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ブリリンタ (チカグレロル) アストラ [処方薬]の解説、注意、副作用 お薬検索[薬事典]- メディカルiタウン


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ぶりりんた

ブリリンタ

処方薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

その他の循環器系の薬/血液凝固を防ぐ薬

解説タイトル

ADP受容体阻害薬

一般名解説

チカグレロル
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価解説

錠剤 / 60mg 1錠 100.30円
錠剤 / 90mg 1錠 141.40円

製薬会社解説

アストラ

先発/ジェネリック解説

先発品

分類解説

抗血小板薬(ADP受容体阻害薬)

規制解説

使用量と回数解説

急性冠症候群:初回用量を180mg,2回目以降の維持用量を90mgとして,1日2回服用。陳旧性心筋梗塞:1回60mgを1日2回服用。

識別コード解説

60mg 包装コード:60 T 本体コード:60 T
90mg 包装コード:90 T 本体コード:90 T

その他解説

保険収載年:2016/11

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的解説

[プラスグレル塩酸塩の適応症]経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される以下の虚血性心疾患→急性冠症候群(不安定狭心症,非ST上昇心筋梗塞,ST上昇心筋梗塞),安定狭心症,陳旧性心筋梗塞
[チカグレロルの適応症]〔90mg〕経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される急性冠症候群(不安定狭心症,非ST上昇心筋梗塞,ST上昇心筋梗塞)→ただし,アスピリンを含む抗血小板薬2剤併用療法が適切である場合で,かつ,アスピリンと併用する他の抗血小板薬の服用が困難な場合に限る
〔60mg〕以下のリスク因子を1つ以上もつ陳旧性心筋梗塞のうち,アテローム血栓症の発現リスクが特に高い場合→(1)65歳以上,(2)薬物療法を必要とする糖尿病,(3)2回以上の心筋梗塞の前歴,(4)血管造影で確認された多枝病変のある冠動脈疾患,(5)末期でない慢性の腎機能障害(クレアチニンクリアランス60mL/分未満)

解説解説

ADP受容体阻害薬は,血小板膜上のADP受容体を選択的かつ非可逆的に阻害することで血小板の凝集を抑制し,血液を固まりにくくします。クロピドグレル(クロピドグレル)と同様に,経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患に使われ,アスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用))と併用することになっています。
チカグレロル60mgは,上記「処方目的」に示した(1)~(5)のリスク因子を1つ以上もつ陳旧性心筋梗塞患者であって,さらに患者背景,冠動脈病変の状況などから,イベント発現リスクが特に高く,出血の危険性を考慮しても抗血小板薬2剤併用療法の継続が適切と判断される患者のみに使用します。

使用上の注意

警告解説

基本的注意解説

*両剤の添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/出血している人(頭蓋内出血,消化管出血,尿路出血,喀血,硝子体出血など)/血友病
[チカグレロルのみ]頭蓋内出血の前歴/中等度または重度の肝機能障害/強いCYP3A阻害薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド),ネルフィナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),サキナビルメシル酸塩,リトナビル(エイズ治療薬(2)),テラプレビル,インジナビル硫酸塩エタノール付加物,コビシスタットを含む薬剤〔スタリビルド(エイズ治療薬(3))〕)の服用中/強いCYP3A誘導剤(リファンピシン(リファンピシン),リファブチン(リファブチン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン))の服用中
(2)慎重に服用すべき場合……[プラスグレル塩酸塩]出血傾向およびその素因のある人(頭蓋内出血の前歴のある人)/高度の肝機能障害/高度の腎機能障害/高血圧が持続している人/脳梗塞または一過性脳虚血発作(TIA)の前歴/他のチエノピリジン系薬剤(クロピドグレル硫酸塩(クロピドグレル)など)に対するアレルギーの前歴/低体重の人/高齢者
[チカグレロル]出血傾向およびその素因のある人(受傷後または術後間もない人など)/出血の危険性を高めるおそれがある他の薬剤(非ステロイド性消炎鎮痛薬,抗凝固薬,血栓溶解薬など)を併用している人/腎機能障害/高血圧が持続している人/脳梗塞または一過性脳虚血発作(TIA)の前歴/徐脈の発現リスクの高い人(洞不全症候群,第2度,第3度房室ブロックのある人など)/β遮断薬を服用中/COPD,気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患/高尿酸血症,痛風または尿酸腎症の前歴/低体重の人/高齢者
(3)出血の危険性……本剤を服用すると通常よりも出血の危険性が高まります。異常な出血が認められた場合にはすぐに処方医に連絡します。また,他院(他科)を受診する際には,本剤を服用している旨を必ず医師に伝えてください。
(4)休薬期間……本剤による血小板凝集抑制が問題となるような手術を行う場合には,プラスグレル塩酸塩は14日以上前に,チカグレロルは5日以上前に服用を中止します。十分な休薬期間を設けることができない場合は,重大な出血のリスクが高まるので十分に注意してください。
(5)飲み忘れ……[チカグレロル]服用を忘れた場合は,次の服用予定時間に通常どおり1回分を服用し,一度に2回分を服用しないでください。
(6)[チカグレロル]セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品……一緒に摂取すると本剤の血漿中濃度が著しく低下し,本剤の有効性が弱まるおそれがあるので,服用中はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないでください。
(7)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用解説

