アスピリン 日医工 (アスピリン) [処方薬] - メディカルiタウン

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あすぴりん
アスピリン [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
痛み・炎症・熱の薬/解熱鎮痛薬
【解説タイトル/一般名】
アスピリン / アスピリン
【剤形/保険薬価】
末剤 /  10g 29.40円
【メーカー】
日医工
【先発/ジェネリック】
先発品
【分類】
解熱鎮痛薬(サリチル酸系)
【規制】
【使用量と回数】
1回0.5~1.5g,1日1~4.5g。急性上気道炎の場合は1回0.5~1.5gを頓用,ただし原則1日2回まで,1日最大4.5g。川崎病の場合は処方医の指示通りに服用。
【識別コード】
【その他】
保険収載年:1950/9
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1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
7サイト内検索(キーワード検索)

アスピリンの処方目的

[アスピリンの適応症]関節リウマチ,リウマチ熱,変形性関節症,強直性脊椎炎,関節周囲炎,結合織炎,術後疼痛,歯痛,症候性神経痛,関節痛,腰痛症,筋肉痛,捻挫(ねんざ)痛,打撲痛,痛風による痛み,頭痛,月経痛/急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛/川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)→「健栄」「小堺」を除く
[アスピリン・ダイアルミネートの適応症]頭痛,歯痛,月経痛,感冒の解熱,関節リウマチ,リウマチ熱,症候性神経痛
[アスピリン類似成分を含む配合剤の適応症]感冒もしくは上気道炎に伴う以下の症状の改善および緩和→ 鼻汁,鼻閉,咽・喉頭痛,せき,痰,頭痛,関節痛,筋肉痛,発熱
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アスピリンの解説

1世紀にわたって熱と痛みの薬として使用され,価格も安く,今でも解熱鎮痛剤の王座を保っています。
アスピリンの解熱作用は,皮膚の血管を拡張することによって熱を発散させるためと考えられています。また,痛みを取ったり,炎症を鎮めたりする作用は,プロスタグランジンと呼ばれる物質の産生を妨げるためです。
近年の話題
(1)水痘(水ぼうそう)やインフルエンザなどのウイルス感染症にかかっている小児におこる,致死率の高いライ症候群をアスピリンが悪化させる可能性があるといわれています。原則的に,15歳未満の水痘,インフルエンザの患者には使用禁止となっています。代替品として,アセトアミノフェン(アセトアミノフェン)をすすめています。
(2)アスピリンをごく少量服用すると,血液が固まるのを防ぐことがわかり,「狭心症・心筋梗塞・脳梗塞」などの血栓・塞栓形成の抑制の目的で処方されることがあります。日本でも小用量アスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用))として健康保険の適応になっています。アメリカではOTC薬(大衆薬)として薬局などで入手できます。
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アスピリンの使用上の注意

<警告>
[アスピリン類似成分を含む配合剤]
(1)本剤中のアセトアミノフェンにより重い肝機能障害が発現するおそれがあるので注意してください。
(2)本剤とアセトアミノフェンを含む他の薬剤(一般用医薬品を含む)との併用により,アセトアミノフェンの過量服用による重い肝機能障害が発現するおそれがあることから,これらの薬剤との併用は避けてください。

<基本的注意>
*アスピリン・ダイアルミネート(バファリン配合錠A330mg)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤および本剤の成分またはサリチル酸系薬剤に対するアレルギーの前歴/消化性潰瘍/重い血液異常・肝機能障害・腎機能障害・心機能不全/アスピリンぜんそく,またはその前歴/出産予定日12週以内の妊婦
(2)慎重に服用すべき場合……消化性潰瘍の前歴/血液異常またはその前歴/出血傾向/肝機能障害・腎機能障害またはその前歴/心機能異常/アレルギーの前歴/気管支ぜんそく/手術・心臓カテーテル検査・抜歯前1週間以内の人/妊婦(ただし,出産予定日12週以内の妊婦は禁忌)または妊娠している可能性のある人/非ステロイド系解熱鎮痛薬の長期服用による消化性潰瘍のある人で,本剤の長期服用が必要であり,かつミソプロストール(プロスタグランジン製剤)による治療が行われている人/アルコール飲料の常用者/小児,高齢者
(3)服用法……食事と同時に服用したり,ミルクやコップ1杯(150mL以上)の水と一緒にのめば,胃腸障害を防ぐのに役立ちます。
(4)長期服用……慢性疾患(関節リウマチ,変形性関節症など)の人が長期服用する場合は定期的に尿や血液,肝機能などの検査を受ける必要があります。
(5)小児……原則として,水痘やインフルエンザなどのウイルス感染症にかかっている15歳未満の小児は服用しないでください。治療上やむを得ず服用する場合は,状態に注意してください。
(6)女性……非ステロイド系解熱鎮痛薬を長期服用している女性に,一時的な不妊が認められたとの報告があります。
(7)過度の体温低下など……過度の体温低下,虚脱,四肢の冷却などがおこることがあります。特に高熱を伴う幼小児や高齢者,消耗性疾患の人は十分な注意が必要です。
(8)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。出産予定日12週以内は服用しない。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。(「薬の知識」共通事項のみかた

