毛孔性紅色粃糠疹 - メディカルiタウン

メディカルiタウン

毛孔性紅色粃糠疹

どんな病気か

毛穴に一致して白っぽい垢(あか)を伴う赤い発疹が現れ、長期になると発疹がくっついて乾癬様(かんせんよう)になる病気です。若年型と成人型があります。
9ページTOPへ▲

原因は何か

原因はいまだはっきりとしていません。若年型は遺伝傾向があり、常染色体優性遺伝(じょうせんしょくたいゆうせいいでん)が考えられています。
9ページTOPへ▲

症状の現れ方

手指背、膝、肘、腹部などに、一つ一つは粟粒(ぞくりゅう)ほどの大きさで毛穴に一致した赤く硬い小隆起が現れます。白っぽい垢を伴い、一部はくっついて乾癬様になります(図31)。手のひら、足の裏が赤く、がさがさし、垢の層が厚ぼったくなります。

重症になるとすべての発疹がつながり、全身真っ赤になる紅皮症(こうひしょう)といわれる状態になり、発熱や関節痛も起こるようになります。
9ページTOPへ▲

検査と診断

乾癬などと同じように、診断は特徴的な発疹とその分布、経過から判断します。乾癬と区別するため確定診断には、発疹の一部を切って顕微鏡で調べる組織検査を行います。
9ページTOPへ▲

治療の方法

外用薬には、ステロイド薬が多く用いられています。そのほか、活性型ビタミンD3外用薬も使用され、一定の効果が得られています。がさがさがひどい時は、角質溶解薬(尿素(にょうそ)軟膏)なども併せて使用します。

重症の場合は、ビタミンA類似物質の内服薬であるレチノイド(チガソン)を用います。ビタミンAの多量の内服が効くこともあります。治りにくい場合は光線療法(PUVA療法)も行われています。
9ページTOPへ▲

病気に気づいたらどうする

皮膚科専門医のいる医療機関を受診し、診断と治療を受けたほうがよいでしょう。重症の場合には入院治療を行うこともあります。
9ページTOPへ▲

関連項目

炎症性の角化症の全項目

9ページTOPへ▲

毛孔性紅色粃糠疹の初診に適した科目

初診に適した診療科目を選択すると、iタウンページの病院検索のページへ遷移します。
(表示がない場合は、該当するデータがございません。)


皮膚科
9ページTOPへ▲

執筆者:


他の分類から探す

子ども

女性

男性

高齢者

こころ

皮膚・アレルギー

頭・顔

上半身

下半身

全身

生活習慣病

遺伝的要因

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C)株式会社 法研
[免責事項・著作権等について]

9ページTOPへ▲