酒さ - メディカルiタウン

メディカルiタウン

酒さ

どんな病気か

中年以降に主として顔面に生じる原因不明の慢性炎症性疾患で、紅斑性酒さ(こうはんせいしゅさ)、酒さ性ざ瘡(しゅさせいざそう)は女性に多く、鼻瘤(びりゅう)は男性に多くみられます。
9ページTOPへ▲

原因は何か

根本的な原因はよくわかっていません。症状を悪化させる要因としては、精神的緊張、紫外線、温熱、寒気、飲酒、香辛料などがあります。女性では閉経前後に悪化しやすいこと、片頭痛の合併が多いことなどから、血管を拡張させたり収縮させたりする血管運動神経の異常が考えられています。
9ページTOPへ▲

症状の現れ方

鼻、眉間、頬、あごなど顔面の中心に、ほてり感を伴う潮紅、毛細血管の拡張がみられる症状は、第Ⅰ度(紅斑性酒さ)と呼ばれます。化粧品や石鹸などの軽い刺激でもひりひりしたり、灼熱(しゃくねつ)感が生じ、いわゆる敏感肌といわれます。

紅斑性酒さの症状に加えて、赤い丘疹や膿疱(のうほう)が多発する症状は第Ⅱ度(酒さ性ざ瘡)、鼻や頬を中心に結合組織の増殖を伴って隆起し、腫瘤(しゅりゅう)状を示すものは第Ⅲ度(鼻瘤)と呼ばれます(図35)。
9ページTOPへ▲

治療の方法

完治しにくく経過が長いのが特徴ですが、対症療法により良好な状態にコントロールすることが可能です。症状の強い時はテトラサイクリン系抗生剤(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)の内服が有効です。副腎皮質ステロイドの塗り薬は一時的には効くようにみえますが、病態を悪化させるので使われません。原因で述べた悪化因子をできるだけ避けることも必要です。
9ページTOPへ▲

病気に気づいたらどうする

なかなか治らず、よくなっても軽微な刺激で急に増悪することがあります。不安も大きいと思いますが、皮膚科専門医のもとでコントロールを続けてください。

9ページTOPへ▲

酒さの初診に適した科目

初診に適した診療科目を選択すると、iタウンページの病院検索のページへ遷移します。
(表示がない場合は、該当するデータがございません。)


皮膚科
9ページTOPへ▲

執筆者:


他の分類から探す

子ども

女性

男性

高齢者

こころ

皮膚・アレルギー

頭・顔

上半身

下半身

全身

生活習慣病

遺伝的要因

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C)株式会社 法研
[免責事項・著作権等について]

9ページTOPへ▲