ファモチジン 共和 (ファモチジン) [処方薬] - メディカルiタウン

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ふぁもちじん
ファモチジン [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
胃腸の薬/胃炎・消化性潰瘍の薬
【解説タイトル/一般名】
ヒスタミンH2受容体拮抗薬 / ファモチジン
【剤形/保険薬価】
錠剤 / 10mg 1錠 9.90円
錠剤 / 20mg 1錠 10.90円
【メーカー】
共和
【先発/ジェネリック】
ジェネリックジェネリック医薬品
【分類】
消化性潰瘍治療薬
【規制】
【使用量と回数】
胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎,ゾリンガー・エリスン症候群,上部消化管出血の場合,1回20mg(散剤2%は1g,10%は0.2g)を1日2回または1日1回40mg。胃粘膜病変の場合は,1回10mgを1日2回または1日1回20mg。
【識別コード】
10mg 包装コード:KW 568 10mg 本体コード:KW 568
20mg 包装コード:20:KW 569 20mg 本体コード:KW 569
【その他】
保険収載年:1988/7
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1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
7サイト内検索(キーワード検索)

ファモチジンの処方目的

胃潰瘍十二指腸潰瘍/吻合部潰瘍,ゾリンガー・エリスン症候群,上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎などによる),逆流性食道炎/急性胃炎・慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,むくみ)の改善
[ラニチジン塩酸塩,ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩,ラフチジンのみの適応症]麻酔前投薬
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ファモチジンの解説

抗ヒスタミン薬を開発している途中で偶然見つかった薬ですが,効果は非常によいものです。注射薬もあって,この薬剤の出現で,アメリカにおける潰瘍手術は従来の5分の1に減少したほどといわれています。近年開発された薬のうちでは,もっともすばらしい薬といえます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍なら,これらの薬で治癒しますが,がんの好発部位なので,胃部に異常を感じたらすぐに受診し,がんの発見を遅らせることのないようにすることが大切です。内服の場合,効果が出るまでに4~8週間の服用が必要だといわれています。
作用としては,胃粘膜壁細胞にあるヒスタミンH2受容体に特異的に拮抗することにより,胃液の分泌を抑制します。ペプシン分泌抑制作用もあるといわれています。一般にH2ブロッカーと呼ばれています。
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ファモチジンの使用上の注意

<警告>


<基本的注意>
*シメチジン(タガメット),ラニチジン塩酸塩(ザンタック),ファモチジン(ガスター,D)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……腎機能障害/肝機能障害/薬物過敏症/高齢者
[ファモチジンのみ]心疾患
(3)定期検査……服用中は,定期的に肝機能,腎機能,血液像などの検査を受けることが必要です。
(4)服用法……[ファモチジン]本剤のD錠(口腔内崩壊錠)は,舌の上にのせて唾液を浸せば舌でつぶれますが,口腔の粘膜から吸収されることはないので,唾液または水でのみ込んでください。ただし,寝たままの状態では,水なしで服用しないでください。
(5)かくされる症状……本剤を服用すると,胃がんによる症状をかくすことがあります。本剤は,胃がんではないことを確認のうえで処方されます。
(6)動物実験……[シメチジン](1)動物の毒性試験において,前立腺および精のう重量の減少が報告されています。(2)ラットに24カ月投与した毒性試験で,良性の精巣間細胞腫の発生が増加したとの報告があります。
(7)外国での報告……[ラニチジン塩酸塩]急性ポルフィリン症の人が服用した場合,その症状を悪化させたとの報告があります。
(8)その他……
・妊婦での安全性:未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:[シメチジン]原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。[ラニチジン塩酸塩,ファモチジン]服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

<重大な副作用>
(1)ショック,アナフィラキシー(全身発赤,じん麻疹,呼吸困難など)。(2)汎血球減少症,再生不良性貧血,無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血(全身倦怠,脱力,皮下・粘膜下出血,発熱など)。(3)間質性腎炎,急性腎不全。(4)肝機能障害,黄疸。(5)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(6)意識障害,けいれん,ミオクローヌス。
[ラニチジン塩酸塩,ファモチジン](7)横紋筋(おうもんきん)融解症。
[シメチジン](8)房室ブロックなどの心ブロック。
[ファモチジン](9)QT延長。(10)間質性肺炎。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹・皮疹,かゆみ,じん麻疹〈紅斑〉,発熱,末梢神経障害,顔面・眼瞼・口唇のむくみ,血管炎) 
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……女性化乳房,乳汁分泌,帯下増加,月経不順,勃起障害/便秘,腹部膨満感,下痢,軟便,口渇,悪心・嘔吐,食欲不振,口内炎/錯乱,けいれん,頭痛,頭重感,めまい,四肢のしびれ・こわばり感,眠け,不眠,ヒポコンドリー様症状,無気力感,全身倦怠感,うつ状態,幻覚,意識障害,不随意運動:振戦,眼振,パーキンソニズムなど/頻脈,徐脈,動悸,顔面潮紅,耳鳴り/黄疸/多形紅斑,脱毛/発熱,全身熱感,排尿困難,筋肉痛,関節痛,膵炎,脱毛,味覚異常
(3)検査などでわかる副作用……血圧上昇,房室ブロック/AST・ALT・γ-GTP・AL-P・LDH・総ビリルビン上昇/BUN上昇,CK上昇
[ファモチジン]血小板減少,好酸球増多

<併用してはいけない薬>
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

<注意して併用すべき薬>
(1)本剤との併用で作用が強まる薬剤……[シメチジン,ラニチジン塩酸塩]クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム)),ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム(ベンゾジアゼピン系安定薬),トリアゾラム(ベンゾジアゼピン系催眠薬),ミダゾラムなど)
[シメチジン]抗てんかん薬(フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン)など),抗うつ薬(イミプラミン(三環系抗うつ薬),パロキセチン(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)など),ベーター・ブロッカー(プロプラノロール,メトプロロール(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの)),ラベタロール(ベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの))など),カルシウム拮抗薬(ニフェジピン(カルシウム拮抗薬)など),抗不整脈薬(リドカインなど),キサンチン系薬剤(テオフィリン(テオフィリン),アミノフィリン水和物(カフェイン誘導体の強心薬)など),プロカインアミド(プロカインアミド塩酸塩),エリスロマイシン(マクロライド
(2)本剤との併用で作用が弱まる薬剤……[ラニチジン塩酸塩]アタザナビル(エイズ治療薬(2)),テラビルジン,ゲフィチニブ(EGFR遺伝子変異陽性がん治療薬
[ファモチジン]アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬))
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ファモチジンの海外評価

5.5点 英 米 独 仏 海外評価とは
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ファモチジンのプレグナンシー・カテゴリー

PC B プレグナンシー・カテゴリーとは


※薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、または製薬会社の説明書にしたがってください。
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