カベルゴリン 富士製薬 (カベルゴリン) [処方薬] - メディカルiタウン

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かべるごりん
カベルゴリン [処方薬]








【種別】
内服薬
【大分類/中分類】
その他の循環器系の薬/パーキンソン症候群の薬
【解説タイトル/一般名】
カベルゴリン / カベルゴリン
【剤形/保険薬価】
錠剤 / 0.25mg 1錠 45.40円
錠剤 / 1mg 1錠 150.00円
【メーカー】
富士製薬
【先発/ジェネリック】
ジェネリックジェネリック医薬品
【分類】
バッカクアルカロイド(抗パーキンソン病薬)
【規制】
劇薬
【使用量と回数】
パーキンソン病の場合,1日1回0.25mgから開始し,2週目には1日1回0.5mgとし,1週間ごとに0.5mgずつ増量。最大1日1回3mg。その他の場合は,処方医の指示通りに服用。
【識別コード】
0.25mg 包装コード:FJ 23 0.25mg 本体コード:FJ 23:0.25
1mg 包装コード:FJ 24 1mg 本体コード:FJ 24:1
【その他】
保険収載年:1999/8
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1処方目的 2解説
3使用上の注意
4海外評価
5プレグナンシー・カテゴリー
7サイト内検索(キーワード検索)

カベルゴリンの処方目的

パーキンソン病/産褥性乳汁分泌抑制/乳汁漏出症,高プロラクチン血性排卵障害,外科的処置の不必要な高プロラクチン血性下垂体腺腫
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カベルゴリンの解説

カベルゴリンは,ペルゴリドメシル酸塩(ペルゴリドメシル酸塩),ブロモクリプチンメシル酸塩(乳汁分泌異常症治療薬)と同じようにバッカクアルカロイド製剤です。
パーキンソン病では,脳内の神経伝達物質のひとつドパミンが不足しています。本剤は,神経細胞のドパミンの受容体を刺激してドパミンの量を増やし,パーキンソン病の改善を図ります。パーキンソン病の治療において,非バッカクアルカロイド製剤で治療効果が不十分,または副作用に耐えられないと考えられる場合にのみ使用されることになっています。
また本剤には,プロラクチンというホルモンの分泌を抑制する作用があり,高プロラクチン血症にも使われます。プロラクチンは産後に母乳を分泌させたり,授乳中に妊娠しないように排卵を止める働きをするホルモンですが,産後でもないのに多量に分泌してしまう病気が高プロラクチン血症で,排卵障害や無月経,乳汁漏出症などが現れ,不妊の原因にもなります。
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カベルゴリンの使用上の注意

