臍ヘルニア - メディカルiタウン

メディカルiタウン

臍ヘルニア

どんな病気か

小児では外鼠径(がいそけい)ヘルニアの次に多い病気で、小児期特有の病気です。
9ページTOPへ▲

原因は何か

臍帯(さいたい)付着部の臍輪閉鎖不全(さいりんへいさふぜん)が原因です。臍輪の下方には正中臍靭帯(せいちゅうさいじんたい)、外側(がいそく)臍靭帯があり、上方には肝円(かんえん)靭帯があります。とくに臍上部が弱く、出生までに臍輪が閉じられない場合に、激しく泣くことや、怒責(どせき)(腹部に力を入れてりきむこと)などの腹圧上昇因子が関係して臍ヘルニアが発症します。

発症には人種差があり、有色人種に多い傾向にあります。正常新生児の5~21%、未熟児は出生体重1000~1500gで84%にみられるといわれています。
9ページTOPへ▲

症状の現れ方

安静時に円形のヘルニア門を臍部に触れます。啼泣(ていきゅう)、怒責によりヘルニア門を通り、皮下に腸管が脱出します。
9ページTOPへ▲

検査と診断

指で圧迫すると、腸管はグル音(腸管が腹腔内にもどる時の音)を伴って容易に還納(かんのう)できるので、これで確定診断ができます。臍ヘルニアで痛みがある場合は、大網(だいもう)がヘルニア嚢(のう)に癒着(ゆちゃく)していると考えられます。小児の臍ヘルニアの嵌頓(かんとん)(腸管がヘルニア嚢内に陥入し、腸管血行障害を起こすこと)は極めてまれです。
9ページTOPへ▲

治療の方法

乳幼児期に自然に治る可能性が高いので、まずは手術はせずに外来で経過観察します。生後1年以内に80~95%が自然に治ります。2歳までに治らなければ外科的治療を行います。成人の場合は、臍ヘルニア内に腸管嵌頓が起こる頻度が高いので、発見次第、外科的治療をします。予後は合併症がなければ良好です。

9ページTOPへ▲

臍ヘルニアの初診に適した科目

初診に適した診療科目を選択すると、iタウンページの病院検索のページへ遷移します。
(表示がない場合は、該当するデータがございません。)


小児科
9ページTOPへ▲

執筆者:


他の分類から探す

子ども

女性

男性

高齢者

こころ

皮膚・アレルギー

頭・顔

上半身

下半身

全身

生活習慣病

遺伝的要因

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C)株式会社 法研
[免責事項・著作権等について]

9ページTOPへ▲