肛囲皮膚炎 - メディカルiタウン

メディカルiタウン

肛囲皮膚炎

どんな病気か

肛門周囲から臀部にかけての皮膚に、内因性、外因性の炎症が生じ、浮腫(むくみ)、びらん、肥厚、色素沈着などを起こしたもので、掻痒(そうよう)(かゆみ)を伴います(図22‐a)。肛囲湿疹(こういしっしん)もここに含まれます。
9ページTOPへ▲

原因は何か

頻回の下痢や肛門部の発汗、便の付着などで、本来弱酸性であるべき肛門皮膚の抵抗力が弱まり、炎症を起こしたものです。成人では下痢、長時間のドライブ、シャワートイレの過使用、女性では腟炎、生理、幼児では肛門の手入れの不備などが原因で発生します。
9ページTOPへ▲

症状の現れ方

急性期には皮膚に浮腫性紅斑を生じ、そこへ漿液性丘疹(しょうえきせいきゅうしん)ができて、小水疱(しょうすいほう)から膿疱(のうほう)、かさぶたへと進み、治癒に至ります。慢性化したものは皮膚が肥厚し、苔状になったり、色素沈着を残したりします。症状は肛門のかゆみ、ただれ、べとつき、分泌物です。引っかくと余計に病変が拡大します。

まれに、丘疹を生じるものに痛みの強い帯状疱疹(たいじょうほうしん)があります。左右どちらかに偏在するのですぐわかります。区別が必要なのは、片側にできる帯状疱疹(図22‐b)と悪性化もあるパジェット病図22‐c)です。
9ページTOPへ▲

検査と診断

肛門部の微生物の検索には局所の微生物培養が大切で、細菌、カンジダなどの真菌(しんきん)、酵母、雑菌などの区別をします。
9ページTOPへ▲

治療の方法

培養は、結果が出るまで2週間かかるので、まず肛門を清潔にして、石鹸などによる刺激を加えないで抗真菌薬軟膏、ステロイド軟膏を塗ります。
9ページTOPへ▲

病気に気づいたらどうする

まず肛門を清潔に洗い、アルコールや香辛料を控え、誤った治療は行わないで、肛門専門医か皮膚科医にかかってください。

9ページTOPへ▲

肛囲皮膚炎の初診に適した科目

初診に適した診療科目を選択すると、iタウンページの病院検索のページへ遷移します。
(表示がない場合は、該当するデータがございません。)


肛門外科
皮膚科
9ページTOPへ▲

執筆者:


他の分類から探す

子ども

女性

男性

高齢者

こころ

皮膚・アレルギー

頭・顔

上半身

下半身

全身

生活習慣病

遺伝的要因

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C)株式会社 法研
[免責事項・著作権等について]

9ページTOPへ▲