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じごしん
ジゴシン
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
心臓病と不整脈の薬/強心薬
解説タイトル
ジギタリス製剤
剤形/保険薬価 解説
散剤 / 0.1% 1g 12.20円
錠剤 / 0.125mg 1錠 9.80円
錠剤 / 0.25mg 1錠 9.80円
製薬会社 解説
太陽ファルマ
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
強心薬(ジギタリス配糖体製剤/強心配糖体製剤)
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
急速飽和療法:飽和量1~4mg(散剤は1~4g,液剤は20~80mL)。初回0.5~1mg,以後0.5mgを6~8時間ごとに服用。維持療法:1日0.25~0.5mgを服用。小児は処方医の指示通りに服用。
識別コード 解説
0.25mg 本体コード:C-21 A
0.125mg 本体コード:C-21 K
その他 解説
保険収載年:1960/6
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
[ジゴキシンのみ]肺性心(肺血栓・塞栓症,肺気腫,肺線維症などによるもの),その他の心疾患(心膜炎,心筋疾患など),腎疾患,甲状腺機能亢進・低下症などによるうっ血性心不全(肺水腫,心臓ぜんそくなどを含む)/手術,急性熱性疾患,出産,ショック,急性中毒の際における心不全および各種頻脈の予防と治療
解説 解説
現在では,ジギタリス葉末はほとんど使われず,その中に含まれる配糖体を合成したジゴキシンなどが使われています。ジギタリスの成分は,心筋収縮力を強めて,心臓の拍出力を高めて短期的に心不全状態を改善します。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……房室ブロック,洞房ブロック/ジギタリス中毒/閉塞性心筋疾患(特発性肥大性大動脈弁下狭窄など)/本剤の成分またはジギタリス剤に対するアレルギーの前歴
(2)特に慎重に服用すべき場合(治療上やむを得ないと判断される場合を除き服用は避けること)……治療上,特に必要とされる場合を除いて,本剤の服用中にカルシウムの注射をしたり,スキサメトニウム塩化物水和物を使用してはいけません。
(3)慎重に服用すべき場合……急性心筋梗塞/心室性期外収縮/心膜炎,肺性心/WPW症候群/電解質異常(低カリウム血症,高カルシウム血症,低マグネシウム血症など)/腎疾患/血液透析を受けている人/甲状腺機能低下症または亢進症/小児,高齢者
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤を服用しているときは摂取してはいけません。本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあります。
(5)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。(「薬の知識」共通事項のみかた)
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……食欲不振,悪心・嘔吐,下痢/視覚異常(光がないのにちらちら見える,黄視,緑視,複視など)/めまい,頭痛,失見当識,錯乱,せん妄/女性型乳房,筋力低下/[メチルジゴキシンのみ]下腹部不快感,腹部膨満感,腹痛/視覚異常(霧視,まぶしい)/頻脈,不整脈,動悸
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT・γ-GTP・AL-Pの上昇/血小板減少
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の作用が弱まることがある薬剤……カルバマゼピン(カルバマゼピン),コレスチラミン(コレスチラミン),コレスチミド(コレスチラミン),消化性潰瘍薬(スクラルファート水和物(スクラルファート水和物)),制酸剤(水酸化アルミニウムゲル(制酸剤),水酸化マグネシウム(制酸剤)など),抗生物質製剤(フラジオマイシン(メチルジゴキシンのみ),リファンピシン(リファンピシン)),サルファ剤(サラゾスルファピリジン(サラゾスルファピリジン)(潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬(1))),甲状腺製剤(乾燥甲状腺,レボチロキシンナトリウム水和物(甲状腺製剤),リオチロニンナトリウム(甲状腺製剤)),アカルボース(食後過血糖改善薬),ミグリトール(食後過血糖改善薬)
(3)本剤との併用で副作用が増強したとの報告がある薬剤……ブピバカイン塩酸塩水和物
(4)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……ヘパリン
(5)併用するとジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐,食欲不振など)を不顕化する(かくす)おそれがある薬剤……制吐作用を有する薬剤(スルピリド(ベンズアミド系抗精神病薬)(スルピリド),メトクロプラミド(メトクロプラミド),ドンペリドン(ドンペリドン)など)
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2023/09/27