(1)頭蓋内出血(頭痛,悪心・嘔吐,意識障害,片麻痺など),消化管系出血(歯肉出血,直腸出血,出血性胃潰瘍など),心嚢内出血など。(2)過敏症(血管浮腫,アナフィラキシーを含む)。
[プラスグレル塩酸塩のみ](3)血栓性血小板減少性紫斑病(倦怠感,食欲不振,紫斑などの出血症状,意識障害,溶血性貧血,発熱など)。(4)(類薬で)肝機能障害,黄疸,無顆粒球症,再生不良性貧血を含む汎血球減少症。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用解説

[プラスグレル塩酸塩]
(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……アレルギー症状(発疹,紅斑)
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……皮下出血,狭心症
(3)次回,受診した際に処方医に伝える副作用……出血傾向→皮下出血,鼻出血,血尿,血管穿刺(せんし)部位血腫,皮下血腫,穿刺部位出血,血腫,処置による出血,歯肉出血,便潜血,結膜出血,痔出血,創傷出血,喀血,胃腸出血,網膜出血,出血,上部消化管出血,口腔内出血,カテーテル留置部位出血,紫斑,硝子体出血,出血性腸憩室,下部消化管出血,点状出血,血管偽動脈瘤/貧血/肝機能障害/腎機能障害/浮動性めまい/下痢,便秘,悪心・嘔吐,胃食道逆流性疾患,腹痛,腹部不快感,胃炎/発疹,紅斑/末梢性浮腫,背部痛,血管穿刺部位腫脹,狭心症
(4)検査などでわかる副作用……血小板減少,好酸球増加,白血球減少/γ-GTP・AL-P・ALT・AST上昇/尿酸上昇,血中甲状腺刺激ホルモン増加

併用してはいけない薬解説

[チカグレロル](1)強いCYP3A阻害薬(イトラコナゾール(深在性真菌治療薬),ボリコナゾール(深在性真菌治療薬),クラリスロマイシン(マクロライド),ネルフィナビルメシル酸塩(エイズ治療薬(2)),サキナビルメシル酸塩,リトナビル(エイズ治療薬(2)),テラプレビル,インジナビル硫酸塩エタノール付加物,コビシスタットを含む薬剤(スタリビルド(エイズ治療薬(3))))→本剤の血漿中濃度が著しく上昇するおそれがあります。(2)強いCYP3A誘導薬(リファンピシン(リファンピシン),リファブチン(リファブチン),カルバマゼピン(カルバマゼピン),フェノバルビタール(バルビツール酸誘導体),フェニトイン(フェニトイン))→本剤の血漿中濃度が著しく低下し,本剤の有効性が弱まるおそれがあります。

注意して併用すべき薬

[プラスグレル塩酸塩]
(1)併用すると出血の危険性が増大するおそれがある薬剤……抗凝固薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム),ヘパリン,エドキサバントシル酸塩水和物(凝固第X因子阻害薬)など),血小板凝集抑制作用を有する薬剤(アスピリン(小用量アスピリン(血栓防止用))など),血栓溶解薬(ウロキナーゼ,アルテプラーゼなど),非ステロイド系解熱鎮痛薬(ロキソプロフェンナトリウム水和物(アリールプロピオン酸系NSAID),ナプロキセン(アリールプロピオン酸系NSAID)など)
[チカグレロル]
(1)併用すると出血を助長するおそれがある薬剤……抗凝固薬(ワルファリンカリウム(ワルファリンカリウム),ヘパリンなど),血栓溶解剤(ウロキナーゼ,アルテプラーゼなど),非ステロイド性消炎鎮痛剤(ナプロキセン(アリールプロピオン酸系NSAID)など)
(2)併用すると本剤の作用が強まるおそれがある薬剤……CYP3A阻害薬(ジルチアゼム塩酸塩(カルシウム拮抗薬),ベラパミル塩酸塩(カルシウム拮抗薬),フルコナゾール(深在性真菌治療薬)など),P-糖蛋白質を阻害する薬剤(シクロスポリン(シクロスポリン),キニジン硫酸塩水和物(キニジン硫酸塩水和物)など)
(3)併用すると本剤の作用が弱まるおそれがある薬剤……CYP3A誘導薬(エファビレンツ(エイズ治療薬(1)),モダフィニル(ナルコレプシーに用いる薬)など)
(4)本剤との併用で作用が強まるおそれがある薬剤……シンバスタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬),ジゴキシン(ジギタリス製剤

海外評価解説

  • 5.5点
  • 英
  • 米
  • 独
  • 仏

プレグナンシー・カテゴリー解説

  • PC
  • C

[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第31版(2018年8月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。

データ更新日:2018/08/14

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