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いぶぷろふぇん
イブプロフェン
内服薬
種別
内服薬
大分類/中分類
痛み・炎症・熱の薬/解熱鎮痛薬
解説タイトル
アリールプロピオン酸系NSAID
剤形/保険薬価 解説
錠剤 / 100mg 1錠 6.10円
錠剤 / 200mg 1錠 8.90円
製薬会社 解説
日医工岐阜=日医工=武田
先発/ジェネリック 解説
ジェネリック
分類 解説
解熱鎮痛消炎薬(アリルアルカン酸誘導体)
規制 解説
使用量と回数 解説
1日600mgを3回に分けて服用。急性上気道炎の場合は1回200mgを頓用,ただし原則1日2回まで,1日最大600mg。小児の場合は処方医の指示通りに服用。
識別コード 解説
100mg 包装コード:t 261 100mg 本体コード:261
200mg 包装コード:t 262 200mg 本体コード:t 262
その他 解説
保険収載年:1972/2
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
ロキソプロフェンナトリウム水和物はOTC薬(大衆薬)として第1類に分類され,解熱鎮痛薬として医療用薬品と同じ含量(1錠中ロキソプロフェンナトリウム水和物として60mg)の製品が市販されています。イブプロフェンは第2類医薬品として,鎮痛薬や総合感冒薬などに配合されています。また,イブプロフェンとブチルスコポラミン臭化物(鎮けい薬)(単剤としては,こちらも第2類医薬品として販売されている)との配合剤は,指定第2類医薬品です。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……消化性潰瘍/重い血液異常・肝機能障害・腎機能障害・心機能不全/本剤の成分に対するアレルギーの前歴/アスピリンぜんそく(非ステロイド性解熱鎮痛薬などによるぜんそく発作の誘発)またはその前歴/妊娠後期
(2)慎重に服用すべき場合……消化性潰瘍の前歴/非ステロイド性解熱鎮痛薬の長期服用による消化性潰瘍のある人で,本剤の長期服用が必要であり,かつミソプロストール(プロスタグランジン製剤)による治療が行われている人/血液異常またはその前歴(重い血液異常のある人を除く)/心機能異常(重い心機能不全のある人を除く)/気管支ぜんそく(アスピリンぜんそくまたはその前歴のある人を除く)/潰瘍性大腸炎/クローン病/感染症を合併している人/腎機能障害またはその前歴(重い腎機能障害のある人を除く)/肝機能障害またはその前歴(重い肝機能障害のある人を除く)/高齢者
(3)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊が認められたとの報告があります。
(4)過度の体温低下など……過度の体温低下,虚脱,四肢の冷却などがおこることがあります。特に高熱を伴う幼小児や高齢者,消耗性疾患の人は十分な注意が必要です。
(5)血液障害……服用中に発熱,咽頭痛が現れたときは,重症の血液障害を疑ってみる必要があります。
(6)高齢者……1日1回服用の場合は,体外への排泄に時間がかかるので,高齢者には好ましくないとの意見もあります。腎機能が低下している人も同様です。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。妊娠後期は服用しない。
・授乳婦での安全性:治療上の有益性・母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続・中止を検討。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……腹痛,胃部不快感,食欲不振,悪心・嘔吐,下痢,便秘,胸やけ,口内炎,消化不良,口渇,腹部膨満/動悸/眠け,頭痛,しびれ,めまい/血尿,排尿困難,尿量減少/むくみ,顔面熱感,胸痛,倦怠感,発汗
(3)検査などでわかる副作用……血圧上昇/貧血,白血球減少,好酸球増多,血小板減少/AST・ALT・AL-P上昇/タンパク尿
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)本剤との併用で出血の危険性が増大するおそれがある薬剤……凝固第X因子阻害薬(凝固第X因子阻害薬)(エドキサバントシル酸塩水和物など)
(3)本剤との併用でけいれん誘発作用が強まることがある薬剤……ニューキノロン系抗菌薬(ニューキノロン剤)(レボフロキサシン水和物など)
(4)本剤との併用でリチウム中毒をおこすことがある薬剤……リチウム製剤(炭酸リチウム(躁病に用いる薬))
(5)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……チアジド系利尿降圧薬(チアジド系薬剤)(ヒドロクロロチアジドなど),降圧薬(ACE阻害薬(ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)),ARB(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬))など)
(6)本剤との併用で腎機能が悪化するおそれがある薬剤……降圧薬(ACE阻害薬(ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)),ARB(ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬))など)
海外評価 解説
- 6点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- B
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日:2024/10/15