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ゾスパタ (ギルテリチニブフマル酸塩) アステラス [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぞすぱた

ゾスパタ

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/分子標的治療薬

解説タイトル

ギルテリチニブ

一般名解説

ギルテリチニブフマル酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 40mg 1錠 19,409.10円

製薬会社解説

アステラス

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

抗悪性腫瘍薬(FLT3阻害薬)

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

識別コード解説

40mg 包装コード: 本体コード: 235

その他解説

保険収載年:2018/11

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病

解説解説

急性骨髄性白血病の人の約30%は,FLT3(FMS様チロシンキナーゼ3)と呼ばれる遺伝子が変異しています。この変異があると再発率が高く,FLT3遺伝子変異は予後不良因子とされています。
本剤はFLT3阻害作用をもち,FLT3を介したシグナル伝達を阻害することで,がん細胞の増殖を抑制します。

使用上の注意

警告解説

本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設で,造血器悪性腫瘍の治療に十分な知識・経験をもつ医師のもと,本剤の使用が適切と判断される人にのみ使用されるべき薬剤です。また,治療開始に先立ち,患者または家族は医師からその有効性,危険性について十分な説明を受け,納得・同意したのち使用を開始しなければなりません。

基本的注意解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……QT間隔延長のおそれ,またはその前歴/重度の肝機能障害
(3)定期的に検査……本剤の服用によって,(1)QT間隔延長が現れることがあるので心電図検査・電解質検査(カリウム,マグネシウムなど)を,(2)発熱性好中球減少症・貧血などの骨髄抑制,脳出血・硬膜下血腫などの出血が現れることがあるので血液検査を,(3)AST・ALT・ビリルビン・γ‒GTPなどの上昇を伴う肝機能障害が現れることがあるので肝機能検査を,(4)急性腎障害などの腎障害が現れることがあるので腎機能検査を,本剤の服用開始前および服用中は定期的に行います。
(4)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……本剤の血中濃度を低下させて効果を弱めるおそれがあるので,服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(5)避妊……妊娠可能な女性およびパートナーが妊娠する可能性のある男性は,本剤の服用期間中および最終服用後一定期間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胎児発育抑制,胚・胎児死亡,催奇形性が認められています。
(6)その他……
・妊婦での安全性:未確立。原則として服用しない。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)骨髄抑制(血小板減少,貧血,好中球減少,発熱性好中球減少症,白血球減少など)。(2)重度の感染症(肺炎,肺感染,敗血症など)。(3)出血(脳出血,硬膜下血腫など)。(4)QT間隔延長。(5)心膜炎,心不全,心のう液貯留。(6)肝機能障害(AST・ALT・ビリルビン・γ‒GTPなどの上昇)。(7)腎障害(急性腎障害など)。(8)消化管穿孔(せんこう)。(9)間質性肺疾患(せき,呼吸困難,発熱など)。(10)重度の過敏症(アナフィラキシーなど)。(11)可逆性後白質脳症症候群(けいれん,頭痛,意識障害,錯乱,視覚障害など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……内出血の増加傾向/心筋炎,洞性頻脈/塞栓症/霧視,まぶしい,眼乾燥,視力低下,結膜出血,網膜出血,眼窩周囲浮腫/下痢,悪心,便秘,嘔吐,口内炎,腹痛,口内乾燥,口腔内出血,消化不良,胃食道逆流性疾患,口腔粘膜水疱形成,大腸炎,上腹部痛,下部消化管出血/疲労,発熱,末梢性浮腫,無力症,倦怠感,粘膜の炎症,末梢腫脹,疼痛,顔面浮腫/クロストリジウム・ディフィシレ大腸炎,医療機器関連感染,口腔カンジダ症,上気道感染/呼吸困難,せき,鼻出血,労作性呼吸困難,しゃっくり,低酸素症,急性前骨髄球性白血病分化症候群,胸水/発疹,皮膚疼痛,かゆみ,点状出血,薬疹,皮膚色素過剰,急性熱性好中球性皮膚症,皮膚炎,丘疹性皮疹,紫斑,斑状皮疹,じん麻疹/転倒/筋肉痛,関節痛,四肢痛,筋力低下,筋痙縮(けいしゅく)/食欲減退,脱水/頭痛,味覚異常,浮動性めまい,錯感覚,異常感覚,末梢性ニューロパチー,知覚過敏,末梢性感覚ニューロパチー,感覚鈍麻,神経痛,傾眠,けいれん発作/不眠症/腟出血/体重減少,体重増加
(2)検査などでわかる副作用……汎血球減少症/低血圧,高血圧,起立性低血圧/低ナトリウム血症,低カリウム血症,低カルシウム血症,低マグネシウム血症,低リン酸血症,低アルブミン血症,高血糖,高尿酸血症,高リン酸塩血症/AL-P増加,CK増加,LDH増加,血中クレアチニン増加,トランスアミナーゼ上昇,リンパ球減少,アミラーゼ増加,駆出率減少,血中リン減少,肝機能検査値上昇

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の血中濃度が低下し,効果が弱まるおそれがある薬剤……CYP3A誘導作用およびP-gp誘導作用がある薬剤(リファンピシン(リファンピシン),フェニトイン(フェニトイン),カルバマゼピン(カルバマゼピン)など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が上昇し,副作用の発現が強まるおそれがある薬剤……強いCYP3A阻害作用およびP-gp阻害作用がある薬剤(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド)など)
(3)併用するとQT間隔延長が強まるおそれがある薬剤……QT間隔延長をおこすことが知られている薬剤(キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物),プロカインアミド塩酸塩(プロカインアミド塩酸塩),オンダンセトロン塩酸塩水和物(セロトニン拮抗型制吐薬)など)

海外評価解説

  • 2.0点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2019/09/24

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