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にせるごりん
ニセルゴリン
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害による意欲低下の改善
解説 解説
1998年6月に,それまで10種類以上発売されていた脳代謝改善薬が,再評価で効果が認められなかったため販売中止になりました。合計すると数百億円の売り上げがあった薬のお粗末な末路です。そのなかでニセルゴリンは適応症の一部が認められ,発売中止になりませんでした。ただ,プラセボ効果を差し引くと,10人中2人に意欲低下などの症状の改善が認められた程度のものです。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
*ニセルゴリン(サアミオン)の添付文書による
(1)服用してはいけない場合……頭蓋内出血後,止血が完成していないと考えられる人
(2)服用の中止……本剤を12週間服用しても効果がみられないときは,服用が中止になります。
(3)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)服用してはいけない場合……頭蓋内出血後,止血が完成していないと考えられる人
(2)服用の中止……本剤を12週間服用しても効果がみられないときは,服用が中止になります。
(3)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹,かゆみ)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,下痢,便秘,悪心,腹痛,口渇/めまい,立ちくらみ,動悸,ほてり/眠け,倦怠感,頭痛,耳鳴り,不眠
(3)検査などでわかる副作用……肝機能障害
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,下痢,便秘,悪心,腹痛,口渇/めまい,立ちくらみ,動悸,ほてり/眠け,倦怠感,頭痛,耳鳴り,不眠
(3)検査などでわかる副作用……肝機能障害
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
- 1点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2024/10/15