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モメタゾンフランカルボン酸エステル軟膏

外用薬

処方薬情報の見方

種別

外用薬

大分類/中分類

皮膚病の薬/湿疹・おでき類の薬

解説タイトル

副腎皮質ステロイド外用薬(ベリーストロング)

一般名 解説

モメタゾンフランカルボン酸エステル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

軟膏剤 / 0.1% 1g 14.40円

製薬会社 解説

前田=日医工

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

副腎皮質ステロイド薬

規制 解説

劇薬

使用量と回数 解説

識別コード 解説

0.1% 包装コード:MY1029 O

その他 解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症,ビダール苔癬,脂漏性皮膚炎,放射線皮膚炎,日光皮膚炎,女子顔面黒皮症を含む),痒疹群(じん麻疹様苔癬,ストロフルス,固定じん麻疹,結節性痒疹を含む),虫さされ,乾癬,掌蹠(しょうせき)膿疱症,扁平紅色苔癬,ジベルばら色粃糠疹(ひこうしん),薬疹・中毒疹,慢性円板状エリテマトーデス,紅斑症(多形滲出性紅斑,ダリエ遠心性環状紅斑,遠心性丘疹性紅斑),特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑,シャンバーク病,紫斑性色素性苔癬様皮膚炎),紅皮症,肉芽腫症(サルコイドーシス,環状肉芽腫),円形脱毛症,アミロイド苔癬(斑状アミロイドーシスを含む),肥厚性瘢痕(はんこん)・ケロイド,悪性リンパ腫(菌状息肉(そくにく)症を含む),水疱症(天疱瘡(てんぽうそう)群,ジューリング疱疹状皮膚炎・水疱性類天疱瘡),毛孔性紅色粃糠疹,尋常性白斑など
*製剤により多少異なります。

解説 解説

副腎皮質ステロイド外用薬には強い抗炎症作用があり,炎症性の皮膚疾患に幅広く使用されます。炎症を抑える力により,ストロンゲストからウィークの5段階に区分されていますが,強力なものがよいというわけではありません。病状や使用部位に合わせて選択されます。
安易に長期使用すると,皮膚局所ばかりでなく全身的な副作用の恐れもあるので,長期に使い続けるという状況は正常なものではありません。治療が長期にわたる場合は,医師とじっくり相談して納得したうえで使用してください。ウィークからストロングの3段階の薬品は,OTC薬(大衆薬)としても市販されています。
この項では,以下の(2)を掲載しています。
(1)作用が最も強力(strongest)/(2)作用がかなり強力(very strong)/(3)作用が強力(strong)/(4)作用が中程度(medium)/(5)作用が弱い(weak)

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*アムシノニド(ビスダーム),ジフルプレドナート(マイザー),ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル(アンテベート)の添付文書による

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/鼓膜に穿孔(せんこう)のある湿疹性外耳道炎/潰瘍(ベーチェット病は除く),第2度深在性以上の熱傷・凍傷
[アムシノニドのみ]皮膚結核,単純疱疹,水痘,帯状疱疹,種痘疹
[ジフルプレドナートのみ]細菌・真菌・ウイルス皮膚感染症
[ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルのみ]細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症,動物性皮膚疾患(疥癬,けじらみなど)
(2)小児……小児の長期使用または密封法(ODT)は,発育障害をおこすおそれがあるので避けてください。おむつは密封法と同様の作用があるので注意してください。
(3)その他……
・妊婦での安全性:大量または長期にわたる広範囲の使用を避けること。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

[すべての製剤](1)(まぶたの皮膚への使用により)眼圧亢進,緑内障,白内障。(2)(大量または長期にわたる広範囲の使用,密封法(ODT)により)後のう白内障,緑内障など。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価 解説

プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。

データ更新日:2023/09/27