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がらふぉるど
ガラフォルド
内服薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
ミガーラスタットに反応性のあるGLA遺伝子変異を伴うファブリー病
解説 解説
ファブリー病は,先天的な遺伝子の異常(α-ガラクトシダーゼA遺伝子(GLA)の変異)によって,α-ガラクトシダーゼという酵素の働きが十分でないために,グロボトリアオシルセラミドなどの物質が細胞内に蓄積し,腎障害,心筋症,脳血管疾患などが現れる疾患です。これまでファブリー病の治療薬として注射薬(酵素補充療法)が発売されていますが,本剤は経口服用による世界初の治療薬で,本剤の有効成分であるミガーラスタットに反応性がある場合に使用されます。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……高齢者
(3)服用法……(1)本剤は食事の影響を受けるため,食事の前後2時間を避けて服用します。(2)服用時刻は原則毎回一定にします。服用予定時刻に服用できなかった場合は,服用予定時刻から12時間以内に服用します。服用予定時刻から12時間を超えた場合は,次の服用予定日時から服用を再開します。
(4)定期的検査……本剤の服用中は,定期的に腎機能,心機能,臨床検査値などを確認するなど経過を十分に観察し,効果が認められない場合には治療法の変更を考慮します。
(5)重度の腎機能障害……本剤の血中濃度が上昇するおそれがあることから,重度の腎機能障害がある人の服用は推奨されていません。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児(12歳未満)での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(2)慎重に服用すべき場合……高齢者
(3)服用法……(1)本剤は食事の影響を受けるため,食事の前後2時間を避けて服用します。(2)服用時刻は原則毎回一定にします。服用予定時刻に服用できなかった場合は,服用予定時刻から12時間以内に服用します。服用予定時刻から12時間を超えた場合は,次の服用予定日時から服用を再開します。
(4)定期的検査……本剤の服用中は,定期的に腎機能,心機能,臨床検査値などを確認するなど経過を十分に観察し,効果が認められない場合には治療法の変更を考慮します。
(5)重度の腎機能障害……本剤の血中濃度が上昇するおそれがあることから,重度の腎機能障害がある人の服用は推奨されていません。
(6)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳しないことが望ましい。
・小児(12歳未満)での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
重大な副作用はありませんが,そのほかの副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)すぐに処方医に連絡する副作用……動悸/回転性めまい/下痢,悪心,腹痛,便秘,口内乾燥,便意切迫,消化不良,嘔吐/疲労,疼痛/体重増加/筋痙縮(けいしゅく),筋肉痛,斜頸,四肢痛/頭痛,浮動性めまい,錯感覚,感覚鈍麻/うつ病/呼吸困難,鼻出血/発疹,かゆみ
(2)検査などでわかる副作用……血中クレアチンホスホキナーゼ増加/血圧上昇/タンパク尿
(2)検査などでわかる副作用……血中クレアチンホスホキナーゼ増加/血圧上昇/タンパク尿
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
- 1点
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27