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ザルトラップ点滴静注 (アフリベルセプト ベータ(遺伝子組み換え)) サノフィ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ざるとらっぷてんてきじょうちゅう

ザルトラップ点滴静注

処方薬

処方薬情報の見方

種別

注射薬

大分類/中分類

がんに使われる注射薬/分子標的治療薬

解説タイトル

アフリベルセプト ベータ(遺伝子組み換え)

一般名解説

アフリベルセプト ベータ(遺伝子組み換え)
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

注射用剤 / 100mg4mL 1瓶 77,508.00円
注射用剤 / 200mg8mL 1瓶 151,020.00円

製薬会社解説

サノフィ

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

VEGF(血管内皮増殖因子)阻害薬

規制解説

劇薬

使用量と回数解説

識別コード解説

その他解説

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん

解説解説

本剤は,ベバシズマブ(ベバシズマブ(遺伝子組み換え))などと同様に,VEGF(血管内皮増殖因子)阻害薬の一つです。VEGF-A,VEGF-B,およびPlGF(胎盤増殖因子)に高い親和性で結合し,VEGF受容体シグナルによる腫瘍血管の内皮細胞増殖,血管新生,血管透過性亢進を阻害することで抗腫瘍効果を発揮します。
イリノテカン塩酸塩(イリノテカン塩酸塩),レボホリナートカルシウム(レボホリナートカルシウム),フルオロウラシル(フルオロウラシル)の3剤による併用療法をFOLFIRI療法といいますが,本剤はこの療法に併用して使用します。

使用上の注意

警告解説

(1)本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設で,がん化学療法に十分な知識・経験をもつ医師のもと,本剤が適切と判断される人にのみ投与しなければなりません。また,治療開始に先立ち,患者または家族は医師から有効性および危険性について十分に聞き・たずね,同意してから使用することが大切です。
(2)本剤の投与により重度の消化管出血,および消化管穿孔(せんこう)が現れることがあり,死亡に至る例が報告されています。十分に観察を行い,異常が認められた場合には本剤の投与を中止します。

基本的注意解説

(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対する重篤なアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に使用すべき場合……消化管など腹腔内の炎症を合併している人/消化管出血などの出血が認められている人/出血素因や凝固系異常のある人または抗凝固薬を投与している人/高血圧症/血栓塞栓症またはその前歴/大きな手術の術創が治癒していない人
(3)定期的検査……本剤の使用によって,高血圧,ネフローゼ症候群・タンパク尿,好中球減少症・発熱性好中球減少症が現れることがあるので,本剤投与開始前および投与期間中は定期的に血圧を測定し,尿タンパク,血液も検査します。
(4)避妊……妊娠する可能性がある女性,およびパートナーが妊娠する可能性のある男性は,本剤の使用中および使用中止後の一定期間,適切な方法で避妊してください。動物実験において,催奇形性および胎児毒性などが認められています。
(5)その他……
・授乳婦での安全性……原則として使用しない。やむを得ず使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性……未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)出血(消化管出血,血尿,術後出血,鼻出血,頭蓋内出血,肺出血,喀血など)。(2)消化管穿孔。(3)瘻孔(ろうこう)。(4)高血圧,高血圧クリーゼ。(5)ネフローゼ症候群,タンパク尿。(6)好中球減少症,発熱性好中球減少症。(7)重度の下痢。(8)Infusion reaction(注入反応,点滴反応→気管支けいれん,呼吸困難,血管浮腫,アナフィラキシーなど)。(9)創傷治癒遅延による合併症(創離開,縫合不全など)。(10)可逆性後白質脳症症候群(けいれん発作,頭痛,精神状態変化,視覚障害など)。(11)動脈血栓塞栓症(一過性脳虚血発作,脳血管発作,狭心症,心臓内血栓,心筋梗塞,動脈塞栓症など)。(12)静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症,肺塞栓症など)。(13)血栓性微小血管症(貧血,血小板減少,腎機能障害など)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……頭痛/発声障害,口腔咽頭痛,鼻漏/食欲減退,下痢,口内炎,腹痛,痔核,上腹部痛,アフタ性口内炎,肛門周囲痛,歯痛,虚血性大腸炎/手掌・足底発赤知覚不全症候群,皮膚色素過剰/心不全/尿路感染,鼻咽頭炎,上気道感染,肺炎,カテーテル留置部位感染,歯感染/脱水,体重減少,疲労,無力症,顎骨壊死
(2)検査などでわかる副作用……血小板減少症,白血球減少症/血清クレアチニン上昇/ALT・AST上昇/駆出率低下

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

海外評価解説

プレグナンシー・カテゴリー解説

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  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/08/14

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