ジュリナ バイエル (エストラジオール) [処方薬] - メディカルiタウン

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じゅりな
ジュリナ [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
婦人科の薬/女性用ホルモン剤
【解説タイトル/一般名】
卵胞ホルモン / エストラジオール
【剤形/保険薬価】
錠剤 / 0.5mg 1錠 65.50円
【メーカー】
バイエル
【先発/ジェネリック】
先発品
【分類】
女性ホルモン
【規制】
【使用量と回数】
1日1回0.5mg。増量するときまたは閉経後骨粗鬆症の場合は,1日1回1mg。
【識別コード】
0.5mg 包装コード:HM: 0.5mg 本体コード:HM
【その他】
保険収載年:2008/6
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1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
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ジュリナの処方目的

[結合型エストロゲンの適応症]卵巣欠落症状,卵巣機能不全症,更年期障害腟炎(老人,小児および非特異性),機能性子宮出血
[エストリオールの適応症]更年期障害腟炎(老人,小児および非特異性),子宮頸管炎ならびに子宮腟部びらん,老人性骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
[エチニルエストラジオールの適応症]閉経後の末期乳がん(男性ホルモン療法に抵抗を示す場合)/前立腺がん
[エストラジオールの適応症]更年期障害および卵巣欠落症状に伴う血管運動神経症状(ホットフラッシュ,発汗)・腟萎縮症状,閉経後骨粗鬆症
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ジュリナの解説

卵胞ホルモンは,主として卵巣と胎盤でつくられますが,一部は副腎や男性の睾丸によってもつくられます。子宮発育不全,無月経,月経不順,子宮不正出血,老人性腟炎などの卵巣機能不全による障害や,更年期障害の諸症状に処方されます。エチニルエストラジオールのみは,閉経後の末期乳がん,および前立腺がんが適応症です。
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ジュリナの使用上の注意

<警告>


<基本的注意>
*結合型エストロゲン(プレマリン),エストリオール(エストリール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳がん,子宮内膜がん)およびその疑いのある人/乳がんの前歴/血栓性静脈炎・肺塞栓症またはその前歴/動脈性の血栓塞栓疾患(例えば冠動脈性心疾患,脳卒中)またはその前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人/重い肝機能障害/診断の確定していない異常性器出血/未治療の子宮内膜増殖症
[結合型エストロゲンのみ]本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害/子宮内膜症/子宮筋腫/心疾患・腎疾患またはその前歴/てんかん/糖尿病/SLE(全身性エリテマトーデス)/乳がんの家族素因が強い人,乳房結節のある人,乳腺症または乳房X線像に異常がみられた人/手術前または長期臥床状態/思春期前の少女
[結合型エストロゲン]片頭痛のある人
[エストリオール]骨成長が終了していない可能性のある人
(3)定期検査……服用中は,定期的に乳房検診,婦人科検診を受ける必要があります。
(4)血栓症……本剤を服用すると血栓症が現れることがあります。下肢の疼痛・むくみ,突然の呼吸困難,息切れ,胸痛,中枢神経症状(めまい,意識障害,四肢麻痺など),急性視力障害などの初期症状が現れたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(5)肝腫瘍……[結合型エストロゲン]長期服用により,肝腫瘍が発生したとの報告があります。
(6)ホルモン補充療法(以下,HRT)と子宮内膜がん(子宮体がん)の危険性……卵胞ホルモン剤を長期間(約1年以上)使用した閉経期以降の女性では,子宮内膜がんになる危険性が対照群の女性と比較して高く,この危険性は使用期間に相関して上昇し(1~5年間で2.8倍,10年以上で9.5倍),黄体ホルモン剤の併用により抑えられる(対照群の女性と比較して0.8倍)との疫学調査の結果が報告されています。
(7)HRTと卵巣がんの危険性……卵胞ホルモン剤を長期間使用した閉経期以降の女性では,卵巣がんになる危険性が対照群の女性と比較して高くなるとの疫学調査の結果が報告されています。
(8)HRTと乳がんの危険性……米国での閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験の結果,本剤と黄体ホルモンの配合剤服用群は,乳がんになる危険性がプラセボ(偽薬)服用群に比較して有意に高くなる(ハザード比:1.24)との報告があります。
(9)HRTと冠動脈性心疾患の危険性……米国での閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験の結果,本剤と黄体ホルモンの配合剤服用群は,冠動脈性心疾患の危険性がプラセボ服用群に比較して高い傾向にあり,特に服用開始1年後では有意に高くなる(ハザード比:1.81)との報告があります。
(10)HRTと脳卒中の危険性……米国での閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験の結果,本剤と黄体ホルモンの配合剤服用群では,脳卒中(主として脳梗塞)の危険性がプラセボ服用群に比較して有意に高くなる(ハザード比:1.31)との報告があります。
(11)HRTと認知症の危険性……米国での閉経後女性を対象とした無作為化臨床試験によると,本剤と黄体ホルモンの配合剤服用群では,アルツハイマーを含む認知症になる危険性が,プラセボ服用群に比較して有意に高くなる(ハザード比:2.05)と報告されています。
(12)HRTと胆のう疾患の危険性……米国での閉経後の女性を対象とした無作為化臨床試験の結果,本剤と黄体ホルモンの服用群では,胆のう疾患の危険性がプラセボ服用群に比較して高くなる(ハザード比:1.59)との報告があります。
(13)骨密度を測定……[エストリオール,エストラジオール]老人性骨粗鬆症あるいは閉経後骨粗鬆症の人が本剤を服用する場合は,服用後6カ月~1年後に骨密度を測定し,効果がない場合は他の療法を考慮することになります。
(14)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……[エチニルエストラジオール,エストラジオール]本剤と併用すると,本剤の効果を弱めたり,不正性器出血の発現率を増大させるおそれがあります。服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。

<重大な副作用>
(1)下肢の痛み・むくみ,呼吸困難,胸痛,中枢神経症状(めまい,意識障害など),視力障害などを初期症状とする血栓症,血栓塞栓症(四肢,肺,心,脳,網膜など)。
[エチニルエストラジオールのみ](2)心不全,狭心症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,じん麻疹,血管浮腫など)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……ナトリウムや体液の貯留(むくみ,体重増加など)
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……帯下(たいげ)(おりもの)の増加,不正出血,経血量の変化/乳房痛,乳房緊満感/腹痛,悪心・嘔吐,食欲不振,膵炎/色素沈着,脱毛/頭痛,めまい/脱力感,全身熱感/呼吸困難
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇/血圧低下

<併用してはいけない薬>
[エチニルエストラジオール]オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤(ヴィキラックス配合錠(C型肝炎治療薬(ポリメラーゼ阻害薬)))→肝酵素のALT上昇が高頻度に認められています。ヴィキラックス配合錠による治療終了の約2週間後から本剤の服用を再開できます。

<注意して併用すべき薬>
(1)併用すると本剤の作用が強まる薬剤……[結合型エストロゲン]イプリフラボン(イプリフラボン
(2)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……血糖降下薬(グリベンクラミド・グリクラジド・アセトヘキサミド(糖尿病治療薬(スルフォニルウレア系)))
(3)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……[結合型エストロゲン]副腎皮質ホルモン(プレドニゾロンなど(副腎皮質ステロイド薬))
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ジュリナの海外評価

5.5点 英 米 独 仏 海外評価とは
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ジュリナのプレグナンシー・カテゴリー

PC X プレグナンシー・カテゴリーとは


※薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、または製薬会社の説明書にしたがってください。
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