判断されたときのみ服用。[L-カルボシステイン]服用しないことが望ましい。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:[L-エチルシステイン塩酸塩,フドステイン]未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

[L-カルボシステイン,フドステイン](1)肝機能障害,黄疸。(2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。
[L-カルボシステイン](3)ショック,アナフィラキシー様症状(呼吸困難,むくみ,じん麻疹など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ,じん麻疹,紅斑,むくみ,発熱,呼吸困難など)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振
[L-エチルシステイン塩酸塩]悪心・嘔吐,喀血,悪寒,発熱
[L-メチルシステイン塩酸塩]めまい,頭痛,腹痛
[カルボシステイン]下痢,腹痛,悪心・嘔吐,腹部膨満感,口渇
[フドステイン]悪心・嘔吐,胃部不快感,胸やけ,下痢,腹痛,胃痛,腹部膨満感,口渇,便秘,舌炎,口内炎,口唇炎/せき,呼吸困難感/頭痛,ふらつき,しびれ感,めまい,眠け/耳鳴り,味覚異常/熱感,顔面潮紅,脱力感,胸部圧迫感,頻尿,むくみ,動悸
(3)検査などでわかる副作用……[フドステイン]AST・ALT・AL-P上昇/BUN上昇, タンパク尿

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2024/10/15