病気事典[家庭の医学]

こうきあつさんそりょうほう

高気圧酸素療法

高気圧酸素療法について解説します。

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高気圧酸素療法の解説(コラム)

 高気圧酸素療法は、高い環境気圧下で酸素加を行う(血液中に溶解する酸素量を増やす)治療法です。(1)溶解型酸素増量による酸素加、(2)不活性ガスの洗い出し、(3)体内ガスの圧縮、(4)細菌に対する酸素毒性(殺菌作用)などの効果を利用して、組み合わせています。表9に示すような適応疾患があります。

 高気圧酸素治療装置には、1人用の装置と多人数用の装置があります。患者さんにそのなかに入ってもらい、高濃度の酸素を吸入してもらいます。

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