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こんさーた
コンサータ
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
精神神経科の薬/その他の精神神経科の薬
解説タイトル
AD/HD治療薬(1)
一般名 解説
メチルフェニデート塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 18mg 1錠 235.80円
錠剤 / 27mg 1錠 261.90円
錠剤 / 36mg 1錠 280.50円
製薬会社 解説
ヤンセン
先発/ジェネリック 解説
先発品
分類 解説
中枢神経刺激薬
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
18歳未満は18~54mg,18歳以上は18~72mgを1日1回朝に服用。
識別コード 解説
18mg 包装コード:alza 18 18mg 本体コード:alza 18
27mg 包装コード:alza 27 27mg 本体コード:alza 27
36mg 包装コード:alza 36 36mg 本体コード:alza 36
その他 解説
保険収載年:2007/12
コンサータ錠18mg
コンサータ錠27mg
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
使用上の注意
警告 解説
(2)本剤の投与にあたっては,患者(小児の場合には患者または代諾者)に対して,本剤の有効性,安全性,および目的以外への使用や他人への譲渡はしないことを文書によって説明し,文書で同意を取得すること。
基本的注意 解説
(2)慎重に服用すべき場合……てんかんまたはその前歴/患者の心疾患に関する病歴,突然死や重篤な心疾患に関する家族歴などから,心臓に重篤ではないが異常が認められる,もしくはその可能性が示唆される患者/高血圧,心不全,心筋梗塞の前歴/脳血管障害(脳動脈瘤,血管炎,脳卒中など)またはその前歴/精神系疾患(統合失調症,精神病性障害,双極性障害)/薬物依存またはアルコール中毒などの前歴/心臓に構造的な異常または他の重篤な問題のある人/高度な消化管狭窄/開放隅角緑内障
(3)服薬指導……患者および保護者またはそれに代わる人は,服用前に医師から本剤の治療上の位置づけおよび本剤の服用による副作用発現のリスクについて,十分な情報と適切な使用方法の指導を受けてください。
(4)攻撃的行動……本剤の服用中に攻撃的行動の発現や悪化が報告されています。十分に注意を払い,異常を感じたらすぐに処方医に連絡してください。
(5)成長遅延・体重減少……本剤を長期服用した場合,小児では成長遅延・体重増加の抑制,成人では体重減少が報告されています。患児の場合は成長に注意し,身長や体重の増加が思わしくないときは服用を中止します。
(6)薬剤服用時の注意……(1)作用が12時間持続するので,午後の服用は避けてください。(2)この薬は特殊製剤なので,噛んだり,割ったり,砕いたり,溶かしたりせず,必ず錠剤そのままを水かお湯で服用してください。(3)この薬の外皮は内部の溶けない成分と一緒に糞便中に排泄されますが,正常なことであり,心配する必要はありません。(4)薬が消化管内に滞留した可能性がある場合は,腹部デジタルX線で容易にチェックができます。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると,めまい,眠け,視覚障害などがおこることがあります。服用中は,危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(8)その他……
・妊婦での安全性:服用しないことが望ましい。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児(6歳未満)での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)検査などでわかる副作用……血小板減少症,白血球減少症,汎血球減少症/高血圧,血圧変動,血圧上昇,拡張期血圧上昇,脈拍異常/QT延長,異常Q波/白血球減少,好中球減少,好酸球増加/血中アミラーゼ増加,CK増加,ALT・AST増加,肝機能異常,血中ビリルビン増加,トリグリセリド増加,血糖増加,血中尿素増加,血中尿酸増加,タンパク尿,尿中ケトン体陽性,尿潜血,心雑音,AL-P増加,肝酵素上昇,血小板減少,白血球数異常
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤など……アトモキセチン塩酸塩(AD/HD治療薬(2))/アルコール
(3)本剤との併用で突然死の報告がある薬剤……クロニジン塩酸塩(中枢性α2刺激薬)
海外評価 解説
- 6点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- C
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/10/15