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内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

精神神経科の薬/けいれん・てんかんの薬

解説タイトル

フェナセミド系抗けいれん薬

一般名 解説

アセチルフェネトライド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

末剤 /  1g 126.60円
錠剤 / 200mg 1錠 42.90円

製薬会社 解説

住友ファーマ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

抗けいれん・てんかん薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1日0.3~1.2gを3回に分けて服用。小児は処方医の指示通りに。

識別コード 解説

200mg 本体コード:205

その他 解説

保険収載年:1963/1

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

てんかんのけいれん発作:強直間代発作(全般けいれん発作,大発作),焦点発作(ジャクソン型発作を含む)/精神運動発作/自律神経発作

解説 解説

本剤は,フェニル尿素の誘導体(化合物)です。強直間代発作,焦点発作,精神運動発作に有効です。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはフェニル尿素系薬剤に対するアレルギー
(2)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(3)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)再生不良性貧血。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(麻疹様・猩紅熱(しょうこうねつ)様・中毒疹様発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……黄疸などの肝機能障害/腎機能障害/眠け,不眠,運動失調,構音障害,注意力・集中力・反射運動能力などの低下,もうろう感,めまい,神経過敏,焦躁感,不安,頭痛,倦怠感/食欲不振,悪心/くる病,骨軟化症,歯牙の形成不全/よだれ,熱感
(3)検査などでわかる副作用……白血球減少
(4)連用による副作用……くる病・骨軟化症・歯牙の形成不全(AL-P上昇,カルシウム・無機リン減少)

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用するとさらにおこりやすくなる副作用……アセタゾラミド(アセタゾラミド)と本剤との併用で,くる病,骨軟化症がおこりやすくなります。

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2024年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2024/10/15