お薬検索

ろばきしん

ロバキシン

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

痛み・炎症・熱の薬/肩こり・筋肉痛・腰痛の薬

解説タイトル

メフェネシン系筋弛緩薬

一般名 解説

メトカルバモール
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

顆粒剤 / 90% 1g 14.30円

製薬会社 解説

あすか=武田

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

骨格筋弛緩薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1日1.5~2.25mgを3回に分けて服用。小児では1日総量60mg/kg(体重)。

識別コード 解説

その他 解説

保険収載年:1963/1

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

運動器疾患に伴う有痛性痙縮(けいしゅく)→腰背痛症,変形性脊椎症,頸肩腕症候群
[クロルフェネシンカルバミン酸エステルのみの適応症]椎間板ヘルニア,脊椎分離・すべり症,脊椎骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
[メトカルバモールのみの適応症]肩関節周囲炎

解説 解説

本剤は,メフェネシン系筋弛緩薬と呼ばれているものの代表です。筋肉がけいれんして痛みがあるときに,脊髄の神経を麻痺させることによって筋肉のこわばりを取り去ります。一時,しばしば使用された精神安定薬のメプロバメートに似ており,精神安定作用もあります。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*クロルフェネシンカルバミン酸エステル(リンラキサー)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤および類似化合物(メトカルバモールなど)に対するアレルギーの前歴/肝機能障害
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害の前歴/腎機能障害
(3)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)ショック(血圧低下,除脈,顔面蒼白,冷汗,呼吸困難など)。(2)中毒性表皮壊死融解症(TEN)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,皮疹,薬疹,むくみ・腫脹感,かゆみ,口内炎,熱感)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……眠け,めまい,ふらつき,頭痛・頭重感,脱力感,倦怠感
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹痛,胃痛,胃部不快感,消化不良,胃のもたれ(膨満感,胃重感),胸やけ,食欲不振,吐きけ,胃腸障害,下痢,便秘,口内乾燥,舌炎,悪心
(4)検査などでわかる副作用……白血球・血小板減少

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると相互に作用が強まる薬剤……フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体),モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き)/飲酒

海外評価 解説

  • 6点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー 解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27