<重大な副作用>
(1)ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,じん麻疹など)。(2)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN),剥奪(はくだつ)性皮膚炎。(3)再生不良性貧血,血小板減少,白血球減少。(4)ぜんそく発作の誘発。(5)肝機能障害,黄疸。(6)頭蓋内出血(脳出血など),肺出血,消化管出血,鼻出血,眼底出血など。(7)消化性潰瘍,小腸・大腸潰瘍。
[アスピリン類似成分を含む配合剤](8)急性汎発性発疹性膿疱症。(9)劇症肝炎。(10)汎血球減少,無顆粒球症,溶血性貧血。(11)間質性肺炎,好酸球性肺炎。(12)間質性腎炎,急性腎不全。(13)乳児突然死症候群(SIDS)および乳児睡眠時無呼吸発作。(14)横紋筋融解症。(15)緑内障。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(じん麻疹,発疹,むくみ)
(2)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……胃腸障害,吐きけ・悪心・嘔吐,腹痛,胸やけ,便秘,下痢,消化性潰瘍,食道炎,口唇腫脹,吐血,食欲不振,胃部不快感/かゆみ,皮疹,膨疹,発汗/めまい,興奮,頭痛/血管炎,心窩部(しんかぶ)痛/過呼吸,気管支炎,鼻出血,鼻炎/角結膜炎,耳鳴り,難聴/貧血/倦怠感
(3)検査などでわかる副作用……AST・ALT上昇,肝機能障害/腎機能障害/血圧低下/白血球・血小板減少,血小板機能低下(出血時間の延長)/代謝性アシドーシス

<併用してはいけない薬>
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

<注意して併用すべき薬>
(1)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……糖尿病用剤(インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)),トルブタミド(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系))など),クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)など),バルプロ酸ナトリウム(バルプロ酸ナトリウム),プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬(セラトロダスト(セラトロダスト),ラマトロバン(鼻アレルギー治療薬))
(2)本剤との併用で作用が弱まるおそれがある薬剤……尿酸排泄促進薬(プロベネシド(プロベネシド),ベンズブロマロン(ベンズブロマロン)),チアジド系利尿薬(チアジド系薬剤),非ステロイド系解熱鎮痛薬(インドメタシン(インドール酢酸系NSAID),ジクロフェナクナトリウム(ジクロフェナクナトリウム)など),ニトログリセリン(亜硝酸誘導体),テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン系抗生物質),ニューキノロン系抗菌薬(ニューキノロン剤),フェニトイン(フェニトイン),ACE阻害薬(ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)),ベーター・ブロッカー(ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの)
(3)本剤との併用で出血の危険性が強まるおそれがある薬剤……ヘパリン製剤,ダナパロイドナトリウム,第Xa因子阻害薬(リバーロキサバン(凝固第X因子阻害薬)など),抗トロンビン薬(ダビガトラン(ダビガトラン)など),トロンボモデュリンアルファ,チクロピジン塩酸塩(チクロピジン塩酸塩),シロスタゾール(シロスタゾール),クロピドグレル硫酸塩(クロピドグレル),トロンボキサン合成酵素阻害薬(オザグレルナトリウム),プロスタグランジンE1製剤,E1およびI2誘導体製剤(ベラプロストナトリウム(肺動脈性肺高血圧症治療薬(2))(ベラプロストナトリウム)など),サルポグレラート塩酸塩(サルポグレラート塩酸塩),イコサペント酸エチル(イコサペント酸エチル),血栓溶解剤(ウロキナーゼ,t-PA製剤など)
(4)本剤との併用で副作用が強まることがある薬剤……メトトレキサート(メトトレキサート),アセタゾラミド(アセタゾラミド
(5)本剤との併用でリチウム中毒をおこすおそれがある薬剤……リチウム製剤(躁病に用いる薬
(6)本剤との併用で出血が増加し,腎機能低下をもたらすことがある薬剤……非ステロイド系解熱鎮痛薬(インドメタシン(インドール酢酸系NSAID),ジクロフェナクナトリウム(ジクロフェナクナトリウム)など)
(7)本剤との併用で出血傾向(皮膚の異常出血,胃腸出血など)が強まる薬剤……選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (フルボキサミンマレイン酸塩(選択的セロトニン再取り込み阻害薬),塩酸セルトラリン(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など)
(8)併用すると本剤の副作用が強まることがある薬剤……フロセミド(ループ利尿薬),アゾセミド(ループ利尿薬),ピレタニド(ループ利尿薬
(9)併用すると本剤の尿中排泄が増加することがある薬剤……乳酸ナトリウム
(10)併用すると両剤または一方の薬剤の副作用の発現頻度が増加するおそれがある薬剤……オキシカム系消炎鎮痛薬(ピロキシカム(COXⅡ阻害薬)など)
(11)併用するとサリチル酸中毒をおこす薬剤……副腎皮質ホルモン薬(ベタメタゾン(副腎皮質ステロイド薬),コルチゾン酢酸エステル(副腎皮質ステロイド薬),メチルプレドニゾロン(副腎皮質ステロイド薬)など)
(12)併用すると消化性潰瘍をおこすことがある薬剤……ドネペジル塩酸塩(認知症治療薬(1)(アセチルコリンエステラーゼ阻害薬)
(13)併用すると腎機能障害が現れることがある薬剤……タクロリムス水和物(タクロリムス水和物ほか),シクロスポリン(シクロスポリン
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アスピリンの海外評価

5.5点 英 米 独 仏 海外評価とは
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アスピリンのプレグナンシー・カテゴリー

PC D プレグナンシー・カテゴリーとは


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