ザーコリ ファイザー (クリゾチニブ) [処方薬] - メディカルiタウン

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ざーこり
ザーコリ [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
がんに使われる内服薬/分子標的治療薬
【解説タイトル/一般名】
ALK融合遺伝子陽性がん治療薬 / クリゾチニブ
【剤形/保険薬価】
カプセル剤 / 200mg 1カプセル 9,690.00円
カプセル剤 / 250mg 1カプセル 12,026.40円
【メーカー】
ファイザー
【先発/ジェネリック】
先発品
【分類】
チロシンキナーゼ阻害薬
【規制】
劇薬
【使用量と回数】
【識別コード】
200mg 包装コード: 200:CRZ 本体コード:pfizer/CRZ 200
250mg 包装コード: 250:CRZ 本体コード:pfizer/CRZ 250
【その他】
保険収載年:2012/5
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1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
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ザーコリの処方目的

[クリゾチニブ,アレクチニブ塩酸塩の適応症]ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
[セリチニブの適応症]クリゾチニブに抵抗性または不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん
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ザーコリの解説

ALK融合遺伝子は,2007年に日本人によって発見された肺がんの原因遺伝子の一つです。本剤は,がん細胞の中でこの遺伝子によってつくられたALK融合蛋白質の中のチロシンキナーゼという酵素の活性を阻害することにより,がん細胞の増殖を抑制すると考えられています。
セリチニブは,クリゾチニブで治療していて耐性が生じるなどして効果がなくなった場合や,副作用などで治療継続が困難な場合に用います。一方,アレクチニブ塩酸塩の治療後には,現在のところセリチニブを使用することはできません。
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ザーコリの使用上の注意

<警告>
(1)本剤は,緊急時に十分に措置できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもとで,適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,医師からその有効性・危険性について十分な説明を受け,患者および家族が納得・同意できなければ治療に入っていくべきではありません。
(2)本剤の服用により間質性肺疾患が現れることがあるので(クリゾチニブでは死亡に至った例が報告されている),息切れ,呼吸困難,せき,発熱などの初期症状がみられたら,直ちに処方医に報告します。
(3)[クリゾチニブ]本剤の服用により肝不全が現れ,死亡に至った例が報告されているので,服用中は定期的に(特に服用初期は頻回に)肝機能検査を行います。

<基本的注意>
*全剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
[アレクチニブ塩酸塩のみ]妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……間質性肺疾患またはその前歴/肝機能障害
[クリゾチニブ,セリチニブのみ]QT間隔延長のおそれ,またはその前歴
[クリゾチニブのみ]重度の腎機能障害
(3)定期的に検査……(1)本剤の服用によって,肝機能障害,好中球減少・白血球減少などが現れることがあるので,定期的に肝機能検査,血液検査を行います。(2)[クリゾチニブ,セリチニブ]QT間隔延長,徐脈が現れることがあるので,定期的に心電図および電解質検査を行います。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……[セリチニブ]本剤の血中濃度が低下して有効性が弱まるおそれがあるので,本剤の服用中はセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品の摂取を避けることが望ましいです。
(5)危険作業に注意……[クリゾチニブ]視覚障害(視力障害,光視症,霧視,硝子体浮遊物,複視,視野欠損,羞明(しゅうめい),視力低下など)が現れることがあるので,服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分に注意してください。
(6)その他……
・妊婦での安全性:[クリゾチニブ,セリチニブ]未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

<重大な副作用>
(1)間質性肺疾患。(2)肝機能障害。
[クリゾチニブ,アレクチニブ塩酸塩のみ](3)好中球減少症,白血球減少症。
[クリゾチニブ,セリチニブのみ](4)QT間隔延長,徐脈。
[クリゾチニブのみ](5)劇症肝炎,肝不全。(6)リンパ球減少症,血小板減少症。(7)心不全(肺水腫,胸水,心のう液貯留,急激な体重増加,息切れ,呼吸困難,浮腫など)。
[アレクチニブ塩酸塩のみ](8)消化管穿孔(せんこう)。(9)血栓塞栓症(肺塞栓症など)。
[セリチニブのみ](10)重度の下痢。(11)高血糖・糖尿病。(12)膵炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
[クリゾチニブ]
(1)おこることがある副作用……悪心,下痢,嘔吐,便秘,食道障害,消化不良,上腹部痛,口内乾燥,腹部不快感,腹部膨満,腹痛/視力障害,光視症,霧視,硝子体浮遊物,複視,視野欠損,羞明,視力低下/浮動性めまい,ニューロパチー,味覚異常,頭痛,不眠症/食欲減退,脱水/徐脈,血栓塞栓症/せき,肺炎/発疹,紅斑,かゆみ,光線過敏症/筋痙縮(けいしゅく),関節腫脹/複雑性腎のう胞,腎膿瘍/浮腫(末梢性浮腫,顔面浮腫,眼窩(がんか)周囲浮腫など),疲労,発熱
(2)検査などでわかる副作用……低リン酸血症,低アルブミン血症/血中クレアチニン増加,腎機能障害

<併用してはいけない薬>
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

<注意して併用すべき薬>
(1)併用すると本剤の血中濃度が増加するおそれがある薬剤……CYP3A阻害薬(ケトコナゾール〔経口薬は国内未承認〕,イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),サキナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2))など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が低下するおそれがある薬剤……CYP3A誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン)など)
[クリゾチニブ,セリチニブのみ]
(3)併用するとQT間隔延長をおこすおそれがある薬剤……QT間隔延長をおこすことが知られている薬剤(イミプラミン(三環系抗うつ薬),ピモジド(ブチロフェノン系薬剤),アミオダロン塩酸塩(アミオダロン塩酸塩),クラリスロマイシン(マクロライド),ドロペリドールなど)
[クリゾチニブのみ]
(4)本剤との併用で血中濃度が増加するおそれがある薬剤……CYP3Aの基質となる薬剤(ミダゾラムなど)
[セリチニブのみ]
(5)併用すると徐脈をおこすおそれがある薬剤……徐脈をおこすことが知られている薬剤(β遮断薬,非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬(ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬)など),クロニジン塩酸塩(中枢性α2刺激薬)など)
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ザーコリの海外評価

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ザーコリのプレグナンシー・カテゴリー

PC D プレグナンシー・カテゴリーとは


※薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、または製薬会社の説明書にしたがってください。
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