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オキサトミドDS

内服薬

処方薬情報の見方

種別

内服薬

大分類/中分類

皮膚科・泌尿器科の薬/皮膚科の薬(アレルギー用薬を含む)

解説タイトル

オキサトミド

一般名 解説

オキサトミド
この薬の先発薬・後発薬を全て見る

剤形/保険薬価 解説

ドライシロップ剤 / 2% 1g(小児用) 6.80円

製薬会社 解説

沢井

先発/ジェネリック 解説

ジェネリック ジェネリック医薬品

分類 解説

第二世代抗ヒスタミン薬

規制 解説

使用量と回数 解説

成人の場合は(錠剤),1回30mgを1日2回。小児の場合は(シロップ,ドライシロップ),ドライシロップ25mg/kg(体重),シロップ0.25mL/kg(体重)を1日2回,1回量最大ドライシロップ37.5mg/kg,シロップ0.375mL/kg。

識別コード 解説

その他 解説

保険収載年:1987/5

「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。

※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。[]内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。

処方目的 解説

(1)成人(錠剤)→アレルギー性鼻炎,じん麻疹,皮膚掻痒症,湿疹・皮膚炎,痒疹/(2)小児(ドライシロップ・シロップ)→アトピー性皮膚炎,じん麻疹,痒疹,気管支ぜんそく

解説 解説

オキサトミドは第二世代抗ヒスタミン薬に属します。抗ヒスタミン・抗ロイコトリエン作用の両方を持つベンズイミダゾロン系の抗アレルギー薬で,1日2回の服用で有効といわれています。

使用上の注意

警告 解説

基本的注意 解説

*オキサトミドの添付文書による

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギーの前歴/妊婦または妊娠している可能性のある人
(2)慎重に服用すべき場合……肝機能障害またはその前歴/幼児
(3)服用目的……本剤は,気管支ぜんそくにも使われます。ただし,気管支拡張薬や全身性ステロイド薬などと異なり,すでにおこっている気管支ぜんそく発作を速やかに抑える薬ではありません。
(4)季節性アレルギー疾患……本剤(錠剤)を季節性アレルギー性疾患の人が服用するときは,発作の出やすい季節の直前から服用を開始し,その季節が終了するまで続ける必要があります。
(5)事前に伝達……本剤はアレルゲン皮内反応を抑制します。アレルゲン皮内反応検査を受ける人は,事前にその旨を医師に伝えてください。実施する3~5日前より服用が中止になります。
(6)処方医へ報告……肝機能障害を経験したことがある人は,そのことを処方医に伝えてください。
(7)幼児……特に2歳以下の幼児が服用する場合は,錐体外路(すいたいがいろ)様症状がおこることがあるので,状態に十分気をつけてください。
(8)危険作業は中止……本剤を服用すると,眠けを催すおそれがあります。服用中は,高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(9)その他……
・授乳婦での安全性:服用するときは授乳を中止。(「薬の知識」共通事項のみかた

重大な副作用 解説

(1)肝炎,肝機能障害,黄疸。(2)ショック,アナフィラキシー(血圧低下,呼吸困難,全身紅潮,咽頭・喉頭浮腫など)。(3)皮膚粘膜眼症候群(スティブンス-ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症(TEN)。(4)血小板減少。
そのほかにも報告された副作用はあるので,体調がいつもと違うと感じたときは,処方医・薬剤師に相談してください。

その他の副作用 解説

(1)服用を中止し,すぐに処方医に連絡する副作用……発疹,むくみ(顔面,手足など)のアレルギー症状/硬直(口周囲,四肢)・眼球偏位・後屈頸・れん縮・振戦などの錐体外路症状/女性化乳房
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……月経障害,乳房痛/眠け,倦怠感,口渇,頭痛・頭重,めまい・ふらつき・立ちくらみ,しびれ感/膀胱炎様症状(頻尿,排尿痛,血尿,残尿感など),排尿困難/吐きけ・嘔吐,胃部不快感,下痢,便秘,胃痛,腹痛,食欲不振,食欲亢進,にがみ,腹部不快感,口内炎,舌のあれ/動悸/ほてり,鼻出血,発熱
(3)検査などでわかる副作用……好酸球増多

併用してはいけない薬 解説

併用してはいけない薬は特にありません。ただし,併用する薬があるときは,念のため処方医・薬剤師に報告してください。

注意して併用すべき薬

(1)併用すると眠け,倦怠感などが強く現れるおそれがある薬剤・薬物……中枢神経抑制薬(鎮静薬,催眠薬,麻薬性鎮痛薬など)/アルコール性飲料

海外評価 解説

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プレグナンシー・カテゴリー 解説


[ご利用上の注意]
薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。

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データ更新日:2023/09/27