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ぶろもくりぷちん
ブロモクリプチン
内服薬
種別
内服薬
大分類／中分類
内分泌疾患の薬／その他のホルモン剤・抗ホルモン剤
解説タイトル
乳汁分泌異常症治療薬
一般名 解説
ブロモクリプチンメシル酸塩
この薬の先発薬・後発薬を全て見る
剤形／保険薬価 解説
錠剤 ／ 2.5mg 1錠 13.10円
製薬会社 解説
富士製薬
先発／ジェネリック 解説
ジェネリック
分類 解説
バッカクアルカロイド
規制 解説
劇薬
使用量と回数 解説
1日1回2.5mg。効果をみながら1日5～7.5mgまで徐々に増量(2～3回に分けて服用)。末端肥大症・下垂体性巨人症・パーキンソン症候群の場合は，処方医の指示通りに服用。
識別コード 解説
2.5mg 包装コード：FJ B 25:2.5mg 本体コード：B 25
その他 解説
保険収載年：1979/4
「識別コード」は、薬の包装材や本体に数字・記号で記載されています。
※以下は同じ 解説タイトルで共通の解説です。［］内は一般名で、それぞれに該当する内容が書かれています。
処方目的 解説
解説 解説
また，脳内のドパミン系の神経に対する作用もあり(ドパミン受容体作動薬)，手足のふるえ・こわばり・体の動作が不自由になるなどのパーキンソン病症状の改善にも使われます。
使用上の注意
警告 解説
基本的注意 解説
(1)服用してはいけない場合……本剤の成分またはバッカクアルカロイドに対するアレルギーの前歴／妊娠高血圧症候群／産褥期高血圧／心臓弁膜の病変またはその前歴
(2)慎重に服用すべき場合……下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し，視力障害などが著明な末端肥大症(先端巨大症)・下垂体性巨人症の人／下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し，視力障害などが著明な高プロラクチン血性下垂体腺腫の人／肝機能障害・消化性潰瘍・精神病・重い心血管障害・腎疾患またはその前歴／レイノー病／妊婦または妊娠している可能性のある人
(3)減量・中止……本剤の減量また中止が必要な場合は，少しずつ減らしていくことが必要です。本剤の急激な減量・中止により，悪性症候群を誘発することがあります。また，ドパミン受容体作動薬の急激な減量・中止により，薬剤離脱症候群(無感情，不安，うつ，疲労感，発汗，疼痛などを特徴とする)が現れることがあります。
(4)氷罨法（ひょうあんぽう）……産褥性乳汁分泌の抑制のために本剤を服用するときは，氷罨法(氷のうなどで冷やす)などの補助的方法を併用することがあります。
(5)女性……(1)動物実験(ラット)で，長期大量投与によって子宮腫瘍が発生したとの報告があります。女性が本剤を長期に連用するときには，定期的に婦人科検査を受ける必要があります。(2)妊娠を希望する人は，妊娠を早期に発見するため，定期的に妊娠反応などの検査を受ける必要があります。妊娠を望まない人は避妊をしてください。(3)高プロラクチン血性排卵障害の人が，本剤の服用中に妊娠が確認されたときは，ただちに服用を中止します。
(6)衝動制御障害……パーキンソン病の治療に本剤を服用すると，病的賭博(不利な結果を招くにもかかわらず，持続的にギャンブルを繰り返す状態)，病的性欲亢進，強迫性購買，暴食などの衝動制御障害がおこることがあります。これらの場合には減量または服用を中止します。また，本人および家族は，このような衝動制御障害の病状について説明を受けることが必要です。
(7)危険作業は中止……本剤を服用すると，著しい血圧下降，前兆のない突発的睡眠，傾眠などが現れるおそれがあります。服用中は，高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしてください。
(8)その他……
・妊婦での安全性：未確立。有益と判断されたときのみ服用。
・授乳婦での安全性：授乳を望む場合は服用しない。
・小児での安全性：未確立。（「薬の知識」共通事項のみかた）
重大な副作用 解説
そのほかにも報告された副作用はあるので，体調がいつもと違うと感じたときは，処方医・薬剤師に相談してください。
その他の副作用 解説
(2)すぐに処方医に連絡する副作用……ジスキネジア／視覚異常／薬剤離脱症候群(無感情，不安，うつ，疲労感，発汗，疼痛など)
(3)次回，受診した際に処方医に伝える副作用……傾眠，錯感覚，興奮，不安感，不眠，頭痛，口渇，鼻閉，気力低下状態，衝動制御障害(病的賭博，病的性欲亢進)，耳鳴り／霧視／夜間の脚のけいれん，寒冷による指趾の蒼白，頻脈，徐脈，不整脈，めまい，立ちくらみ，動悸，胸部不快感，むくみ，顔面潮紅／悪心，嘔吐，便秘，食欲不振，胃痛・腹痛，胃部不快感，胸やけ，腹部膨満感，下痢，口内乾燥／尿失禁／倦怠感，頭髪の脱毛，帯下(おりもの)の増加，しびれ感，呼吸困難，疲労
(4)検査などでわかる副作用……AST・ALT・AL-P上昇／血圧低下，起立性低血圧／貧血
併用してはいけない薬 解説
注意して併用すべき薬
(2)併用すると降圧作用が強く現れることがある薬剤……血圧降下薬
(3)併用すると胃腸系の副作用やアルコール不耐性をおこすことがある薬物……アルコール
(4)併用すると相互に作用が弱まることがある薬剤……フェノチアジン系薬剤（フェノチアジン系薬剤），ブチロフェノン系薬剤（ブチロフェノン系薬剤），イミノジベンジル系薬剤（イミノベンジル系抗精神病薬），非定型抗精神病薬（非定型抗精神病薬）（ベンゾジアゼピン系抗精神病薬），メトクロプラミド（メトクロプラミド），ドンペリドン（ドンペリドン）
(5)併用すると精神神経系の副作用が強まることがある薬剤……抗パーキンソン薬(レボドパ（ドパミン前駆物質(レボドパ)）など)
(6)本剤との併用で作用が強まることがある薬剤……シクロスポリン（シクロスポリン），タクロリムス水和物（タクロリムス水和物ほか）
(7)併用すると本剤の作用が強まることがある薬剤……マクロライド系抗生物質（マクロライド），HIVプロテアーゼ阻害薬（エイズ治療薬（２）），深在性真菌治療薬（深在性真菌治療薬）(アゾール系)，オクトレオチド酢酸塩（オクトレオチド酢酸塩）
海外評価 解説
- 5点
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プレグナンシー・カテゴリー 解説
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- B
- ［ご利用上の注意］
- 薬の服用にあたっては、必ず処方する医師、薬剤師の指示、又は製薬会社の説明書にしたがって下さい。 また、自分が疑っていた副作用が本書に記載してあるからといって、自己判断で服用をやめたりしないでください。 疑問な点があれば、すぐに医師、薬剤師に相談して下さい。本サイトに掲載後に承認された新薬もありますので、不明な薬については、医師、薬剤師にお問い合わせ下さい。
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データ更新日：2023/09/27
