グリコラン 日本新薬 (メトホルミン塩酸塩) [処方薬] - メディカルiタウン

メディカルiタウン

ぐりこらん
グリコラン [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
内分泌疾患の薬/糖尿病の内服薬
【解説タイトル/一般名】
糖尿病治療薬(ビグアナイド系) / メトホルミン塩酸塩
【剤形/保険薬価】
錠剤 / 250mg 1錠 9.60円
【メーカー】
日本新薬
【先発/ジェネリック】
先発品
【分類】
糖尿病用薬(ビグアナイド系)
【規制】
劇薬
【使用量と回数】
1日500mgより開始し,2~3回に分けて服用。1日最大750mg。メトグルコとメトホルミン塩酸塩MTの場合は,1日500mgより開始し,2~3回に分けて服用。維持量1日750~1,500mg,1日最大2,250mg。小児の場合は処方医の指示通りに服用。
【識別コード】
250mg 包装コード: 302 本体コード: 302
【その他】
保険収載年:1961/12
9ページTOPへ▲



1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
7サイト内検索(キーワード検索)

グリコランの処方目的

2型糖尿病((1)食事療法・運動療法のみの治療,(2)食事療法・運動療法に加えてスルフォニルウレア系糖尿病薬(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系))の服用によっても十分な効果が得られない場合に限る)
9ページTOPへ▲

グリコランの解説

ビグアナイド系は,中東原産のマメ科のガレガから発見されたグアニジン誘導体から開発された薬剤です。インスリン抵抗性改善薬の一つで,肝臓での糖新生の抑制,小腸からの糖吸収の抑制,末梢組織でのインスリン感受性の改善などの作用によって血糖値を下げます。
日本では,フェンホルミン塩酸塩は使用禁止になりましたが,同系統のブホルミン塩酸塩,メトホルミン塩酸塩が使用されています。アメリカ,イギリスではブホルミン塩酸塩は使われていません。
なおメトホルミン塩酸塩は,高齢者の場合,メトグルコとメトホルミン塩酸塩MTのみ「慎重に服用すべき」薬で,その他は「服用してはいけない(禁忌)」薬となっています。
9ページTOPへ▲

グリコランの使用上の注意

<警告>
(1)重い乳酸アシドーシスをおこすことがあるので,乳酸アシドーシスをおこしやすい人は服用してはいけません。
(2)腎機能障害または肝機能障害のある人,高齢者が服用する場合には,定期的に腎機能・肝機能の検査を受けなければなりません。
(3)重い低血糖症がおこることがあるため,用法・用量など指示されたことは厳守しなければなりません。

<基本的注意>
*メトホルミン塩酸塩(メトグルコ)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……乳酸アシドーシスの前歴/中等度以上の腎機能障害/透析している人(腹膜透析を含む)/重い肝機能障害/ショック,心不全,心筋梗塞,肺塞栓などの心血管系,肺機能の高度な障害,その他の低酸素血症を伴いやすい状態/過度のアルコール摂取/脱水症,脱水症が懸念される下痢・嘔吐などの胃腸障害/重症ケトーシス,糖尿病性昏睡または前昏睡,1型糖尿病/重症感染症,手術前後,重い外傷/栄養不良状態,飢餓状態,衰弱状態,脳下垂体機能不全,副腎機能不全/本剤の成分またはビグアナイド系薬剤に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……不規則な食事摂取,食事摂取量の不足/激しい筋肉運動/軽度の腎機能障害/軽度~中等度の肝機能障害/感染症/ヨード造影剤・腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシンなど)との併用/他の糖尿病薬の服用中/高齢者
(3)乳酸アシドーシス・低血糖対策……(1)服用すると,まれに重い乳酸アシドーシス,低血糖をおこすことがあります。処方医から指示された乳酸アシドーシス・低血糖に関する注意をきちんと守ってください。特に高所作業や自動車の運転などに従事している人は注意が必要です。(2)乳酸アシドーシスとは,血中乳酸値の上昇,乳酸・ピルビン酸比の上昇,血液pHの低下などを示す病態で予後不良のことが少なくありません。初期症状としては下痢,悪心,食欲不振,消化不良,嘔吐,腹痛などの胃腸症状,その他,全身倦怠感,筋肉痛,過呼吸などが多くみられます。これらの症状が現れた場合には直ちに処方医に連絡してください。(3)低血糖に対しては,平素からショ糖(砂糖の主成分)やブドウ糖を持ち歩き,脱力感,高度の空腹感,発汗などの症状が現れたら,すぐに服用してください。本剤の服用によって症状が現れたら通常はショ糖を服用し,α-グルコシダーゼ阻害薬(食後過血糖改善薬)(アカルボース,ボグリボース,ミグリトール)を併用している場合にはブドウ糖を服用します。
(4)脱水症状……脱水がおこると乳酸アシドーシスが現れることがあります。利尿作用のある薬剤(利尿薬,選択的SGLT2阻害薬(選択的SGLT2阻害薬)など)との併用時には,特に脱水に注意してください。口渇,尿量の減少,頭痛,全身倦怠感,食欲不振,めまい,吐きけ・嘔吐などの脱水症状が現れた場合には直ちに処方医に連絡してください。
(5)ヨード造影剤……本剤の服用中にヨード造影剤を服用してCTなどの検査を行うと,乳酸アシドーシスをおこすことがあります。検査を受けるときは必ず本剤を服用していることを医師に伝えてください。ヨード造影剤の服用後48時間は本剤を服用してはいけません。
(6)長期服用……本剤を長期服用すると,ビタミンB12の吸収不良が現れることがあります。
(7)定期検査……本剤を服用中は,定期的に腎機能,肝機能,血糖,尿糖などの検査を受ける必要があります。
(8)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児(10歳未満)での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

