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男性性器損傷


陰茎折症(いんけいせっしょう)


どんな外傷か・症状の現れ方

予期しない外力によって陰茎海綿体白膜(かいめんたいはくまく)の断裂を生じた状態を指しますが、通常、勃起(ぼっき)している時に起こりやすいとされています。性交渉中、自慰、睡眠、転倒時などがあげられます。

損傷時は、断裂音を伴ったり疼痛を訴えることがあります。

また、出血により血腫が形成され、陰茎は断裂部の反対側へ偏位し、皮下は暗赤色調を示します。

検査と診断

陰茎海綿体に造影剤を注入し、裂口からの造影剤の流出で確認します。その他、超音波断層検査、MRIなどの画像で診断します。

治療の方法

外科的処置が必要で、できるだけ早く断裂した白膜を縫合することが基本です。


陰茎絞扼症(いんけいこうやくしょう)


絞扼(こうやく)(締めつけられること)を起こすような物を、悪戯(いたずら)や自慰行為のために使用した場合にみられることが多く、輪ゴム、金属リング、指輪、ビンなどがあげられます。

絞扼部より末梢側では、循環障害に陥るためうっ血、浮腫が高度になります。肉眼では、暗赤色に腫脹(しゅちょう)した陰茎がみられます。

できるだけ早く絞扼物を取り除くことが求められます。金属リングなどでは、歯科用のドリルが有効の時があります。


包皮損傷(ほうひそんしょう)


男性が、ズボンのファスナーを閉める時に誤って包皮を挟み込むことが原因のひとつです。

ファスナーを壊して、必要ならば裂傷皮膚を縫合します。


陰茎切断(いんけいせつだん)


自傷行為、あるいは他傷行為による損傷があります。

吻合(ふんごう)を行うことで治癒することもしばしばあります。


精巣損傷(せいそうそんしょう)


交通事故、とくにオートバイなどでみられます。挫傷(ざしょう)や、高度の場合は精巣の破裂が起こります。陰嚢(いんのう)全体は、出血、血腫により腫大し、陰嚢皮膚は暗赤色にみえます。

出血を抑えるため、精嚢を圧迫し冷やします。軽度の場合は、安静のみで皮下の出血も大部分は吸収されます。しかし、破裂などの場合には外科的処置が必要です。

陰嚢の損傷とともに、精巣が脱出することがありますが、これも早期に整復しないと、精巣の萎縮(いしゅく)などが併発する可能性があります。

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男性性器損傷の初診に適した科目

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