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血管腫<子どもの病気>


単純性血管腫(たんじゅんせいけっかんしゅ)


血管の発育異常、毛細血管の拡張により生じる、皮膚表面から隆起しない、境界が鮮明な紅斑です。通常は出生時から認められます。発症する部位や合併する症状によってはスタージ・ウェーバー症候群(顔面の三叉(さんさ)神経第1、2枝領域に生じる)、クリッペル・ウェーバー症候群(四肢片側に生じる)という病気のこともあります。自然に消えてなくなることがなく、加齢により色調が濃くなるため、形成外科的治療やレーザー治療などを考慮する必要があります。


サーモンパッチ


上口唇上部、前額中央、眼瞼に生じた境界が不明瞭な単純性血管腫(たんじゅんせいけっかんしゅ)のことです。大部分は1~3年くらいで自然に消えてなくなるので、治療は不要です。


ウンナ母斑(ぼはん)


項部(うなじ)に生じた単純性血管腫のことです。90%くらいはいずれ自然に消えてなくなるといわれています。サーモンパッチと併せて正中部母斑として一括すると、3~4人に1人くらいの頻度で認められます。


イチゴ状血管腫(じょうけっかんしゅ)


未熟な毛細血管が増加、拡張してできあがる鮮紅色の腫瘤(しゅりゅう)(こぶ)です。最初は小さな赤い斑点(毛細血管の拡張)であったものが、生後1~3カ月にかけて急速に大きくなり、6~12カ月で最大になります。その後、学齢期にかけて徐々に自然に消えてなくなることが多いといわれています。

ただし、機能的に問題が生じるような眼瞼(がんけん)、鼻腔、口唇、口腔、咽頭周囲、肛門周囲などに発症した場合や出血・潰瘍化を繰り返す場合などは、レーザー治療などを行う必要があります。レーザー治療を行う場合は早めのほうがよいといわれており、専門医に相談する必要があります。

また、あまりにも巨大な場合(カサバッハ・メリット症候群)や多発する場合には、精密検査や放射線療法、ステロイド療法を必要とすることがあります。


海綿状血管腫(かいめんじょうけっかんしゅ)


異常な血管が増えて、皮膚の下に塊状になったものです。通常は生まれた時から認められます。皮膚と同じ色から淡い赤紫色または青紫色で、皮膚と同じ高さから半球状に隆起するものまでさまざまです。自然に治ることはなく、形成外科的な対応が必要になります。

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血管腫<子どもの病気>の初診に適した科目

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