<重大な副作用>
(1)乳酸アシドーシス(胃腸症状,倦怠感,筋肉痛,過呼吸など)。(2)低血糖症状(初期症状:脱力感,高度の空腹感,発汗など)。(3)肝機能障害,黄疸。(4)横紋筋融解症(筋肉痛,脱力感など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,かゆみ)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……下痢,悪心,食欲不振,消化不良,嘔吐,腹痛,腹部膨満感,便秘,胃炎,胃腸障害,放屁増加/味覚異常,頭重,むくみ,全身倦怠感,空腹感,眠け,めまい・ふらつき,動悸,発汗,脱力感,空腹感,筋肉痛
(3)検査などでわかる副作用……貧血,白血球増加,好酸球増加,白血球減少,血小板減少/肝機能異常/BUN上昇,クレアチニン上昇/乳酸上昇,CK上昇,血中カリウム上昇,血中尿酸増加,ケトーシス/ビタミンB12減少

<併用してはいけない薬>
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

<注意して併用すべき薬>
(1)本剤との併用で血糖が下がりすぎる薬剤……インスリン製剤(糖尿病治療薬(1)(インスリン製剤)),経口糖尿病薬,アスピリンなどサリチル酸系薬剤(アスピリン),ベーター・ブロッカー(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が狭心症と高血圧のもの)),モノアミン酸化酵素阻害薬(モノアミン酸化酵素の働き),グアネチジン,蛋白同化ステロイド(蛋白同化ステロイド薬
(2)併用すると本剤の作用を弱める薬剤……アドレナリン,副腎皮質ステロイド薬(副腎皮質ステロイド薬),甲状腺ホルモン(甲状腺製剤),卵胞ホルモン(卵胞ホルモン),利尿薬,ピラジナミド,イソニアジド(イソニアジド),ニコチン酸(その他のビタミンB群),フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤
(3)本剤との併用により乳酸アシドーシスをおこすことがある薬剤……ヨード造影剤,腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシンなど),利尿作用のある薬剤(利尿薬,選択的SGLT2阻害薬(選択的SGLT2阻害薬)など)
(4)併用すると相互に作用が強まるおそれがある薬剤……シメチジン(ヒスタミンH2受容体拮抗薬
9ページTOPへ▲

グリコランの海外評価

5.5点 英 米 独 仏 海外評価とは
9ページTOPへ▲

グリコランのプレグナンシー・カテゴリー

PC B プレグナンシー・カテゴリーとは


※薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、または製薬会社の説明書にしたがってください。
[処方薬](C)株式会社 法研
[市販薬]セルフメディケーション・データベースセンターから当社が許諾を得て使用している情報です。
掲載情報の著作権は、情報の提供元である各メーカー(製薬会社等)に帰属します。
[免責事項・著作権等について]

9ページTOPへ▲