症状チェック

ひんけつ

貧血

貧血とは

血液中の赤血球が少なくなる状態をいいます。酸素を運ぶヘモグロビンの量が少ないので、からだ全体が酸素不足におちいり、動悸(どうき)、息切れ、めまい、疲れやすいという症状が出てきます。原因にはさまざまなものがあります。

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チェックシート

質問に対する回答を選んで、「選択完了」ボタンをクリックしてください。

1 顔色が悪く、青白く見えますか

項目を選択してください。

2 全身の皮膚、口の中、結膜、唇、爪(つめ)の色が青白いですか

項目を選択してください。

3 疲れやだるさ、眠気を感じたりしますか

項目を選択してください。

4 運動をしたり、階段や坂をのぼるときに、息切れ、動悸(どうき)がしますか

項目を選択してください。

5 頭が重かったり、めまいがしますか

項目を選択してください。

6 ときどき、脳貧血を起こしますか

項目を選択してください。

7 朝食を抜くことが多いですか

項目を選択してください。

8 口角炎を起こしやすいですか

項目を選択してください。

9 爪がもろくなって欠けやすいですか

項目を選択してください。

10 ダイエットをよくしますか

項目を選択してください。

選択されていない項目があります。

選択完了

[ご利用上の注意]
「症状チェック」 は、特徴的な症状に対する一般的な傾向として医学知識の情報を提供するものであり、皆様の症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方は、医師にご相談のうえ、専門的な診断を受けるようにして下さい。

貧血の原因と種類

・鉄欠乏性貧血…鉄分が足りないことが原因の貧血です。女性に多く、生理時の出血などにより起こったりします。
・出血…けがや胃潰瘍(かいよう)や痔(じ)などによる出血が原因でも貧血状態となります。
・溶血性貧血…免疫反応、薬物の副作用、人工弁の使用で起こります。遺伝性のものもあります。
・再生不良性貧血…薬物の副作用、骨髄で赤血球がつくられなくなることによって起こります。
・巨赤芽球性貧血…ビタミンB 12 が吸収されなかったり、葉酸の欠乏のために赤血球がうまくつくられなくなって起こります。
・妊娠…胎児などへの血液供給が必要となり、母体が貧血状態になりやすくなります。
・続発性貧血…さまざまな病気により、栄養不足や出血によって起こります。結核などの慢性感染症、細菌性心内膜炎、骨髄炎、がんなど。

貧血の治療

原因を明らかにして、原因を取り除きます。医師の診察で原因をはっきりさせることがまず必要です。その後、それぞれの原因に合わせた、治療をおこないます。貧血が起こりやすい人は鉄分の多い食事、レバーや緑黄色野菜をとるよう心掛けます。

検査

血液検査をおこない、赤血球などの状態を調べます。それぞれの原因に応じて、必要な検査をおこないます。

監修者

赤坂山王クリニック院長 梅田 悦生

1942年生まれ、兵庫県出身。

大阪市立大学医学部卒業後、仏ストラスブール大学医学部附属病院レジデント、大阪市立大学医学部附属病院、国立国際医療センター、関東中央病院部長等を経て現職。医学博士、日本抗加齢医学会専門医。元日本ペンクラブ会員。

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症状から病気を調べる

主な症状と、付随する症状から、疑われる病気を調べることができます。

心臓以外の原因による動悸と付随する症状 疑われる病気名
息切れ、疲れやすい、全身倦怠感、頭重感、顔面蒼白 鉄欠乏性貧血
右記の貧血症状、皮下出血など出血傾向 慢性骨髄性白血病
発汗過多 空腹感、ふるえ、集中力散漫 体重減少、眼球突出 甲状腺機能亢進症
意識の混乱、発語困難 低血糖症
高血圧、頭痛、体重減少、便秘、胸痛、視力障害 褐色細胞腫
その他 発熱、 起立性低血圧症 更年期障害 全般性不安障害 など

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