<警告>


<基本的注意>
*カベルゴリン(カバサール)の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……バッカク製剤に対するアレルギーの前歴/心臓弁膜の病変またはその前歴/妊娠中毒症/産褥期高血圧
(2)慎重に服用すべき場合……高度の肝機能障害またはその前歴/胸膜炎・胸水・胸膜線維症・肺線維症・心膜炎・心のう液貯留・後腹膜線維症またはその前歴/消化性潰瘍や消化管出血またはその前歴/精神病またはその前歴/低血圧症/重い心血管障害またはその前歴/レイノー病/下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し視力障害などの著しい人/妊婦または妊娠している可能性のある人(ただしパーキンソン病の人は服用しないように),授乳婦,高齢者
(3)女性……(1)長期に連用するとプロラクチン分泌が抑制され,婦人科的な異常がおこることがあるため,定期的に婦人科検査を受ける必要があります。(2)妊娠を希望する人が服用する場合は妊娠を早期に確認するため,定期的に妊娠反応などの検査を受ける必要があります。妊娠を望まない人は避妊をしてください。
(4)妊婦……(1)[パーキンソン病]妊娠中の服用の安全性は確立されていません。妊婦・妊娠している可能性のある人は服用しないようにしてください。(2)[乳汁漏出症,高プロラクチン血性排卵障害,高プロラクチン血性下垂体腺腫]服用中に妊娠した場合は,ただちに中止します。ただし,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ処方されることがあります。(3)下垂体腺腫のある人が服用を中止すると,妊娠中に腺腫が拡大することがあります。腺腫の拡大を示す症状(頭痛,視野狭窄など)がみられたら,ただちに処方医へ連絡してください。
(5)氷罨(ひょうあん)法……本剤を産褥性乳汁分泌抑制のために服用するときには,場合によって氷罨法(氷などで冷やす)などの補助的方法を併用することがあります。
(6)発がん性……本剤の類薬の動物実験で,長期大量投与により子宮腫瘍がみられたとの報告があります。
(7)悪性症候群……本剤の服用によって悪性症候群がおこることがあります。無動緘黙(かんもく)〈緘黙=無言症〉,強度の筋強剛, 嚥下(えんげ)困難, 頻脈, 血圧の変動, 発汗などが発現し,引き続いて発熱がみられたら, 服用を中止して体を冷やす, 水分を補給するなどして,ただちに処方医へ連絡してください。
(8)危険作業は中止……本剤を服用すると,前兆のない突発的睡眠,傾眠,起立性低血圧などがおこることがあります。服用中は,自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・授乳婦での安全性:原則として服用しない。やむを得ず服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

<重大な副作用>
(1)悪性症候群(高熱,意識障害,高度の筋硬直,不随意運動,ショック症状など)。(2)幻覚,妄想,せん妄,失神,錯乱。(3)間質性肺炎(発熱,せき,呼吸困難など)。(4)胸膜炎,心のう液貯留,胸水,胸膜線維症,肺線維症,心膜炎。(5)前兆のない突発的睡眠。(6)肝機能障害,黄疸。(7)狭心症,肢端紅痛(したんこうつう)症。(8)心臓弁膜症。(9)後腹膜線維症(背部痛,下肢浮腫,腎機能障害)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

<その他の副作用>
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,ほてり,かゆみ,紅斑,顔面浮腫,じん麻疹)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……吐きけ・悪心,胃部不快感,食欲不振,口渇,嘔吐,便秘,下痢,胃のもたれ感,口内炎,腹痛,胃痛,胸やけ,むかつき,胃炎/興奮,不眠,不安,抑うつ,徘徊(はいかい)などの精神症状,ふらつき,めまい,頭重感,頭痛,ジスキネジア,睡眠時ミオクローヌスなどの神経症状,眠け,攻撃性,病的性欲亢進,いらいら感,うつ病,異常感覚,一過性半盲/起立性低血圧,立ちくらみ,動悸,息苦しさ,胸痛,胸部不快感,むくみ,指の血管れん縮/排尿障害,尿失禁/倦怠感,筋肉痛,発汗,脱毛,ざ瘡,乳房痛,下肢のけいれん,鼻血
(3)検査などでわかる副作用……血圧低下,高血圧/赤血球減少・ヘモグロビン・ヘマトクリット減少,白血球減少・増加,血小板減少・増加/CK上昇,総コレステロール・トリグリセリド上昇

<併用してはいけない薬>
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

<注意して併用すべき薬>
(1)併用すると本剤の降圧作用を強めることがある薬剤……降圧作用のある薬剤
(2)併用すると相互に作用を弱めることがある薬剤……フェノチアジン系薬剤(フェノチアジン系薬剤),ブチロフェノン系薬剤(ブチロフェノン系薬剤)やメトクロプラミド(メトクロプラミド)などのドパミン拮抗薬
(3)併用すると本剤の副作用を強めることがある薬剤……マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシン(マクロライド))
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カベルゴリンの海外評価

5.5点 英 米 独 仏 海外評価とは
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カベルゴリンのプレグナンシー・カテゴリー

PC B プレグナンシー・カテゴリーとは


※薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、または製薬会社の説明書にしたがってください。
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