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こそぷとみにはいごうてんがんえき
コソプトミニ配合点眼液
処方薬
※以下は同じ解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
解説解説
眼に存在する炭酸脱水酵素を阻害して房水の産生を抑制し,眼圧を下降させます。チモロールマレイン酸塩との配合剤であるコソプトとアゾルガについては,外用03-08-01交感神経遮断薬(交感神経遮断薬)の注意も参照してください。
使用上の注意
警告解説
基本的注意解説
*全剤の添付文書による
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い腎機能障害
[コソプト配合点眼液,アゾルガ配合懸濁性点眼液のみ]気管支ぜんそくまたはその前歴,気管支けいれん,重い慢性閉塞性肺疾患/コントロール不十分な心不全,洞性徐脈,房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),心原性ショック
(2)使用方法……(1)点眼のとき,容器の先端が眼やまわりの組織に触れないように注意します。(2)点眼に際しては原則としてあお向けになり,患側のまぶたを開いて結膜のう内に点眼し,1~5分間まぶたを閉じて涙のう部を圧迫させた後,眼を開きます。(3)他の点眼剤を併用する場合,トルソプトとコソプトは少なくとも5分以上,エイゾプトとアゾルガは少なくとも10分以上,間隔をあけてから点眼してください。(4)エイゾプトとアゾルガに含まれているベンザルコニウム塩化物は,ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので,点眼時はコンタクトレンズをはずし,15分以上経過後に再装用してください。
(3)危険作業に注意……エイゾプトあるいはアゾルガの点眼後には,一時的に目がかすむことがあるので,機械類の操作や自動車などの運転には十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:使用する場合は授乳を中止(アゾルガは原則として使用しない)。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
(1)使用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/重い腎機能障害
[コソプト配合点眼液,アゾルガ配合懸濁性点眼液のみ]気管支ぜんそくまたはその前歴,気管支けいれん,重い慢性閉塞性肺疾患/コントロール不十分な心不全,洞性徐脈,房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),心原性ショック
(2)使用方法……(1)点眼のとき,容器の先端が眼やまわりの組織に触れないように注意します。(2)点眼に際しては原則としてあお向けになり,患側のまぶたを開いて結膜のう内に点眼し,1~5分間まぶたを閉じて涙のう部を圧迫させた後,眼を開きます。(3)他の点眼剤を併用する場合,トルソプトとコソプトは少なくとも5分以上,エイゾプトとアゾルガは少なくとも10分以上,間隔をあけてから点眼してください。(4)エイゾプトとアゾルガに含まれているベンザルコニウム塩化物は,ソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので,点眼時はコンタクトレンズをはずし,15分以上経過後に再装用してください。
(3)危険作業に注意……エイゾプトあるいはアゾルガの点眼後には,一時的に目がかすむことがあるので,機械類の操作や自動車などの運転には十分に注意してください。
(4)その他……
・妊婦での安全性:有益と判断されたときのみ使用。
・授乳婦での安全性:使用する場合は授乳を中止(アゾルガは原則として使用しない)。
・小児での安全性:未確立。(「薬の知識」共通事項のみかた)
重大な副作用解説
[トルソプト点眼液,コソプト配合点眼液のみ](1)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。
[コソプト配合点眼液,アゾルガ配合懸濁性点眼液のみ](2)眼類天疱瘡(るいてんぽうそう)(結膜充血,角膜上皮障害,乾性角結膜炎,結膜萎縮,睫毛(しょうもう)内反,眼瞼眼球癒着など)。(3)気管支けいれん,呼吸困難,呼吸不全。(4)心ブロック,うっ血性心不全,脳虚血,心停止,脳血管障害。(5)SLE(全身性エリテマトーデス)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
[コソプト配合点眼液,アゾルガ配合懸濁性点眼液のみ](2)眼類天疱瘡(るいてんぽうそう)(結膜充血,角膜上皮障害,乾性角結膜炎,結膜萎縮,睫毛(しょうもう)内反,眼瞼眼球癒着など)。(3)気管支けいれん,呼吸困難,呼吸不全。(4)心ブロック,うっ血性心不全,脳虚血,心停止,脳血管障害。(5)SLE(全身性エリテマトーデス)。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用解説
併用してはいけない薬解説
併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。
注意して併用すべき薬
海外評価解説
プレグナンシー・カテゴリー解説
- [ご利用上の注意]
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
[処方薬]は、株式会社 法研から当社が許諾を得て使用している「医者からもらった薬がわかる本 第30版(2018年2月改訂デジタル専用版)」の情報です。掲載情報の著作権は、すべて株式会社 法研に帰属します。
データ更新日:2018/02/09