<iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-WFG672H&l=dataLayer" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe>

病気事典[家庭の医学]

こんごのかだい

今後の課題

今後の課題について解説します。

執筆者:

解説(概論)

今後、注目していくべき感染症としては以下の疾患があげられますが、現在の重要性からいえば

  • (1)インフルエンザ:どのように流行してくるかが最大の関心事となります。
  • (2)薬剤耐性菌感染症:易感染患者、とくに免疫低下状態の患者へのリスク拡大を防止するため、あらゆる手段をとるべきでしょう。
  • (3)エイズ/HIV−1:先進諸国のなかでは日本のみが激増の一途をたどっています。唯一教育効果が期待できるのに、とても行われているとはいえません。
  • (4)結核:2万数千人からまったく減少がみられません。
  • (5)麻疹(はしか):2012年までに日本からの排除が計画されていますが、現在のワクチン接種状況では可能かどうか不明です。
  • (6)動物由来感染症の激増:一番大きな問題が狂犬病です。アジアからアフリカ各地へと広がり、世界で5万5千人、とくに中国から中近東、インドで4万人もの患者(全員死亡)が発生しています。そのほかのあらゆる動物由来感染症−、とくに蚊に由来するマラリア、デング熱、日本脳炎などが重要です。
  • (7)その他

以上の種々の問題に対応していくため、次のような施策が課題となります。

  • (1)感染症の発生・拡大に備えた事前対応行政が必要。すなわち、感染症発生動向調査体制の整備と強化、医療体制、および検査体制の整備と充実。
  • (2)WHOや世界各国(とくに開発途上国)との日常的な感染症対策協力体制を用いての感染症情報の迅速な把握と発生抑制への対応、が極めて重要です。

      情報提供元 : (C)株式会社 法研執筆者一覧
      掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。