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そらんたーる

ソランタール

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

痛み・炎症・熱の薬/解熱鎮痛薬

解説タイトル

塩基性抗炎症剤

一般名 解説

チアラミド塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

錠剤 / 50mg 1錠 9.80円
錠剤 / 100mg 1錠 10.10円

製薬会社 解説

LTLファーマ

先発/ジェネリック 解説

先発品

分類 解説

解熱鎮痛消炎薬

規制 解説

使用量と回数 解説

1回100mgを1日3回。急性上気道炎の場合は1回100mgを頓用,ただし原則1日2回まで,1日最大300mg。

識別コード 解説

100mg 本体コード:LT 002
50mg 本体コード:LT 001

その他 解説

保険収載年:1975/1

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

手術後,外傷後の鎮痛・消炎/下記の疾患の鎮痛・消炎→関節炎,腰痛症,頸肩腕症候群,骨盤内炎症,軟産道損傷,乳房うっ積,帯状疱疹,多形滲出性紅斑,膀胱炎,副睾丸炎,前眼部炎症,智歯周囲炎/抜歯後の鎮痛・消炎/下記の疾患の鎮痛→急性上気道炎

解説 解説

アスピリン(サリチル酸系),ピリン系薬剤,アントラニル酸誘導体,アリール酢酸誘導体,アリールプロピオン酸誘導体などを「酸性抗炎症薬」と呼ぶのに対し,ここで取り扱う薬剤を「塩基性抗炎症薬」と呼びます。塩基性抗炎症薬は,酸性抗炎症薬より抗炎症作用が少し弱いのですが,副作用も軽いといわれています。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

(1)服用してはいけない場合……消化性潰瘍/重い血液異常・肝機能障害・腎機能障害/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/アスピリンぜんそく(非ステロイド性解熱鎮痛薬などによるぜんそく発作の誘発)またはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……けいれん発作の前歴/消化性潰瘍の前歴/血液異常またはその前歴(重い血液異常のある人を除く)/気管支ぜんそく(アスピリンぜんそくまたはその前歴のある人を除く)/感染症を合併している人/腎機能障害またはその前歴(重い腎機能障害のある人を除く)/肝機能障害またはその前歴(重い肝機能障害のある人を除く)/小児,高齢者
(3)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,じん麻疹,血管浮腫など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……食欲不振,悪心,胸やけ,腹部膨満感,腹痛,下痢,便秘,嘔吐,口渇/頭痛,めまい,ふらつき,不眠,眠け/むくみ,倦怠感

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27