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もぞびるひかちゅう
モゾビル皮下注
注射薬
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
自家末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員促進
解説 解説
自家末梢血幹細胞移植は,前もって自分(自家)の末梢血から造血幹細胞を採取し保存しておき,強力な抗がん薬治療や放射線治療を行ったあと,治療によって破壊された血液をつくり出す骨髄の機能を,保存しておいた造血幹細胞を体に戻して回復を促す方法です。特に難治性の血液がんに対する療法として有効な内科的治療法です。
しかし,患者さんの中には十分な量の造血幹細胞を採取できない場合があり,また造血幹細胞の収集には身体的・時間的に大きな負担がかかります。本剤は,骨髄から末梢血中への造血幹細胞の「動員」を促進させる働きがあり,造血幹細胞採取の実施回数の減少と採取率の向上,さらに患者さんの負担を軽減できる薬剤として期待されています。
なお,本剤は白血球増加薬のG-CSF製剤(フィルグラスチム(フィルグラスチム(遺伝子組み換え))など)と併用して用います。
しかし,患者さんの中には十分な量の造血幹細胞を採取できない場合があり,また造血幹細胞の収集には身体的・時間的に大きな負担がかかります。本剤は,骨髄から末梢血中への造血幹細胞の「動員」を促進させる働きがあり,造血幹細胞採取の実施回数の減少と採取率の向上,さらに患者さんの負担を軽減できる薬剤として期待されています。
なお,本剤は白血球増加薬のG-CSF製剤(フィルグラスチム(フィルグラスチム(遺伝子組み換え))など)と併用して用います。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に使用すべき場合……中等度以上の腎機能障害
(3)アレルギー反応,過敏症……本剤の投与によってショック,アナフィラキシーを含むアレルギー反応および過敏症が現れることがあり,特に本剤の初回投与時に多く認められています。
(4)避妊……妊娠する可能性がある人は,本剤の服用中および服用中止後の一定期間,適切な方法で避妊してください。動物実験(ラット,ウサギ)において,催奇形性が認められています。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(2)慎重に使用すべき場合……中等度以上の腎機能障害
(3)アレルギー反応,過敏症……本剤の投与によってショック,アナフィラキシーを含むアレルギー反応および過敏症が現れることがあり,特に本剤の初回投与時に多く認められています。
(4)避妊……妊娠する可能性がある人は,本剤の服用中および服用中止後の一定期間,適切な方法で避妊してください。動物実験(ラット,ウサギ)において,催奇形性が認められています。
(5)その他……
・授乳婦での安全性:使用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用 解説
(1)ショック,アナフィラキシー。(2)脾腫,脾破裂。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(1)おこることがある副作用……錯感覚,頭痛,不眠症,浮動性めまい,悪夢,異常な夢,血管迷走神経性反応(起立性低血圧,失神)/下痢,悪心,鼓腸,腹痛,嘔吐,腹部膨満,腹部不快感,便秘,消化不良,口内乾燥,口の感覚鈍麻/多汗症,紅斑/注射部位反応,疲労,関節痛,筋骨格痛,倦怠感
(2)検査などでわかる副作用……白血球増加症
(2)検査などでわかる副作用……白血球増加症
併用してはいけない薬 解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価 解説
プレグナンシー・カテゴリー 解説
- D
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第33版(2023年7月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて 株式会社 法研 に帰属します。
データ更新日:2023/09/27