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ナルサス (ヒドロモルフォン塩酸塩) 第一三共プロファーマ=第一三共 [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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なるさす

ナルサス

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

がんに使われる内服薬/がんに使われるその他の薬剤

解説タイトル

がん疼痛治療薬(8)

一般名解説

ヒドロモルフォン塩酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 2mg 1錠 202.80円
錠剤 / 6mg 1錠 530.20円
錠剤 / 12mg 1錠 972.20円
錠剤 / 24mg 1錠 1,782.80円

製薬会社解説

第一三共プロファーマ=第一三共

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

あへん系麻薬性鎮痛薬

規制解説

劇薬,麻薬

使用量と回数解説

識別コード解説

2mg 包装コード: 本体コード:DC:E 2
6mg 包装コード: 本体コード:DC:E 6
12mg 包装コード: 本体コード:DC:E 12
24mg 包装コード: 本体コード:DC:E 24

その他解説

保険収載年:2017/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛

解説解説

本剤は,海外において80年以上販売されているあへん系麻薬性鎮痛薬で,WHO(世界保健機関)のがん疼痛治療のためのガイドラインなどにおいて標準薬に位置づけられています。
ナルラピドは即効性製剤で,服用後すぐに効果を発揮します。突出痛(一過性の増強する痛み)に対応するための薬で,通常1日4~24mgを4~6回に分割して服用します。
一方,ナルサスは1日中ずっと続く持続痛に用い,服用後に有効成分が少しずつ溶け出して効果を発揮します。通常,1日4~24mgを1日1回服用します。

使用上の注意

警告解説

基本的注意解説

*両剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……重篤な呼吸抑制/気管支ぜんそくの発作中/慢性肺疾患に続発する心不全/けいれん状態(てんかん重積症,破傷風,ストリキニーネ中毒)/麻痺性イレウス/急性アルコール中毒/本剤の成分およびアヘンアルカロイドに対するアレルギーの前歴/出血性大腸炎(腸管出血性大腸菌(O157など)や赤痢菌などの重篤な細菌性下痢)
(2)特に慎重に服用すべき場合(原則禁忌,処方医と連絡を絶やさないこと)……細菌性下痢
(3)慎重に服用すべき場合……心機能障害あるいは低血圧/呼吸機能障害/肝機能障害/腎機能障害/脳の器質的障害/ショック状態/代謝性アシドーシス/甲状腺機能低下症(粘液水腫など)/副腎皮質機能低下症(アジソン病など)/薬物依存・アルコール依存またはその前歴/前立腺肥大による排尿障害,尿道狭窄,尿路手術術後の人/器質的幽門狭窄または最近消化管手術を受けた人/けいれんの前歴/胆のう障害,胆石症または膵炎/重篤な炎症性腸疾患/衰弱者/高齢者
(4)依存性……本剤の連用により薬物依存を生じることがあるので,処方医の指示を守って服用してください。
(5)退薬症候……連用中に服用量を急激に減少または中止すると,あくび,くしゃみ,流涙,発汗,悪心,嘔吐,下痢,腹痛,散瞳,頭痛,不眠,不安,譫妄(せんもう),ふるえ,全身の筋肉・関節痛,呼吸促迫などの退薬症候が現れることがあります。自己判断で,減量や中止をしないでください。
(6)強い眠け……本剤によって鎮痛効果が得られている人で,通常とは異なる強い眠けがある場合には過量服用の可能性があります。過量服用すると呼吸抑制,意識不明,けいれん,錯乱,血圧低下,重篤な脱力感,重篤なめまい,嗜眠(しみん),心拍数の減少,神経過敏,不安,縮瞳,重度の低酸素症による著明な散瞳,皮膚冷感などがおこりやすくなるので,強い眠けを感じたら服用を中止して直ちに処方医に連絡してください。
(7)服用法……[ナルサス]本剤は徐放性製剤であることから,急激な血中濃度の上昇による重篤な副作用の発現を避けるため,服用に際して,割ったり,砕いたり,あるいはかみ砕いたりせず,必ず飲み物と一緒にそのまま服用してください。
(8)適切な使用・管理……(1)本剤を目的以外に使用しないでください。(2)本剤は子どもの手の届かないところに保管してください。(3)本剤が不要となった場合には,病院または薬局へ返却してください。
(9)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠け,めまいがおこるおそれがあります。服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(10)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)連用により薬物依存。(2)呼吸抑制(息切れ,呼吸緩慢,不規則な呼吸,呼吸異常など)。(3)意識障害(昏睡,昏迷,錯乱,譫妄など)。(4)イレウス(麻痺性イレウスを含む),中毒性巨大結腸。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

(1)おこることがある副作用……発疹/傾眠,めまい,味覚異常/呼吸困難/悪心,嘔吐,便秘,食欲不振,腹部不快感/倦怠感,異常感,発熱
(2)検査などでわかる副作用……肝機能異常

併用してはいけない薬解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると呼吸抑制,低血圧,顕著な鎮静,昏睡がおこることがある薬剤など……中枢神経抑制薬(フェノチアジン誘導体(フェノチアジン系薬剤),バルビツール酸誘導体(バルビツール酸誘導体)など),吸入麻酔薬,MAO阻害薬,三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬),β遮断薬(ベーター・ブロッカー(適応症に不整脈を含むもの))(ベーター・ブロッカー(適応症が高血圧症のみのもの))/アルコール
(2)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……クマリン系抗凝血薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム))
(3)併用すると麻痺性イレウスに至る重篤な便秘または尿貯留がおこるおそれがある薬剤……抗コリン作用をもつ薬剤
(4)併用すると本剤の作用が弱まることがある,また退薬症候がおこることがある薬剤……ブプレノルフィン塩酸塩(ブプレノルフィン塩酸塩),塩酸ペンタゾシン(がん疼痛治療薬(6)

海外評価解説

  • 5.5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2018年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/02/09

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