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消化管異物

どんな損傷か

消化管異物による損傷を外傷ととらえるかどうかについては議論のあるところですが、不慮の事故と考えるならば外傷のなかに入れてもよいと考えます。

消化管異物とは、正常では存在しない物質が一時的あるいは数日間にわたり消化管内を占拠し、何らかの異常が発生する損傷です。
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原因は何か

異物が存在する部位、故意にのみ込んだのか誤ってのみ込んだのか、年齢は乳幼児か高齢者かなどの要因により、異物の性状は異なります。
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症状の現れ方

(1)食道異物義歯(ぎし)は食道入口部に陥入するため、嚥下(えんげ)困難や唾液の誤飲による咳き込みなどの症状がみられます。

(2)胃内異物:胃石(頻回にのみ込んだ髪の毛を核としてできる異物が多い)が幽門輪をふさぐことにより、胃の拡張や頻回の嘔吐がみられます。

乳幼児が誤ってアルカリ電池をのみ込んだ時はほとんど無症状ですが、数日同じ部位にとどまっている時には胃粘膜を腐食し、潰瘍や穿孔(せんこう)(孔(あな)があく)を起こすことがあります。

そのほかにも、乳幼児や精神疾患の患者さんは時々ボタン、ピン、針などをのみ込むことがあります。

(3)小腸異物:食道と胃の接合部を通過する異物の多くは数日後に便とともに排泄されますが、柿の種子などは次第に容積が大きくなり、回盲部(かいもうぶ)のバウヒン弁をふさいで腸閉塞の症状を生ずることがあります。また、魚骨などの異物では腸に孔があき、腹膜炎(ふくまくえん)を起こすことがあります。

(4)直腸異物:性的要因によりボールペンやコーラのビンを直腸に挿入して外来を受診する患者さんがいます。
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検査と診断

胸部と腹部の単純X線写真をとって異物の存在する場所と性状を診断します。ただし、非金属性の異物では単純X線写真ではその存在を突き止められないため、CT検査を行う必要があります。

重要なことは異物が肛門側に進んでいるかどうかを知ることであり、翌日も同様の条件で撮影しなければなりません。
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治療の方法

義歯が食道入口部に陥入した時には、食道穿孔や誤嚥性(ごえんせい)肺炎を起こすことがあり、早急に内視鏡を使って摘出しなければなりません。

また、胃内異物のなかで、異物が肛門側に移動しない時にも内視鏡を使って摘出します。

バウヒン弁をふさぐ異物や鋭利な異物により穿孔を起こしている時には手術が必要です。

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消化管異物の初診に適した科目

初診に適した診療科目を選択すると、iタウンページの病院検索のページへ遷移します。
(表示がない場合は、該当するデータがございません。)


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