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リサイオ点滴静注液 (チオテパ) 大日本住友 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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りさいおてんてきじょうちゅうえき

リサイオ点滴静注液

処方薬

処方薬情報の見方

種別

注射薬

大分類/中分類

がんに使われる注射薬/がんに使われるその他の薬剤

解説タイトル

チオテパ

一般名解説

チオテパ
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

注射用剤 / 100mg2.5mL 1瓶 189,816.00円

製薬会社解説

大日本住友

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

造血幹細胞移植前治療薬

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

識別コード解説

その他解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

小児悪性固形腫瘍における自家造血幹細胞移植の前治療

解説解説

本剤は,欧州では血液疾患および固形腫瘍に対して,造血幹細胞移植の前治療として他の化学療法薬との併用により数十年間にわたり使用され,評価の定まっている薬剤です。日本でも「医療上の必要性が高い薬剤」と判断され,2019年5月に販売承認されました。
前治療の目的は,骨髄の最大耐用量を超える抗がん薬を用いた大量化学療法で,腫瘍細胞をできるかぎり根絶させることで,本剤はメルファラン(メルファラン)(メルファラン)と併用して投与されます。

使用上の注意

警告解説

(1)本剤の投与は,緊急時に十分対応できる医療施設で,小児のがん化学療法および造血幹細胞移植に十分な知識と経験をもつ医師に,本剤の有効性・危険性を十分に聞き・たずね,同意してから受けなければなりません。
(2)本剤は強い骨髄抑制作用を有する薬剤であり,本剤投与後は重度の骨髄抑制状態となり,その結果致命的な感染症および出血などを引きおこすおそれがあるので,患者の状態を十分に観察し,致命的な感染症の発現を抑制するため,感染症予防のための処置(抗感染症薬の投与など)を行い,必要に応じて無菌管理を行うこと。また,輸血および血液造血因子の投与など適切な支持療法を行うこと。

基本的注意解説

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重症感染症を合併している人/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に使用すべき場合……肝機能障害/腎機能障害/感染症を合併している人
(3)定期的に検査……本剤の使用によって骨髄抑制,腎機能障害,肝中心静脈閉塞症などの重い副作用が現れることがあるので,定期的に血液検査,腎機能検査,肝機能検査を行います。
(4)性腺に対する影響……本剤の使用による性腺に対する影響に注意してください。雄動物(マウス,ラット)に投与した実験で,精子形成異常および妊娠率の低下が報告されています。
(5)成長障害……本剤の使用によって成長障害などがおこる可能性があります。本剤を前治療薬とした造血幹細胞移植を施行した小児において,成長障害などが発現したとの報告があります
(6)避妊……妊娠する可能性のある女性およびパートナーが妊娠する可能性のある男性は,本剤の使用中および使用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。動物実験で催奇形性,胎児死亡が認められたとの報告があります。
(7)その他……
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・低出生体重児または新生児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)感染症(細菌感染,真菌感染,敗血症,肺炎など)。(2)骨髄抑制(発熱性好中球減少症,白血球減少,血小板減少,貧血など)。(3)出血(胃腸出血,肺出血など)。(4)肺水腫,浮腫,胸水,心のう液貯留。(5)腎障害(急性腎障害など)。(6)胃腸障害(口内炎などの粘膜障害,悪心,嘔吐,下痢,食欲不振など)。(7)皮膚障害(皮膚色素過剰,皮膚炎,皮膚乾燥,皮膚剥脱(はくだつ),皮膚疼痛,かゆみなど)。(8)血栓性微小血管症。(9)肝中心静脈閉塞症(VOD)・類洞閉塞症候群(SOS)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……肝障害/血尿/呼吸不全,肺高血圧症,鼻閉,咽喉頭痛,喀血,急性呼吸窮迫症候群,呼吸困難,低酸素症/心停止,大動脈弁閉鎖不全症,洞性頻脈,毛細血管漏出症候群,房室ブロック,心室性期外収縮,心不全/肛門の炎症,腸炎,腹痛,胃炎,口腔内痛,口内乾燥,肛門狭窄,イレウス,消化管浮腫/味覚異常,不安,頭痛,感覚鈍麻,傾眠,せん妄,けいれん,熱性けいれん,異常行動,意識変容状態,脳症/斑状丘疹状皮疹,脱毛症,紫斑,発疹/眼そう痒症/倦怠感,発熱,陰茎痛,悪寒,非心臓性胸痛,口渇,術創の治癒遷延(せんえん),注射部位疼痛,骨肉腫,甲状腺がん,聴覚障害,ショック,無力症,全身健康状態低下
(2)検査などでわかる副作用……ALT・AST・γ-GTP上昇/タンパク尿/血圧上昇/アルブミン低下,カルシウム低下,カリウム低下,アミラーゼ増加,カリウム上昇,ナトリウム上昇,ナトリウム低下,マグネシウム低下

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)本剤との併用で有効性が弱まるおそれがある薬剤……シクロホスファミド(シクロホスファミド水和物)(シクロホスファミド水和物

海外評価解説

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • D

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2019/09/24

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