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リムパーザ (オラパリブ) アストラ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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りむぱーざ

リムパーザ

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/分子標的治療薬

解説タイトル

オラパリブ

一般名解説

オラパリブ
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 100mg 1錠 3,996.00円
錠剤 / 150mg 1錠 5,932.50円

製薬会社解説

アストラ

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

抗悪性腫瘍薬(ポリアデノシン5’二リン酸リボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬)

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

識別コード解説

100mg 包装コード: 本体コード:OP 100
150mg 包装コード: 本体コード:OP 150

その他解説

保険収載年:2018/4

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

白金系抗悪性腫瘍薬感受性の再発卵巣がんにおける維持療法/がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん

解説解説

卵巣がんは,初回治療として腫瘍減量手術の実施後に白金製剤(白金錯体抗がん薬) (プラチナ製剤)を含むタキサン系抗悪性腫瘍薬(イチイ由来抗腫瘍薬)による治療を,少なくとも6サイクル行うことが標準療法とされています。しかし,奏効率が高いにもかかわらず,3年以内に約70%の人で再発が認められます。
本剤は,DNA損傷応答機能を活用した新規作用機序の薬剤(PARP阻害薬)で,プラチナ製剤ベースの化学療法が奏効している(感受性のある)再発卵巣がんの維持療法薬として期待されています。
本剤はまた,手術不能または再発乳がんにも有効であることが判明し,2018年7月に適応症が追加承認されました。アントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬(アントラサイクリン系抗生物質)およびタキサン系抗悪性腫瘍薬(イチイ由来抗腫瘍薬)を含む化学療法歴のある人が対象で,体外診断薬などを用いた検査でBRCA遺伝子変異(乳がん,卵巣がん,前立腺がんなどの一部でみられる遺伝子変異)を有することが確認された人に使用されます。HER2についてはラパチニブトシル酸塩水和物(ラパチニブトシル酸塩水和物)の解説を参照してください。

使用上の注意

警告解説

本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもと,本剤が適切と判断される人のみが服用する薬剤です。治療開始に先立ち,患者または家族は医師から有効性および危険性について十分に聞き・たずね,同意してから使用することが大切です。

基本的注意解説

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴
(2)慎重に服用すべき場合……重度の肝機能障害/腎機能障害
(3)定期的に検査……本剤の服用によって貧血,好中球減少,白血球減少,血小板減少,リンパ球減少などの骨髄抑制が現れることがあるので,服用開始前および服用中は定期的に血液検査を行います。
(4)避妊……妊娠可能な女性およびそのパートナーの男性は,本剤の服用期間中および治療終了から一定期間は適切な避妊を行ってください。動物実験で胚・胎児死亡,催奇形性(眼球異常,椎骨・肋骨の欠損など),染色体異常誘発性が報告されています。
(5)飲食物……(1)グレープフルーツ含有食品は,本剤の血中濃度を上昇させるおそれがあるので,本剤の服用中は摂取しないでください。(2)セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品は,本剤の血中濃度を低下させて有効性を弱めるおそれがあるので,本剤の服用中は摂取しないでください。
(6)その他……
・妊婦での安全性……未確立。原則として服用しない。やむを得ず使用するときは有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性……服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)骨髄抑制(貧血,好中球減少,白血球減少,血小板減少,リンパ球減少など)。(2)間質性肺疾患。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……発疹,過敏症,皮膚炎/頭痛,浮動性めまい/せき,呼吸困難/悪心,嘔吐,下痢,食欲減退,消化不良,味覚異常,腹痛,便秘,口内炎,上腹部痛/疲労,無力症
(2)検査などでわかる副作用……クレアチニン増加,平均赤血球容積(MCV)増加

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると本剤の血中濃度が上昇し,副作用の発現頻度・重症度が増加するおそれがある薬剤……強いCYP3A阻害薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),リトナビル(エイズ治療薬(2)),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬)など),中程度のCYP3A阻害薬(塩酸シプロフロキサシン(ニューキノロン剤),ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),エリスロマイシン(マクロライド),フルコナゾール(深在性真菌治療薬),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬)など)
(2)併用すると本剤の血中濃度が低下し,有効性が弱まるおそれがある薬剤……CYP3A誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン)など)

海外評価解説

  • 5.0点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第32版(2019年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2019/09/24

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